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東京都民からカリスマ的な人気を集める天馬都知事はある日、局長たちを臨時招集すると、その会議の席上、悪化する財政建て直しの切り札として“ここ東京に原子力発電所を誘致する”と宣言する。この突如飛び出した都知事の爆弾発言を巡って会議室は混乱、推進派、反対派双方の意見が乱れ飛ぶ大激論へと発展していく。一方その頃、お台場にはフランスから船で極秘裏に運ばれてきた大量のプルトニウム燃料が陸揚げされていた。政府は、反対派の抗議運動を避けるため、そのプルトニウムを一般道路で福井県の原発まで輸送する計画を進めるのだったが…。<BR><BR>
東京都民からカリスマ的な人気を集める天馬都知事はある日、局長たちを臨時招集すると、その会議の席上、悪化する財政建て直しの切り札として“ここ東京に原子力発電所を誘致する”と宣言する。この突如飛び出した都知事の爆弾発言を巡って会議室は混乱、推進派、反対派双方の意見が乱れ飛ぶ大激論へと発展していく。一方その頃、お台場にはフランスから船で極秘裏に運ばれてきた大量のプルトニウム燃料が陸揚げされていた。政府は、反対派の抗議運動を避けるため、そのプルトニウムを一般道路で福井県の原発まで輸送する計画を進めるのだったが…。<BR><BR>
製作年: |
2002年 |
---|---|
製作国: |
日本 |
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
110分 | 1:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語 |
|
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
DMSM5741 | 2004年09月25日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
14枚 | 0人 | 0人 |
収録時間:
110分
字幕:
音声:
1:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
レイティング:
記番:
DMSM5741
レンタル開始日:
2004年09月25日
在庫枚数
14枚
1位登録者:
0人
2位登録者:
0人
DVD
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
110分 | 1:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語 |
|
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
DMSM5741 | 2004年09月25日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
14枚 | 0人 | 0人 |
収録時間:
110分
字幕:
音声:
1:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
レイティング:
記番:
DMSM5741
レンタル開始日:
2004年09月25日
在庫枚数
14枚
1位登録者:
0人
2位登録者:
0人
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20年前の広瀬隆著「東京に原発を」を映画化したような内容ですね。ある意味、滑稽でありながら、社会問題に真っ向から挑み、それを娯楽作品に仕上げたこのような作品で、「映画としての完成度・芸術性」うんぬんではなく、この題材を映画化した山川監督はなかなか男気のある人とお見受けします。
。
全編、極端なまでに原発反対の主張を貫いているようにみせます。
マイケル・ムーアのように推進派を徹底的におちょくり、こきおろします。どうせドキュメンタリー・社会問題をやるなら中途半端に中立の立場ではなく、これくらいはやってくれると面白いなぁと感じます。
都知事がいきなり、
「東京に原発を誘致する」
と言い出します。
「反対の行動をおこさないのは容認しているのと同じ事だ」
「絶対(安全)なんてことはないんだ!」
「人間は過ぎたことなど簡単に忘れてしまうのだ!」
と、さまざまな台詞がなるほどと、印象に残りました。
原発の危険性は、皆ある程度知っていても、反対運動はさほど盛り上がりません。それは原発は都市部には作らないので、都市部に住む人々からは原発に反対する声が広がらないからでしょう。実際に原発による電気を使っているのは都市部の人々の方が圧倒的に多いにも関わらずに。(私も人のことは言えません)
こうした実情をふまえての、問題提起というところでしょうか。原発が誘致される地域の住民数が多いところだろうと、少ないところだろうと、危険性はそこに住む人にとっては同じですからね。
ただ、原発の危険性について、いくつか事実と違う表現があったのは気になりました。放射能を病原菌に例えてましたけど、空気感染はしないし、病原菌のように増えたりもしません。
地震の加速度計算でも、浜岡原発の許容量は、関東大震災にも耐えられないから、東海大地震ではなおさらというような表現をしてましたけど、関係者によると、あれは実験データの条件が全く違うので実際は、関東大震災の2倍近いマグニチュードにも耐えられると言ってました。(私は、原発推進論者でも有りませんし、絶対という事はないと思いますけど)
総論賛成・各論反対という図式は、今の日本では至る所で存在します。この原発もそうですが、葬儀場(焼き場)しかり、産業廃棄物の処分場しかり、
「どこかに必要だというのはわかるけど、ウチの隣にできるのは嫌だ」
と、皆思うのです。賛否は別として、自分には無関係と思っていた問題を、しっかりと考えてみようと思わせるのには、いい作品ではないかと思います。
学校で上映して、生徒にディベートさせてみたりしたら面白いですよね。
完成してから約2年も公開されなかった問題作だそうですが、そんなに危ない表現がありましたかね?この程度で配給会社が公開を引き受けないというのが、逆に日本の問題なような気がします。反原発映画ではなく、原発を題材に現在の日本の政治状況を皮肉る映画ですね。
殆どが都庁内部の会議室でのやりとりで展開されて行きます。
「十二人の怒れる男」「十二人の優しい日本人」と同様の構成で、金はかかってませんね。それでも、緊迫感のある良い作品はできるんです。。
このレビューは気に入りましたか? 15人の会員が気に入ったと投稿しています
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
難しいテーマというよりは、意外と誰もがきちんと理解していないテーマだ。
会議室で繰り広げられる
議論やデータの披露はなかなか興味深い。しかし、専門家通しの議論ならまだしも
東大教授とやらの一方的な説明では片手落ちともいえる。結果のデータは次々に
見せていたが条件が提示されていないところがちょっと気になってしまった。ひとつ
間違えば誘導されてしまうシーンなので問題が問題だけに映画といえども慎重さが
求められるところだ。
それよりも知事やその側近達に散りばめられたセリフに監督の思いが垣間見え、
無関心な人間達への問題意識の欠落を訴えている部分には考えさせられるものが
ある。本作はあくまでも原発をターゲットにしているのだが、本質はもっと広範囲を
狙っているのかもしれない。
プルトニウムを秘密裏に陸送し、それをジャックされるという犯罪が並行して描かれ
ている。これは原子力というものの恐怖を擦り合わせたかったのだとは思うのだが、
蛇足ではないだろうか。会議室で終始しても意外と面白かったのかもしれない。
コメディタッチの軽いノリにすることで何を狙ったのかは定かではないが、お気楽な
官僚達を表現したいのであればこれは痛烈な皮肉ともとれる。電話で機密を喋る
人間なんてそうそういないと思うのだが、要するに危機管理の意識が悲しいほど
低レベルな日本人への皮肉をこめたメッセージだと私は受け取った。
しかし、この手の作品を作るのは日本は決して上手いとはお世辞にも言えない。
これってわざとか!?
