バクラウ 地図から消された村 / ソニア・ブラガ
バクラウ 地図から消された村
/クレベール・メンドンサ・フィリオ
平均評価点:
予告編を観る
全体の平均評価点: (5点満点)
(20)
解説・ストーリー
ブラジルの片田舎の村で巻き起こる不可解な現象と惨劇を描いたバイオレンススリラー。村の長老の死を機に故郷の村・バクラウに戻ったテレサ。するとその日から、村で不可解な出来事が次々と起こり始め、さらには村外れで村人の惨殺死体が発見される。 JAN:4532640324469
ブラジルの片田舎の村で巻き起こる不可解な現象と惨劇を描いたバイオレンススリラー。村の長老の死を機に故郷の村・バクラウに戻ったテレサ。するとその日から、村で不可解な出来事が次々と起こり始め、さらには村外れで村人の惨殺死体が発見される。 JAN:4532640324469
もっと見る▼
新規登録で
「定額レンタル4」月額1,026円(税込)を
14日間無料お試し!※
- 無料お試し期間中『新作』はレンタル対象外です。
新作をレンタルする方法はこちら
- ※本キャンペーンの無料お試しの対象者は、次の@ABのいずれかに該当する方に限ります。
- @「TSUTAYA DISCAS」の定額プラン(定額プランの種類は問いません。以下同じ)の利用開始時に「無料お試し」を利用したことがない方
- A2022年10月2日以前に「TSUTAYA DISCAS」の定額プランの利用を終了された方であって、2022年10月3日以降、「TSUTAYA DISCAS」の定額プランを利用していない方
- B上記@Aのほか、当社が不定期で実施する期間限定キャンペーンにおいて、キャンペーン開始時に、当社が定める参加条件を満たした方
- 無料お試し期間中(14日間)、新作はレンタル対象外です。(但し、上記Bの対象者に限り、新作もレンタル対象となる場合があります)
- 無料お試し期間終了後、登録プラン料金で自動更新となります。
「バクラウ 地図から消された村」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
ブラジルの片田舎の村で巻き起こる不可解な現象と惨劇を描いたバイオレンススリラー。村の長老の死を機に故郷の村・バクラウに戻ったテレサ。するとその日から、村で不可解な出来事が次々と起こり始め、さらには村外れで村人の惨殺死体が発見される。 JAN:4532640324469
「バクラウ 地図から消された村」 の作品情報
「バクラウ 地図から消された村」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
バクラウ 地図から消された村の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
131分 |
日 |
ポルトガルほか:ドルビーデジタル5.1ch |
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
R-15 |
KWX2446 |
2021年03月03日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
8枚
|
0人
|
0人
|
バクラウ 地図から消された村の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
131分 |
日 |
ポルトガルほか:ドルビーデジタル5.1ch |
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
R-15 |
KWX2446 |
2021年03月03日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
8枚
|
0人
|
0人
|
TSUTAYAだから可能な圧倒的作品数!!
洋画・邦画
約35,500
タイトル以上
国内ドラマも一部含まれております
※2022年2月 現在のタイトル数
新規登録で
「定額レンタル4」月額1,026円(税込)を
14日間無料お試し!※
- 無料お試し期間中『新作』はレンタル対象外です。
新作をレンタルする方法はこちら
- ※本キャンペーンの無料お試しの対象者は、次の@ABのいずれかに該当する方に限ります。
- @「TSUTAYA DISCAS」の定額プラン(定額プランの種類は問いません。以下同じ)の利用開始時に「無料お試し」を利用したことがない方
- A2022年10月2日以前に「TSUTAYA DISCAS」の定額プランの利用を終了された方であって、2022年10月3日以降、「TSUTAYA DISCAS」の定額プランを利用していない方
- B上記@Aのほか、当社が不定期で実施する期間限定キャンペーンにおいて、キャンペーン開始時に、当社が定める参加条件を満たした方
- 無料お試し期間中(14日間)、新作はレンタル対象外です。(但し、上記Bの対象者に限り、新作もレンタル対象となる場合があります)
- 無料お試し期間終了後、登録プラン料金で自動更新となります。
ユーザーレビュー:20件
ラストが痛快→だから見てチョッ!!
