劇場版　天元突破グレンラガン　紅蓮篇

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ＴＶ版の第１話から第１１話までを再編集した作品でしたが、全編にわたって熱い熱い戦いが、これでもか！と描かれており、個人的には大満足の「総集編＋α」だったように思っています。

もともと劇場の大画面に耐えうるクォリティの作画で制作された作品であったことに加えて、今回の劇場版ではきめ細かな修正によって、作品全体の統一感がアップしていましたし、地下世界で抑圧された人生を送ってきたカミナとシモンが、自らの信念によって立ち上がり、螺旋王に反旗を翻していく過程が、ジェットコースターのような凄まじいスピード感とド迫力で描かれていました。

また、ラスト３０分は、完全新作のオリジナルストーリーとなっていて、螺旋四天王のうちの３人＋ヴィラルに対する大グレン団の総力戦が、文句なしに熱い作画と演出によって余すところ無く描かれていたように思います。

加えて、個人的には、キャラクターデザインの錦織さんのこだわりによる全カット修正によって、ヒロインの少女・ニアがＴＶ版以上に可愛くなっていた点がウルトラ・ナイス！でした（爆）。

ただ、あえて、問題点を挙げてみると、劇場版ではカミナの死に絶望したシモンが立ち直るまでの展開があまりにも早すぎて、ラストでの「穴を掘るなら天をつく！墓穴掘っても堀り抜けて、突き抜けたなら俺の勝ち！」という名シーンの、ぐわーっとこみ上げてくる感じがちょっと薄れてしまった点が残念といえば残念だったような・・・。

まあ、ＴＶ版の蓄積があるので、それでもやっぱり泣けてしまうんですがね。

ということで、この劇場版が初見の方にとっては、螺旋王に支配された世界観であるとか、顔だけのロボットたちとか、螺旋力の真の意味合いであるとか、ちょっと説明不足のために置いてきぼりを喰らいそうな側面も多分にありましたが、制作スタッフたちの熱い想いだけは直球で胸に伝わってくる、そんな「ロボット魂！」的なエネルギーに満ちあふれた作品だったように思っています。

現在、続編の完結編「天元突破グレンラガン・螺巌篇」が劇場で公開中ですが、ＴＶ版の衝撃的なラストを踏まえた上で、どのような結末に仕上がっているのか、ＤＶＤ化が今からとっても楽しみです！

TV版を見てから、劇場版を見ました。

前半部分は、あまり新しいカットの無い総集編。
後半部分は、６話相当を圧縮して作った「もう一つの可能性」

TV版を見てたものとして、もちろん楽しめたものの、
わざわざ劇場版を見るまでの真新しさは無く、
（一部、時間を短縮した分、盛り上がりに欠けた部分も存在）
かといって、TV版未視聴者がスンナリ楽しむには、話とキャラが
詰め込まれていた感を受けた（特に後半）

いい作品なだけに、映画二部作じゃなくて、
四部作でも良かったのでは、と少し思った。

単体で見る分には充分面白いです。

元のアニメを知らなくても、
なんとかついてこれる内容にまとめてますし、
そういう意味で「全話チェックするのはなぁ」という人にオススメ。

ただ「ＴＶとこっちとどちらか二択」であれば、
ＴＶ版の方を個人的にオススメします。
時間かかるけどね（^^;;

ＴＶ版は見たことなく、今回の映画版でしたが楽しめました。
ＴＶ版も見たくなりました。攻撃のネーミングやテンションの高さが笑えました。

グレンラガンは熱い！
時間がない人は劇場版。駆け足だが十分おもしろい。
時間があるひとはTV版、このアニメ放映の評価が高かったから劇場版が作られた経緯がありますしね。
劇場版がつくられるアニメはもとのTV版が秀逸だから、そちらを見るのをお勧めします。
劇場版はオリジナルストーリーで無い限りはどうしても詰め込み詰め込みになってしまいますしね。
TV版を見た人はもちろん劇場版も見ましょう。やっぱり熱い。