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狩人と犬、最後の旅 / ノーマン・ウィンター

狩人と犬、最後の旅 /ニコラ・ヴァニエ

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DVD

旧作

お届け率:100%

解説・ストーリー

 ロッキー山脈の過酷で雄大な大自然の中、昔ながらの罠猟をして生きる実在の老狩人ノーマン・ウィンターを主人公に、彼と愛犬たちとの感動の実話を基に描くアドベンチャー・ドラマ。監督は、自身もフランスの著名な冒険家であるニコラス・ヴァニエ。妻のネブラスカと7頭の犬ぞり犬たちと厳しくも美しい大自然の中で暮らしてきたノーマンだったが、森林伐採で動物たちが減少していく現実を前に、今年限りでロッキーを去る決意を固める。そんな最後の猟の旅を目前にしたある日、彼は生後10ヵ月のメスのシベリアン・ハスキー、アパッシュと出会う。

作品情報

製作年:

2004年

製作国:

フランス/カナダ/ドイツ/スイス/イタリア

原題:

LE DERNIER TRAPPEUR/THE LAST TRAPPER

DVD

旧作

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ジャンル :

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「狩人と犬、最後の旅」 の解説・あらすじ・ストーリー

解説・ストーリー

 ロッキー山脈の過酷で雄大な大自然の中、昔ながらの罠猟をして生きる実在の老狩人ノーマン・ウィンターを主人公に、彼と愛犬たちとの感動の実話を基に描くアドベンチャー・ドラマ。監督は、自身もフランスの著名な冒険家であるニコラス・ヴァニエ。妻のネブラスカと7頭の犬ぞり犬たちと厳しくも美しい大自然の中で暮らしてきたノーマンだったが、森林伐採で動物たちが減少していく現実を前に、今年限りでロッキーを去る決意を固める。そんな最後の猟の旅を目前にしたある日、彼は生後10ヵ月のメスのシベリアン・ハスキー、アパッシュと出会う。

「狩人と犬、最後の旅」 の作品情報

作品情報

製作年:

2004年

製作国:

フランス/カナダ/ドイツ/スイス/イタリア

原題:

LE DERNIER TRAPPEUR/THE LAST TRAPPER

「狩人と犬、最後の旅」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

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映画館の大スクリーンで見たかった

投稿日:2007/06/12 レビュアー:吟遊旅人

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すごい役者だ・・・・ ネタバレ

投稿日:2007/12/25 レビュアー:べっち

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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  そう思いながら観ていた。
  山での身のこなし、イヌのあしらい、よほど事前にトレーニングを受けたか、山育ちの俳優か。

(ネタバレってほどではありませんが、知らなければそれはそれで本編をピュアに楽しめます)

  だがシロートが演じているわけではあるまい、あんなに「狩人らしく」振舞うことは出来ないだろう・・・・ そう疑わなかったのだが。

  彼の手が、指が映し出されて、もしかしたらと疑問がわいた。
  山男の指なのだ。生半可な山暮らしではああはなるまい。本当にすごい役者か、あるいは本当の狩人か。
  答えは後者、そしてそのことはこの映画全体の味わいにもつながっている。

  映画的には盛り上げどころ、と思えるようなハプニングが何度かあるのだが、あっけないほどあっさりと描かれている。

  おや、と最初は戸惑ったが、そうか、と気づいた。

  アチキなんかにしてみりゃ生涯にあるかないかの大ピンチ、冒険家と言われる人たちだって滅多に遭遇しないような生命の危機も、彼らにしては数年に一度、下手をすりゃ毎年の出来事なのだ。
  一大事ではあるが、いちいち騒ぎ立てていたらキリがない。

  そんな環境で生きること、それを描くにはこうした手法がふさわしい。


  もちろん純然たるドキュメンタリーとして製作するべきと言う意見も尊重する。が、ドキュメンタリーでは描ききれないこともあるのだ。

  この形では描けないことと、ドキュメンタリーでは描けないこと、どちらをとるかという選択を作り手は行なったのだ。アチキはその選択を支持する。どちらが正しいと言うのではない、ただこの映画が好きだ、それだけだ。


  興味深いのは自然と人間とが対立概念とされていないこと。人間、あるいは人工の適当な対義語がないので「自然」の語が使われてはいるが、あくまでもそれは「人間」と「人間以外の自然」との意味合いだ。
  尊大になるでも、不必要に卑小化するでもなく、ありのままの意味で人間は自然の一部に過ぎないことが語られる。

  老境に差し掛かった彼は今後をどのように過ごすのだろうか。その不安も描かれるが、イヌたちの瞳のように作り手の視線もあるがままを見つめているようだ。


PS 本作にはコメンタリーが二種類入っています。一つは通常版、もう一つは子供向け。残念ながらアチキは今回時間が許さず、さわりだけ聞いて返却しましたが、大丈夫、もう一度借りるし、あるいは購入するだろうから。
  二度、三度と観ても興味は尽きない作品ですので、コメンタリーもお時間が許せばぜひ!