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ユーザーレビュー:56件
投稿日
2008/06/25
レビュアー
こんちゃん※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
20年前の広瀬隆著「東京に原発を」を映画化したような内容ですね。ある意味、滑稽でありながら、社会問題に真っ向から挑み、それを娯楽作品に仕上げたこのような作品で、「映画としての完成度・芸術性」うんぬんではなく、この題材を映画化した山川監督はなかなか男気のある人とお見受けします。
。
全編、極端なまでに原発反対の主張を貫いているようにみせます。
マイケル・ムーアのように推進派を徹底的におちょくり、こきおろします。どうせドキュメンタリー・社会問題をやるなら中途半端に中立の立場ではなく、これくらいはやってくれると面白いなぁと感じます。
都知事がいきなり、
「東京に原発を誘致する」
と言い出します。
「反対の行動をおこさないのは容認しているのと同じ事だ」
「絶対(安全)なんてことはないんだ!」
「人間は過ぎたことなど簡単に忘れてしまうのだ!」
と、さまざまな台詞がなるほどと、印象に残りました。
原発の危険性は、皆ある程度知っていても、反対運動はさほど盛り上がりません。それは原発は都市部には作らないので、都市部に住む人々からは原発に反対する声が広がらないからでしょう。実際に原発による電気を使っているのは都市部の人々の方が圧倒的に多いにも関わらずに。(私も人のことは言えません)
こうした実情をふまえての、問題提起というところでしょうか。原発が誘致される地域の住民数が多いところだろうと、少ないところだろうと、危険性はそこに住む人にとっては同じですからね。
ただ、原発の危険性について、いくつか事実と違う表現があったのは気になりました。放射能を病原菌に例えてましたけど、空気感染はしないし、病原菌のように増えたりもしません。
地震の加速度計算でも、浜岡原発の許容量は、関東大震災にも耐えられないから、東海大地震ではなおさらというような表現をしてましたけど、関係者によると、あれは実験データの条件が全く違うので実際は、関東大震災の2倍近いマグニチュードにも耐えられると言ってました。(私は、原発推進論者でも有りませんし、絶対という事はないと思いますけど)
総論賛成・各論反対という図式は、今の日本では至る所で存在します。この原発もそうですが、葬儀場(焼き場)しかり、産業廃棄物の処分場しかり、
「どこかに必要だというのはわかるけど、ウチの隣にできるのは嫌だ」
と、皆思うのです。賛否は別として、自分には無関係と思っていた問題を、しっかりと考えてみようと思わせるのには、いい作品ではないかと思います。
学校で上映して、生徒にディベートさせてみたりしたら面白いですよね。
完成してから約2年も公開されなかった問題作だそうですが、そんなに危ない表現がありましたかね?この程度で配給会社が公開を引き受けないというのが、逆に日本の問題なような気がします。反原発映画ではなく、原発を題材に現在の日本の政治状況を皮肉る映画ですね。
殆どが都庁内部の会議室でのやりとりで展開されて行きます。
「十二人の怒れる男」「十二人の優しい日本人」と同様の構成で、金はかかってませんね。それでも、緊迫感のある良い作品はできるんです。。
投稿日
2009/08/24
レビュアー
MonPetit※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
難しいテーマというよりは、意外と誰もがきちんと理解していないテーマだ。
会議室で繰り広げられる
議論やデータの披露はなかなか興味深い。しかし、専門家通しの議論ならまだしも
東大教授とやらの一方的な説明では片手落ちともいえる。結果のデータは次々に
見せていたが条件が提示されていないところがちょっと気になってしまった。ひとつ
間違えば誘導されてしまうシーンなので問題が問題だけに映画といえども慎重さが
求められるところだ。
それよりも知事やその側近達に散りばめられたセリフに監督の思いが垣間見え、
無関心な人間達への問題意識の欠落を訴えている部分には考えさせられるものが
ある。本作はあくまでも原発をターゲットにしているのだが、本質はもっと広範囲を
狙っているのかもしれない。
プルトニウムを秘密裏に陸送し、それをジャックされるという犯罪が並行して描かれ
ている。これは原子力というものの恐怖を擦り合わせたかったのだとは思うのだが、
蛇足ではないだろうか。会議室で終始しても意外と面白かったのかもしれない。
コメディタッチの軽いノリにすることで何を狙ったのかは定かではないが、お気楽な
官僚達を表現したいのであればこれは痛烈な皮肉ともとれる。電話で機密を喋る
人間なんてそうそういないと思うのだが、要するに危機管理の意識が悲しいほど
低レベルな日本人への皮肉をこめたメッセージだと私は受け取った。
しかし、この手の作品を作るのは日本は決して上手いとはお世辞にも言えない。
これってわざとか!?
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東京原発