2019年(ブラジル・フランス合作)クレベール・メンドンサ・フィリオ監督。
カンヌ国際映画祭の審査員特別賞受賞。
一風変わった映画で面白かったです。
《村民・ウェスタン》って言うか、
《ブラジル版・ハードボイルド》てか?
バクラウ村の長老・カルメリータが亡くなった事をキッカケに村に異変が起こる。
村人、バンバン殺されますー、
給水車に銃弾撃ち込まれますうー、
インターネットの地図から村がけされて、
村の上空には円盤だか?ドローンだか不明な物体が飛びますうー、
この映画、深く考えちゃダメぽん。
えーっ、バクラウ村が地図から消された???
電源喪失???
ネットか使えん???
どうしたん?何があったん?
いちいち理論的に説明なんかありゃしないさ!!
マカロニウェスタンみたいな軽快な音楽に合わせて、バクラウ村人の、
味のある御面相を楽しみましょう。
やたらデブのオッちゃんオバちゃん、爺ちゃんのフルヌードとか見れます。
およそありがたくないけど、土着さ、土着!!
ならず者たちが村人を襲う目的はラストで知れます。
展開が遅い・・とか、文句言ったら、この映画成立しないさ!
ならず者軍団のボスのウド・キア(知らん?目玉のギョロっとした男、見ればホレ、すぐ分かる)
ウド・キア、いやあー目立っとったわ!!
不条理劇ですなー。
ラストは、ホンマ、スカッとする。
ユーモアたっぷり!
(ところで、あの薬、ナンね?)
お楽しみにー!!
このレビューは気に入りましたか?
13人の会員が気に入ったと投稿しています
NO! エクストリームな世界
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
レビューを表示する
監督:クレベール・メンドンサ・フィリオ(2019年・ブラジル/仏・131分)
※第72回カンヌ国際映画祭審査員賞受賞
いちいち色んな事が気になる私。
観終わった後、皆さんのレビューを拝読し、ウィキペディアと公式サイトからの情報をプラスして、何とか概要を掴んだ次第。
―以下、自分用のあらすじ―
バクラウは、ブラジルにある田舎の村。(架空)
村の長老の女性・カルメリータが亡くなり、その葬儀のためにテレサは帰郷する。
テレサは、村まで給水車に同乗させてもらったが、途中、運転手の男が言うには、
(セラベルデの市長トニー・ジュニアが)上流で水を堰き止めているため、村人たちはもっと上流の水源から水を運んで来る必要があった。
村へ着くとテレサは歓迎され、小さい丸薬みたいなものを口に入れられる。
各地から葬列に加わるために大勢の人々が集まったが、村の女医ドミンガスが暴言を吐く。(酔っていたらしい)
この日以降、村では不可解なことが起き始める。
・インターネットの地図からバクラウが姿を消す。
・空飛ぶ円盤型のドローンが現れる。
・村に余所者の男女のライダーが訪れる。その時、何かを仕掛けて行く。
・近くの農場の馬、数十頭が村に現れる。二人の男が確認に行くと、一家全員の惨殺死体があり、この二人の男も撃ち殺されてしまう。
・給水車のタンクに3発の銃弾を撃ち込まれる。
・インターネット・携帯電話が使えなくなる。
・幼い子供が夜の暗闇で撃ち殺される。
(観客には)先程の男女のライダーも含めて、村はずれにアジトを持つ外国人グループが居ることが分る。
何が目的なのか?バクラウの村人たちを殺すゲームなのだろうか?
しかし、バクラウの村人たちは強かった。
ライダーたちに見学を勧めていた「バクラウ歴史博物館」には、この村の戦いの歴史がギッシリと詰まっていた。
そこの壁には、各種銃器が展示されていた痕跡が・・・
ドミンガスの白衣は血に染まり、裸族みたいな暮らしぶりの老夫婦が強すぎる。
てっきり、殺された村人たちのための墓穴を掘っているのかと思っていたら・・・
彼ら村人たちの強さの秘密は、あの小粒の丸薬にあるのかも知れない。全員が何かに覚醒している。
貧困・格差・悪徳政治家・ワケアリ集団。
取りあえず、バクラウには手を出さない方がよい。
このレビューは気に入りましたか?