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コメンタリーを見て欲しい! ネタバレ

投稿日:2007/10/13 レビュアー:うっきー

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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いつものごとく全く予備知識なしで見始めた1枚。

きれい!すんごい映像!鳥肌びっしり!!!

最初は「皇帝ペンギン」や「ホワイト・プラネット」のような完全ドキュメンタリー映像なのかと思った。
でも違う。更に、んでも俳優が演じてるにしてはやけにこのおっちゃん山の生活の諸所に馴れてないかい?何か変じゃん?と、最後まで主役のおっちゃんは謎のまま。何なのこの映画??

見終わって更に疑問は膨れ上がってた。

大自然の美しい映像を見せたいの?
人間と自然、犬との共存を謳いたいの?
環境破壊を戒めたいの?
地球温暖化は人間のせいだと再認識させたいの?

あまりにも映像が大きすぎて美しすぎてリアル過ぎて把握し切れない。
そして特典映像の監督のコメンタリー付きの映像をもう一度見た。

「ああ、そういうことか。」一気に謎は氷解しました。

実在の「狩人」という職業の男を追いかけた半ドキュメンタリー映画、とでも言えばいいのだろうか。脚本はあっても狩人が映像の中でやっている事は全て本人が実際に経験した事の再現。出てくる人間達もほとんどが実在の人間達。役を作ってない。しいていうなら一番演技をしてるのは犬達くらい。

こう書くと「なんだ、だったら普通のドキュメンタリーじゃん」と思うかもしれない。でも違うのです。
筆舌に尽くしがたいほど広大で美しく厳しい自然や、それらと見事なまでに共存している「猟師」。それは人間(=監督)が完璧なまでに計算して撮りなおしてる「作り物=映画」なんです。

「作り物=映画」の為に、「本物」を使ってるとでも言えばいいのだろうか。役者達は役を演じているようで、実は演じていない。
当然リアリティーがある。だから思わずのめりこんで見てしまう。

こんな映画は始めてでした。コメンタリーも見終わったとき、「人間の位置」というものを少し考えるようになりました。

説教くさい環境映画、と思う人は多いかもしれない。
でも、あの狩人の生き方を知って「ああいう風に生きてみれたら…」と、ちょっとでも思う事ができるのならば、自分もまだまだ捨てたもんじゃあない、と胸を張っていいと思う。

主役の「狩人」がある時、レストランの他の席のお皿に残った余り物を見て「自分たちが住んでいる世界に対して失礼だ。当たり前の事だけれども他の生き物たちの犠牲の上に自分たちがいることを知って欲しい。」と言ったそうだ。その気持ちがこの映画の出演理由だと言う。


ホント、本当に、数多くの人に見いて欲しい1枚。
借りて良かった・・・!

初めての☆5つです〜〜!!

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逞しい……

投稿日:2007/10/26 レビュアー:Maxim

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大自然と共に生きる男

投稿日:2008/09/06 レビュアー:飛べない魔女

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ユーザーレビュー

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ユーザーレビュー:34件

映画館の大スクリーンで見たかった

投稿日

2007/06/12

レビュアー

吟遊旅人

すごい役者だ・・・・

投稿日

2007/12/25

レビュアー

べっち

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  そう思いながら観ていた。
  山での身のこなし、イヌのあしらい、よほど事前にトレーニングを受けたか、山育ちの俳優か。

(ネタバレってほどではありませんが、知らなければそれはそれで本編をピュアに楽しめます)

  だがシロートが演じているわけではあるまい、あんなに「狩人らしく」振舞うことは出来ないだろう・・・・ そう疑わなかったのだが。

  彼の手が、指が映し出されて、もしかしたらと疑問がわいた。
  山男の指なのだ。生半可な山暮らしではああはなるまい。本当にすごい役者か、あるいは本当の狩人か。
  答えは後者、そしてそのことはこの映画全体の味わいにもつながっている。

