スターレック 皇帝の侵略 / サムリ・トロッソネン
スターレック 皇帝の侵略
/ティモ・ヴオレンソラ
平均評価点:
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全体の平均評価点: (5点満点)
(7)
解説・ストーリー
“トレッキー”と呼ばれる『スタートレック』ファンが集まり制作した完全リスペクトムービー。過去の地球にタイムスリップしたパーク船長とその部下たち。シラケた暮らしに飽きた船長は最強の戦艦“CCPキックスタート号”で未知の惑星を目指す。
“トレッキー”と呼ばれる『スタートレック』ファンが集まり制作した完全リスペクトムービー。過去の地球にタイムスリップしたパーク船長とその部下たち。シラケた暮らしに飽きた船長は最強の戦艦“CCPキックスタート号”で未知の惑星を目指す。
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「スターレック 皇帝の侵略」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
“トレッキー”と呼ばれる『スタートレック』ファンが集まり制作した完全リスペクトムービー。過去の地球にタイムスリップしたパーク船長とその部下たち。シラケた暮らしに飽きた船長は最強の戦艦“CCPキックスタート号”で未知の惑星を目指す。
「スターレック 皇帝の侵略」 の作品情報
「スターレック 皇帝の侵略」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
スターレック 皇帝の侵略の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
108分 |
日本語吹き替え用 |
1:ドルビーデジタル/ステレオ/フィンランド 2:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
FMDR9205 |
2007年09月28日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
7枚
|
0人
|
0人
|
1:ドルビーデジタル/ステレオ/フィンランド
2:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
スターレック 皇帝の侵略の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
108分 |
日本語吹き替え用 |
1:ドルビーデジタル/ステレオ/フィンランド 2:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
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レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
FMDR9205 |
2007年09月28日
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在庫枚数 |
1位登録者: |
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1:ドルビーデジタル/ステレオ/フィンランド
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ユーザーレビュー:7件
ある種の人類には必見である
まるで熱心なスタトレファンでもなんでもないアチキは開巻いきなりぶったまげた。
いくらパロディでも、あんなにそっくりなデザイン使っちゃまずいんじゃないの???? 何しろ新旧エンタープライズやらの宇宙船に、衣装やインテリアのデザインまで、スタトレ、そして「バビロン5」その物なんだもん(~_~;)。
ッで観終わってから恒例のネットでサーチね・・・・ へー、「本当にファンフィルム」なんだ、それもフィンランドのファンによる。てっきりまたガセネタイントロだと思ってたけどね(^^ゞ。
ッで、製作された2005年のクリスマスには早くも京都のトレッキーの手で上映会が\(^o^)/
・・・・ふむふむ、当初のバージョンではスタトレやバビロンの宇宙船の完全コピーだったから、メジャーでのDVD流通は無理だと思われていた・・・・が!
翌2006年12月、デザインもCGも完全リニューアルしたのがこの「皇帝の侵略」だ!!!!そうです(^^♪ 以上は主にSTファン.com を参照いたしましたm(__)m