9人の会員が気に入ったと投稿しています
かなりシュールなとんでもない映画
架空の村・バクラウ。
長老の女性が死んで、お葬式のためにテレサが村に戻ったところから
この物語は始まる。
てっきり彼女が主役なのかと思ったらそういうことではなかった。
主役は特にいない。
敢えていうなら、主役は村人全員だろう。
UFOのようなドローンが上空を飛ぶ。
グーグルマップで村を検索すると村が消えていてみつからない。
水の給水車には銃弾が打ち込まれ
派手な服を 着た二人組のバイク乗りが村にやってくる。
これから何が起こるのか、不穏な空気に見ているこちら側も緊張する。
謎の裸族の夫婦と裸族の爺さん
何故彼らは服を着ないのだ?
ボカシも入れられずにぶらぶらとするイチモツには唖然(笑)
意味不明な描写と説明不足もあり、理解に苦しむところもあるが
ブラジルの抱える問題を見た気がする。
持てる者とそうでないものの格差と対立。
でもこの村人の団結は半端なく凄かった。
面白いのか、面白くないのか、ちょっと良くわからない微妙な感覚にはなるが
一見の価値はあると思う。
このレビューは気に入りましたか?
8人の会員が気に入ったと投稿しています
ブラックなブラジル風バイオレンス
投稿日:2021/10/16
レビュアー:趣味は洋画
バクラウ 地図から消された村(2019年、ブラジル・フランス、カラー、131分)
この映画の公式サイトを開くと、次のようなキャッチコピーが目に入ってきます。
‘見事なまでに狂ってる’ ...これは血と暴力に彩られた現代の寓話。
なるほど、上手いこと言い当ててますね。
私はブラジル流のアレゴリーかと思いながら観ていたのですが、観終わって、これはもしや「ブラジル流のコメディ」?...しかも、今の全世界を凝集して皮肉った...そんな印象を受けました。
ブラジル北東部・ペルナンブーコ州の小集落、バクラウ村。この村出身のテレサ(バルバラ・コーレン)は村の長老カルメリータの葬儀に出席するため、バクラウに戻ってきた。村周辺は以前から地元の川の水をめぐる利権争いにより、バクラウは水を堰き止められていた。川の上流のセラヴェルデのトニー市長(サーデリー・リマ)が関与している為で、バクラウは更に上流から水を汲んで給水車で運んでもらっていた。村の老女性で医師のドミンガス(ソニア・ブラガ)は村人に慕われていたが、長老の葬儀の日はカルメリータを魔女呼ばわりして取り乱した。葬儀が終わった翌日から、村では奇妙な出来事が続いた。学校の授業で使うタブレットから、バクラウの位置が消えている。上空には不気味なドローンが飛んでいる。近くの農場から馬の大群が逃げ出してくる。給水車のタンクが撃たれて穴が開いている。バイクに乗った正体不明の男女が訪れる...。一体、何があったというのだ。やがて、農場主一家が無残な死体で発見される。やがてマイケル(ウド・キア)という怪しげな男が率いる傭兵集団の存在が明らかになる。
寓話とはいうものの、ペルナンブーコ州は実在の州ですし、国土の広いブラジルにあって、アマゾンの未開の地では文明を拒み続ける部族もいると聞きます。多少なりともそういう空気感をバクウラに漂わせながら、本編では中盤あたりから傭兵集団を登場させ、そのメンバーはアメリカ人を含む白人で構成されています。両者を対局に置いているのも意味深です。
未開の地と言っていいバクウラに、ドローンが飛び、学校ではタブレットが使われています。
かと思えば、水の問題(堰き止められたり、給水車の登場)や、電波が遮断されたり。
銃で制圧しようとする集団に、銃で対抗する村の人々、どこかで観た映画の一幕のようでもあります。
傭兵集団のボスが威圧的に老女医に迫りますが、老女医は一歩も引かず、ビクともしません。
ウド・キアとソニア・ブラガが対峙する名場面です。
若かりし頃のウド・キアの作品を何本か観ていますので、彼の役柄やキャラクターについて特に意外性は感じません。本作でもウド・キアらしい役を好んで演じているように見受けられました。
特にラストシーンは、‘監督!、このエンディング気に入ったよ’ と云わんばかりに感じました。(笑)
一方、ソニア・ブラガは彼女と分かりませんでした。
何といっても85年「蜘蛛女のキス」におけるシャンソン歌手と大資本家の娘の二役は絶品でした。
当時は35歳でしたが、本作では69歳くらいでしょうか。
クリント・イーストウッドやチャーリー・シーンと共演した90年「ルーキー」の彼女も印象的でした。
ブラジルを代表する女優さんですね。
プロデューサーにサイード・ベン・サイードと、ミヒェル・メルクトの名がありますが、2016年「エル ELLE」の製作コンビです。
バイオレンスもブラジル風の演出ではこうなるのですね。
異色ですが、ブラックを感じる作品で面白かったです。
このレビューは気に入りましたか?