  映画的には盛り上げどころ、と思えるようなハプニングが何度かあるのだが、あっけないほどあっさりと描かれている。

  おや、と最初は戸惑ったが、そうか、と気づいた。

  アチキなんかにしてみりゃ生涯にあるかないかの大ピンチ、冒険家と言われる人たちだって滅多に遭遇しないような生命の危機も、彼らにしては数年に一度、下手をすりゃ毎年の出来事なのだ。
  一大事ではあるが、いちいち騒ぎ立てていたらキリがない。

  そんな環境で生きること、それを描くにはこうした手法がふさわしい。


  もちろん純然たるドキュメンタリーとして製作するべきと言う意見も尊重する。が、ドキュメンタリーでは描ききれないこともあるのだ。

  この形では描けないことと、ドキュメンタリーでは描けないこと、どちらをとるかという選択を作り手は行なったのだ。アチキはその選択を支持する。どちらが正しいと言うのではない、ただこの映画が好きだ、それだけだ。


  興味深いのは自然と人間とが対立概念とされていないこと。人間、あるいは人工の適当な対義語がないので「自然」の語が使われてはいるが、あくまでもそれは「人間」と「人間以外の自然」との意味合いだ。
  尊大になるでも、不必要に卑小化するでもなく、ありのままの意味で人間は自然の一部に過ぎないことが語られる。

  老境に差し掛かった彼は今後をどのように過ごすのだろうか。その不安も描かれるが、イヌたちの瞳のように作り手の視線もあるがままを見つめているようだ。


PS 本作にはコメンタリーが二種類入っています。一つは通常版、もう一つは子供向け。残念ながらアチキは今回時間が許さず、さわりだけ聞いて返却しましたが、大丈夫、もう一度借りるし、あるいは購入するだろうから。
  二度、三度と観ても興味は尽きない作品ですので、コメンタリーもお時間が許せばぜひ!

コメンタリーを見て欲しい!

投稿日

2007/10/13

レビュアー

うっきー

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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いつものごとく全く予備知識なしで見始めた1枚。

きれい!すんごい映像!鳥肌びっしり!!!

最初は「皇帝ペンギン」や「ホワイト・プラネット」のような完全ドキュメンタリー映像なのかと思った。
でも違う。更に、んでも俳優が演じてるにしてはやけにこのおっちゃん山の生活の諸所に馴れてないかい?何か変じゃん?と、最後まで主役のおっちゃんは謎のまま。何なのこの映画??

見終わって更に疑問は膨れ上がってた。

大自然の美しい映像を見せたいの?
人間と自然、犬との共存を謳いたいの?
環境破壊を戒めたいの?
地球温暖化は人間のせいだと再認識させたいの?

あまりにも映像が大きすぎて美しすぎてリアル過ぎて把握し切れない。
そして特典映像の監督のコメンタリー付きの映像をもう一度見た。

「ああ、そういうことか。」一気に謎は氷解しました。

実在の「狩人」という職業の男を追いかけた半ドキュメンタリー映画、とでも言えばいいのだろうか。脚本はあっても狩人が映像の中でやっている事は全て本人が実際に経験した事の再現。出てくる人間達もほとんどが実在の人間達。役を作ってない。しいていうなら一番演技をしてるのは犬達くらい。

こう書くと「なんだ、だったら普通のドキュメンタリーじゃん」と思うかもしれない。でも違うのです。
筆舌に尽くしがたいほど広大で美しく厳しい自然や、それらと見事なまでに共存している「猟師」。それは人間(=監督)が完璧なまでに計算して撮りなおしてる「作り物=映画」なんです。

「作り物=映画」の為に、「本物」を使ってるとでも言えばいいのだろうか。役者達は役を演じているようで、実は演じていない。
当然リアリティーがある。だから思わずのめりこんで見てしまう。

こんな映画は始めてでした。コメンタリーも見終わったとき、「人間の位置」というものを少し考えるようになりました。

説教くさい環境映画、と思う人は多いかもしれない。
でも、あの狩人の生き方を知って「ああいう風に生きてみれたら…」と、ちょっとでも思う事ができるのならば、自分もまだまだ捨てたもんじゃあない、と胸を張っていいと思う。

主役の「狩人」がある時、レストランの他の席のお皿に残った余り物を見て「自分たちが住んでいる世界に対して失礼だ。当たり前の事だけれども他の生き物たちの犠牲の上に自分たちがいることを知って欲しい。」と言ったそうだ。その気持ちがこの映画の出演理由だと言う。


ホント、本当に、数多くの人に見いて欲しい1枚。
借りて良かった・・・!

初めての☆5つです〜〜!!

逞しい……

投稿日

2007/10/26

レビュアー

Maxim

大自然と共に生きる男

投稿日

2008/09/06

レビュアー

飛べない魔女

1〜 5件 / 全34件

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