しかし、リニューアルですか、これで。オリジナルは本当にそっくりだったんでしょうね(~_~;)。
ただま、CGのクォリティは高いっす。
それも単に画がきれいとかの技術的な話だけじゃなくってね、エンジンをやられて漂流するシャトル、あわや敵船に・・・ってところでぐわぁぁぁんと(画面下方からせり上がって)登場するわれらが母艦・・・・ なんて按配にね、魅せ方わかってんなぁって。
あと地味なところでは光線銃の軌跡。
手で持った銃身のブレにあわせて光線のほうもキレイに動いているんだわ。
かなりチカラコブ入ってます。
対してお話しはものすごぉくワケわかんない。ま、ストーリーがいい加減なのはいいとしても、ギャグが完全に滑ってますからね。
ここまで笑えないというのもスゴイ。
ってか、これはまともな状況下で観てはいけない映画なんですよねヤッパリ。ファン大会とか、せめて好き物が集まったときにわいわい観るか、あるいはその余韻を味わいたくて「ムフフ」といいながら観るか。
あるいはC級ファンとして観るか・・・・
ある意味ではこれ、C級映画ファンの入門編にはふさわしいかもしれない(ってか、そンなものに入門しなくっても人生に何の問題もないでしょうが)。
お話が耐え難くなって閾値を超えそうになると適宜挿入される戦闘シーンで傷を癒やし、あるいはひねくれたフィンランド人(いや、これは誤解を招きそうだな。決してフィンランド人みんながひねくれていると断定しているわけじゃなくてだ、フィンランド人にもひねくれたやつがいるという、いわば至極当たり前のことを・・・・以下略)・・・・ン?なんの話でしたか、そう彼の国のシニカルな人間がどんな風に露助、いや失礼帝政からソ連邦そして現在に至るロシアを捉えてるか、なんてことに思いをはせることで、映画鑑賞の苦痛を和らげることが出来る。
もともとはネット配信という形で「全世界自主上映」されていた本作。そンな現象面としても面白い。ちなみにオリジナルは今でも無料ダウンロードできるみたいです。
あと、本作の前にも五本Star Wreckシリーズは作られてるみたいですね。
トレッキーなあなたにはオススメするまでもないでしょうし、C級好きを自認するあなたには必見。それ以外の方には・・・・ CGシーンだけ編集した特別版が出たらご覧になってもいいでしょうが、さもなくばご紹介したアチキが末代まで恨まれることでしょう。
STファン.comの記事
http://www.stfan.com/news/000084.html
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9人の会員が気に入ったと投稿しています
フィンランドの河崎実。
Yの3乗さん、ケイアイさん、そしてべっちさん、3名のレビュアーの方々の解説でおそらくこの作品のすべては言い尽くされてますね。これら少数ながら密度の濃いレビューを読んだあなたが、最終的にこの作品を借りるかどうかは…自由だーっ!というようなツボをはずしまくったギャグが満載のこの作品。(何なんだ?)
確かに「ファン制作によるリスペクトムービー」という割にかなり出来のよい戦闘シーンには驚かされます。べっちさんが触れられているように、その部分だけ見ると超B級と言えるかもしれません。事実、この作品の日本版「予告編」ではうまくそのあたり「だけ」を強調してますしね。
断言しますが、全編に散りばめられた「ギャグ」は心底笑えません。誰かフィンランド人の知り合いがいる方は彼らのユーモアのセンスについて解説してほしいくらいです。もしかしたら、日本語字幕のせいかもしれません。例えて言えば、河崎実監督の「ギララの逆襲 洞爺湖サミット危機一髪」がフィンランドで上映されたとして、その面白さをフィンランド人が理解できないであろうことと同じかもしれません。(…爆笑だったりして)
とにかくこの作品をわざわざ数百円払ってレンタルして、限りある貴重な人生のうちの100分間を費やすのは、かなり高い確率で無益な行為であって、日頃真面目な人生を送っている人にとっては壁に向かってお皿を投げつけたくなる衝動にかられる危険な作品なのかもしれませんが、べっちさん曰く「ある種の人類」にとっては必見ということなので、C級鑑定士を志す人はもれなく鑑賞願います。
少なくとも個人的にはエメリッヒの紀元前10000年よりは楽しめましたヨ。
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5人の会員が気に入ったと投稿しています
これこそが 一字違いで 大違い?
