ディヴァイン・フューリー／使者

イケメンの代表で女性ファンの多い、スラリとしたパク・ソジュンが、
なんと『悪魔祓い』ですと？
その前になんと！ボクシングのチャンピオンですと？
（いや、試合場面は冒頭の数分と言え、ソジュンは筋骨隆々じゃないし・・・まぁ鍛えたのでしょうが、
とりあえず今は、何も言わないでおきます。）

ヨンフ（パク・ソジュン）の父親は警察官だったが、不幸にして殉職してしまう。
まだ幼いヨンフは教会に行って「父を助けて！」と懸命に祈ったのだったが、祈りはきかれず、
以来、神に不信感を持ちつつ成長した。
大人になったヨンフは右手に不思議な傷痕（それは磔のイエスのくぎ跡と同じ場所らしい）
をきっかけに、アン・ソンギ神父と出会い、子供に取りついたりする『闇の司教』が、
ソウルのどこかにいるという事で、『神父Vs悪魔』の凄まじいアクションが始まるのだった。
同時に信仰を失くしたヨンフが、神への信頼を取り戻してゆく物語でもあった。

しかし、何と言いましょうか、取りつかれた女性や子供の「悪魔のサマ」が、とてつもなくコワイです！！
天井にぶっ飛んだり、顔面崩壊はあたり前、ドドドーーッ！と吐く血や汚物のグロい事！もうひとつ、（おぉぉぉ、その目はこわい！）という白目や赤い目以上の不気味な工夫がありました。
（美術関係者の熱と技術がしのばれます）すごいです。
悪魔祓いの方のアイテムも細かく、韓国の（どこまでもグロく見せる）というスキルの高さに脱帽します。
（いやん、大雪だから毛糸の帽子は脱がないの！）ブルブルw
ウ・ドファン、子供たちも熱演でした。

ここで、「若きステキな社長さん」のイメージを脱却し、キュートな笑顔も封印しちゃったパク・ソジュン。
ボクシングの試合となると少し心配が先立つけど、神父服でガンガン格闘するシーンは、めちゃカッコイイのでありました。
（普通は神父服ではロザリオをぷるぷる掲げるだけで、格闘まではしないんだけどね）
今後のソジュンの可能性が楽しみです。

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韓国ものなので、仏教的なものをイメージしていました。
レビューを書くにあたって調べたら、キリスト教も結構普及しているようでした。
勉強不足ですみません・・・

本作は、キリスト教ものでした。
出足は悪魔祓いもので、韓国特有の派手さもあり、結構楽しめました。
悪魔に取りつかれた人の容姿が変わったり、天井をはい回ったりとなかなかに見応えがありました。

父の死で神を信じられなくなった主人公が、悪魔祓いの神父と出会い、心を開いていきます。
このあたりの件もなかなかに良かったです。
しかし、神父がめっちゃ弱い（笑

すこし残念なのが、ラスボスとの戦かい。
ただの殴り合いになってしまったこと。
もう少し超常現象の戦いを期待したんだけど、この戦いで一気に冷めてしまいました。
そして、エンディングでちょい役だった見習い神父のこと。
ほとんどストーリーに影響を与えていなかったのになんであそこまで大きく取り上げたのか？
私には意図が読み取れませんでした。

まあ、あれやこれや書きましたが、それなりに楽しめました。

全くの予備知識なしで見た。
まさかのエクソシストものだったとは！
とにかくかっこいいソジュンを堪能出来ることは間違いない。

警察官の父が死んだことで、神はなにもしてくれないと
神様を拒絶したボクサーに、何故に神の手のようなスキルが与えられたのか？
その答えは出ていない。
エクソシストの神父さんが必死に祈りを唱えて
命からがら悪魔祓いを行っているのに
ソジュンたら、右手でシュッってやっただけで
悪魔をあっけなくやっつけちゃうんですもの。
神父さんの立つ瀬がないわ(笑)
そんな能力ある人は、神に選ばれた人ってことで
神父さんと一緒に悪魔の本体みたいなやつをやっつけに行くわけですよ。
クライマックスの激闘シーンは
ソジュンのアクションがカッコよくてカッコよくて萌えた。
映画の方は、まあそこそこ面白かった。
最後まで笑わないパク・ソジュンはちょっと寂しいような。。。

続編も作りそうなラスト。
サム・マイウェイでもソジュンと共演していたチェ・ウシクが
今度はエクソシストとなってソジュンと一緒に悪魔と戦うことになるのかな？

韓国でキリスト教のエクソシストという意外な視点での映画です。スピーディな展開とアクションシーンも多く飽きさせない映画でした。続編が製作されたら、観てみたいです。

良いんじゃないかな