7人の会員が気に入ったと投稿しています
バクラウ歴史博物館の見学には、心構えが必要!
ブラジルの小さな村バクラウでは、老女カルメリータの葬儀が行われていた。
都市部から帰郷した彼女の孫テレサも葬儀に参列し、家族と再会する。
それから間もなく、教師をしているテレサの父は、ネットを使った地理の授業中、
バクラウが地図から消えていることに気づく…
バクラウへの給水を断つ悪徳市長トニー、村の近辺に潜む賞金首の男ルンガ、
バクラウ襲撃計画を練るアメリカ人集団も絡み、なかなか面白い。
貧しいながらも平穏な村(娼婦やDJの存在もあって特異だが)の日常が、
血生臭いものになっていく。
終盤は、流血のアクション劇となっていた。
ぷら〜んぷらんした血まみれの指、全裸の老いたカップルの活躍は忘れ難い…
バクラウは、ブラジルのペルサンブーコ州にあると言う設定。
この州は、かつて黒人奴隷を使役したサトウキビ栽培で隆盛したが、
現在は経済活動が停滞しており、中央政府からの支援も少ないそうだ。
反乱の歴史も持ち、黒人人口比率が高い州でもあるとのこと。
物資不足で貧しいバクラウ村、トニー市長の専横、人種差別発言などは、
ベルサンブーコの実情を踏まえた設定なのかもしれない。違うかw
亡きカルメリータと関係の深そうな女性医師ドミンガスが好き。
激高したり、知的だったり…
血染めの白衣をまとったドミンガスは、襲撃者に対して一切の怯えを見せず、
とても頼もしかった。
同性の恋人を抱擁する姿からは、愛情が伝わってきた。
村人が飲んでいる謎の錠剤について「もっと詳しくw」と思うし、
何百万人もが使用しているという依存性のある鎮痛薬ブラソル4も気になる。
しかし、そんなあれこれを置いておいても楽しめた。
謎めいたバクラウ村…
バクラウ歴史博物館を見学するには、心構えが必要だ!
このレビューは気に入りましたか?
6人の会員が気に入ったと投稿しています
ユーザーレビュー
ラストが痛快→だから見てチョッ!!
投稿日
2021/03/07
レビュアー
カマンベール
2019年(ブラジル・フランス合作)クレベール・メンドンサ・フィリオ監督。
カンヌ国際映画祭の審査員特別賞受賞。
一風変わった映画で面白かったです。
《村民・ウェスタン》って言うか、
《ブラジル版・ハードボイルド》てか?
バクラウ村の長老・カルメリータが亡くなった事をキッカケに村に異変が起こる。
村人、バンバン殺されますー、
給水車に銃弾撃ち込まれますうー、
インターネットの地図から村がけされて、
村の上空には円盤だか?ドローンだか不明な物体が飛びますうー、
この映画、深く考えちゃダメぽん。
えーっ、バクラウ村が地図から消された???
電源喪失???
ネットか使えん???
どうしたん?何があったん?
いちいち理論的に説明なんかありゃしないさ!!