投稿日:2007/10/03
レビュアー:Yの3乗
スタートレックと勘違いしてレンタルしてしまいました。
たしかに「フィンランド製」の映画、STな訳はないですよね。
とはいうもののB級リーグでスタートレックファンならそれなりに楽しめるのではないでしょうか。
けっこうB級らしくたのしくパロッていましたし、VSXも映像技術の進歩でまったく問題はありません。
過去の地球にタイムスリップしたパーク船長が、ロシアの大統領を騙して最強の宇宙艦隊を作り、とりあえず地球を征服。でも艦長=皇帝の横暴がたたり地球を出て行く羽目に・・・
そしてパラレルワールドの反宇宙へ・・・
とスタートレックのネタを使いながら脱力系のギャグを繰り出す変な映画。
ロシアを完全に馬鹿にしているのも面白い。
騙されたつもりでレンタルしてみて下さい。
はっきり言ってお勧めです!(B級ファン限定ですが・・・)
当局は一切関知しませんが・・・。
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なーんも考えずに観ました。
投稿日:2013/11/28
レビュアー:さっちゃん
『ブレードランナー』を観て、色々考えて疲れたものだから、今度はあんまり考えなくていいバカバカしい映画を選んでみようと思って本作を観てみました。
いきなり艦隊が出発するシーンから始まるものだから、ちょっと面喰ってしまいましたが、回想シーンでこれまでのあらすじ的な説明があったので、それ以降はうまく映画に入り込むことができました。
フィンランド映画だからか、かなりロシア(ソ連を含む。)をコケにしたギャグが多かったように思います。ロシア革命後に独立を果たすまでロシアの属国だったし、その後も内政干渉や1939年には領土割譲を要求したスターリン政権による侵略を受けたりの歴史があるので、大部分のフィンランド人がロシア嫌いなのだと思います。
余談はさておき、この映画がほとんど素人集団による自主製作映画というのを知ってほぉと思いました。前にレヴューしたJ・J・エイブラムズの本家『スタートレック』に比べても、時代を考えれば、それなりのCGの出来だし、宇宙船のデッキなどもブルーバック撮影で合成したもので、セットでないということを知って二度びっくりであります。
『スタートレック』のパロディとしては『ギャラクシークエスト』という傑作があり、本作は、それに比べると、ちょっと泥臭いというか垢抜けない部分はありますが、主役のパーク皇帝の無節操さ、自己中心的なキャラクターは表情の面白さと相俟って場当たり的な宇宙艦隊決戦のクオリティとの落差によりバカバカしさを強調しているように思います。
それに輪をかけて鏡像宇宙のステーション“バベル13”の演説好きな司令官とかパーク皇帝が部下にしたロシア人艦長とか、他の登場人物も、みんな、どこかネジがゆるんでいる奴ばかりで、その辺の可笑しさはコメディというよりコント、それもシュールでブラックな奴だと感じました。主役のパーク皇帝が、ほとんど思いつきと快楽原理に従って行動し、それを相手にするのも前掲のような人物たちなので泥臭くもシュールという、ちょっと癖になりそうなコメディになっております。私としては好きなタイプの映画です。
お話のくだらなさと対極にあるのが宇宙艦隊やその戦闘のクオリティです。CPPキックスタート号はもちろん、対決する鏡像世界の戦艦のデザインやビーム、爆発などの動きも、とてもパソコンで作製したものとは思えません。そりゃ8年かかるわなぁ。
台詞もフィンランド語なのでアメリカ映画のように何をしゃべっているのかの見当さえつきません。もしかしたら吹き替えで観たら、また感想も変わってくるかもしれませんね。バカバカしい話が好きならば一度、ご覧になってみることをお奨めします。
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3人の会員が気に入ったと投稿しています
ダメ
投稿日:2007/11/03
レビュアー:ケイアイ
製作に7年とか、スタートレックファンが、リスペクトして作ったとか、文句にだまされました。五分で見るのを中断しました。単なるおバカな、パロディにしかすぎません。時間の無駄。
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2人の会員が気に入ったと投稿しています
ユーザーレビュー
ある種の人類には必見である
投稿日
2008/07/28
レビュアー
べっち
まるで熱心なスタトレファンでもなんでもないアチキは開巻いきなりぶったまげた。
いくらパロディでも、あんなにそっくりなデザイン使っちゃまずいんじゃないの???? 何しろ新旧エンタープライズやらの宇宙船に、衣装やインテリアのデザインまで、スタトレ、そして「バビロン5」その物なんだもん(~_~;)。
ッで観終わってから恒例のネットでサーチね・・・・ へー、「本当にファンフィルム」なんだ、それもフィンランドのファンによる。てっきりまたガセネタイントロだと思ってたけどね(^^ゞ。
ッで、製作された2005年のクリスマスには早くも京都のトレッキーの手で上映会が\(^o^)/
・・・・ふむふむ、当初のバージョンではスタトレやバビロンの宇宙船の完全コピーだったから、メジャーでのDVD流通は無理だと思われていた・・・・が!
翌2006年12月、デザインもCGも完全リニューアルしたのがこの「皇帝の侵略」だ!!!!そうです(^^♪ 以上は主にSTファン.com を参照いたしましたm(__)m
しかし、リニューアルですか、これで。オリジナルは本当にそっくりだったんでしょうね(~_~;)。
ただま、CGのクォリティは高いっす。
それも単に画がきれいとかの技術的な話だけじゃなくってね、エンジンをやられて漂流するシャトル、あわや敵船に・・・ってところでぐわぁぁぁんと(画面下方からせり上がって)登場するわれらが母艦・・・・ なんて按配にね、魅せ方わかってんなぁって。
あと地味なところでは光線銃の軌跡。
手で持った銃身のブレにあわせて光線のほうもキレイに動いているんだわ。
かなりチカラコブ入ってます。
対してお話しはものすごぉくワケわかんない。ま、ストーリーがいい加減なのはいいとしても、ギャグが完全に滑ってますからね。
ここまで笑えないというのもスゴイ。
ってか、これはまともな状況下で観てはいけない映画なんですよねヤッパリ。ファン大会とか、せめて好き物が集まったときにわいわい観るか、あるいはその余韻を味わいたくて「ムフフ」といいながら観るか。
あるいはC級ファンとして観るか・・・・
ある意味ではこれ、C級映画ファンの入門編にはふさわしいかもしれない(ってか、そンなものに入門しなくっても人生に何の問題もないでしょうが)。
お話が耐え難くなって閾値を超えそうになると適宜挿入される戦闘シーンで傷を癒やし、あるいはひねくれたフィンランド人(いや、これは誤解を招きそうだな。決してフィンランド人みんながひねくれていると断定しているわけじゃなくてだ、フィンランド人にもひねくれたやつがいるという、いわば至極当たり前のことを・・・・以下略)・・・・ン?なんの話でしたか、そう彼の国のシニカルな人間がどんな風に露助、いや失礼帝政からソ連邦そして現在に至るロシアを捉えてるか、なんてことに思いをはせることで、映画鑑賞の苦痛を和らげることが出来る。
もともとはネット配信という形で「全世界自主上映」されていた本作。そンな現象面としても面白い。ちなみにオリジナルは今でも無料ダウンロードできるみたいです。
あと、本作の前にも五本Star Wreckシリーズは作られてるみたいですね。
トレッキーなあなたにはオススメするまでもないでしょうし、C級好きを自認するあなたには必見。それ以外の方には・・・・ CGシーンだけ編集した特別版が出たらご覧になってもいいでしょうが、さもなくばご紹介したアチキが末代まで恨まれることでしょう。
STファン.comの記事
http://www.stfan.com/news/000084.html
フィンランドの河崎実。
投稿日
2008/09/18
レビュアー
spider
Yの3乗さん、ケイアイさん、そしてべっちさん、3名のレビュアーの方々の解説でおそらくこの作品のすべては言い尽くされてますね。これら少数ながら密度の濃いレビューを読んだあなたが、最終的にこの作品を借りるかどうかは…自由だーっ!というようなツボをはずしまくったギャグが満載のこの作品。(何なんだ?)
確かに「ファン制作によるリスペクトムービー」という割にかなり出来のよい戦闘シーンには驚かされます。べっちさんが触れられているように、その部分だけ見ると超B級と言えるかもしれません。事実、この作品の日本版「予告編」ではうまくそのあたり「だけ」を強調してますしね。
断言しますが、全編に散りばめられた「ギャグ」は心底笑えません。誰かフィンランド人の知り合いがいる方は彼らのユーモアのセンスについて解説してほしいくらいです。もしかしたら、日本語字幕のせいかもしれません。例えて言えば、河崎実監督の「ギララの逆襲 洞爺湖サミット危機一髪」がフィンランドで上映されたとして、その面白さをフィンランド人が理解できないであろうことと同じかもしれません。(…爆笑だったりして)
とにかくこの作品をわざわざ数百円払ってレンタルして、限りある貴重な人生のうちの100分間を費やすのは、かなり高い確率で無益な行為であって、日頃真面目な人生を送っている人にとっては壁に向かってお皿を投げつけたくなる衝動にかられる危険な作品なのかもしれませんが、べっちさん曰く「ある種の人類」にとっては必見ということなので、C級鑑定士を志す人はもれなく鑑賞願います。
少なくとも個人的にはエメリッヒの紀元前10000年よりは楽しめましたヨ。
これこそが 一字違いで 大違い?
投稿日
2007/10/03
レビュアー
Yの3乗
スタートレックと勘違いしてレンタルしてしまいました。
たしかに「フィンランド製」の映画、STな訳はないですよね。
とはいうもののB級リーグでスタートレックファンならそれなりに楽しめるのではないでしょうか。
けっこうB級らしくたのしくパロッていましたし、VSXも映像技術の進歩でまったく問題はありません。
過去の地球にタイムスリップしたパーク船長が、ロシアの大統領を騙して最強の宇宙艦隊を作り、とりあえず地球を征服。でも艦長=皇帝の横暴がたたり地球を出て行く羽目に・・・
そしてパラレルワールドの反宇宙へ・・・
とスタートレックのネタを使いながら脱力系のギャグを繰り出す変な映画。
ロシアを完全に馬鹿にしているのも面白い。
騙されたつもりでレンタルしてみて下さい。
はっきり言ってお勧めです!(B級ファン限定ですが・・・)
当局は一切関知しませんが・・・。
なーんも考えずに観ました。
投稿日
2013/11/28
レビュアー
さっちゃん
『ブレードランナー』を観て、色々考えて疲れたものだから、今度はあんまり考えなくていいバカバカしい映画を選んでみようと思って本作を観てみました。
いきなり艦隊が出発するシーンから始まるものだから、ちょっと面喰ってしまいましたが、回想シーンでこれまでのあらすじ的な説明があったので、それ以降はうまく映画に入り込むことができました。
フィンランド映画だからか、かなりロシア(ソ連を含む。)をコケにしたギャグが多かったように思います。ロシア革命後に独立を果たすまでロシアの属国だったし、その後も内政干渉や1939年には領土割譲を要求したスターリン政権による侵略を受けたりの歴史があるので、大部分のフィンランド人がロシア嫌いなのだと思います。
余談はさておき、この映画がほとんど素人集団による自主製作映画というのを知ってほぉと思いました。前にレヴューしたJ・J・エイブラムズの本家『スタートレック』に比べても、時代を考えれば、それなりのCGの出来だし、宇宙船のデッキなどもブルーバック撮影で合成したもので、セットでないということを知って二度びっくりであります。
『スタートレック』のパロディとしては『ギャラクシークエスト』という傑作があり、本作は、それに比べると、ちょっと泥臭いというか垢抜けない部分はありますが、主役のパーク皇帝の無節操さ、自己中心的なキャラクターは表情の面白さと相俟って場当たり的な宇宙艦隊決戦のクオリティとの落差によりバカバカしさを強調しているように思います。
それに輪をかけて鏡像宇宙のステーション“バベル13”の演説好きな司令官とかパーク皇帝が部下にしたロシア人艦長とか、他の登場人物も、みんな、どこかネジがゆるんでいる奴ばかりで、その辺の可笑しさはコメディというよりコント、それもシュールでブラックな奴だと感じました。主役のパーク皇帝が、ほとんど思いつきと快楽原理に従って行動し、それを相手にするのも前掲のような人物たちなので泥臭くもシュールという、ちょっと癖になりそうなコメディになっております。私としては好きなタイプの映画です。
お話のくだらなさと対極にあるのが宇宙艦隊やその戦闘のクオリティです。CPPキックスタート号はもちろん、対決する鏡像世界の戦艦のデザインやビーム、爆発などの動きも、とてもパソコンで作製したものとは思えません。そりゃ8年かかるわなぁ。
台詞もフィンランド語なのでアメリカ映画のように何をしゃべっているのかの見当さえつきません。もしかしたら吹き替えで観たら、また感想も変わってくるかもしれませんね。バカバカしい話が好きならば一度、ご覧になってみることをお奨めします。
ダメ
投稿日
2007/11/03
レビュアー
ケイアイ
製作に7年とか、スタートレックファンが、リスペクトして作ったとか、文句にだまされました。五分で見るのを中断しました。単なるおバカな、パロディにしかすぎません。時間の無駄。
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スターレック 皇帝の侵略
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