マカロニウェスタンみたいな軽快な音楽に合わせて、バクラウ村人の、
味のある御面相を楽しみましょう。
やたらデブのオッちゃんオバちゃん、爺ちゃんのフルヌードとか見れます。
およそありがたくないけど、土着さ、土着!!
ならず者たちが村人を襲う目的はラストで知れます。
展開が遅い・・とか、文句言ったら、この映画成立しないさ!
ならず者軍団のボスのウド・キア(知らん?目玉のギョロっとした男、見ればホレ、すぐ分かる)
ウド・キア、いやあー目立っとったわ!!
不条理劇ですなー。
ラストは、ホンマ、スカッとする。
ユーモアたっぷり!
(ところで、あの薬、ナンね?)
お楽しみにー!!
NO! エクストリームな世界
投稿日
2021/05/25
レビュアー
kazupon
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
レビューを表示する
監督:クレベール・メンドンサ・フィリオ(2019年・ブラジル/仏・131分)
※第72回カンヌ国際映画祭審査員賞受賞
いちいち色んな事が気になる私。
観終わった後、皆さんのレビューを拝読し、ウィキペディアと公式サイトからの情報をプラスして、何とか概要を掴んだ次第。
―以下、自分用のあらすじ―
バクラウは、ブラジルにある田舎の村。(架空)
村の長老の女性・カルメリータが亡くなり、その葬儀のためにテレサは帰郷する。
テレサは、村まで給水車に同乗させてもらったが、途中、運転手の男が言うには、
(セラベルデの市長トニー・ジュニアが)上流で水を堰き止めているため、村人たちはもっと上流の水源から水を運んで来る必要があった。
村へ着くとテレサは歓迎され、小さい丸薬みたいなものを口に入れられる。
各地から葬列に加わるために大勢の人々が集まったが、村の女医ドミンガスが暴言を吐く。(酔っていたらしい)
この日以降、村では不可解なことが起き始める。
・インターネットの地図からバクラウが姿を消す。
・空飛ぶ円盤型のドローンが現れる。
・村に余所者の男女のライダーが訪れる。その時、何かを仕掛けて行く。
・近くの農場の馬、数十頭が村に現れる。二人の男が確認に行くと、一家全員の惨殺死体があり、この二人の男も撃ち殺されてしまう。
・給水車のタンクに3発の銃弾を撃ち込まれる。
・インターネット・携帯電話が使えなくなる。
・幼い子供が夜の暗闇で撃ち殺される。
(観客には)先程の男女のライダーも含めて、村はずれにアジトを持つ外国人グループが居ることが分る。
何が目的なのか?バクラウの村人たちを殺すゲームなのだろうか?
しかし、バクラウの村人たちは強かった。
ライダーたちに見学を勧めていた「バクラウ歴史博物館」には、この村の戦いの歴史がギッシリと詰まっていた。
そこの壁には、各種銃器が展示されていた痕跡が・・・
ドミンガスの白衣は血に染まり、裸族みたいな暮らしぶりの老夫婦が強すぎる。
てっきり、殺された村人たちのための墓穴を掘っているのかと思っていたら・・・
彼ら村人たちの強さの秘密は、あの小粒の丸薬にあるのかも知れない。全員が何かに覚醒している。
貧困・格差・悪徳政治家・ワケアリ集団。
取りあえず、バクラウには手を出さない方がよい。
かなりシュールなとんでもない映画
投稿日
2021/03/08
レビュアー
飛べない魔女
架空の村・バクラウ。
長老の女性が死んで、お葬式のためにテレサが村に戻ったところから
この物語は始まる。
てっきり彼女が主役なのかと思ったらそういうことではなかった。
主役は特にいない。
敢えていうなら、主役は村人全員だろう。
UFOのようなドローンが上空を飛ぶ。
グーグルマップで村を検索すると村が消えていてみつからない。
水の給水車には銃弾が打ち込まれ
派手な服を 着た二人組のバイク乗りが村にやってくる。
これから何が起こるのか、不穏な空気に見ているこちら側も緊張する。
謎の裸族の夫婦と裸族の爺さん
何故彼らは服を着ないのだ?
ボカシも入れられずにぶらぶらとするイチモツには唖然(笑)
意味不明な描写と説明不足もあり、理解に苦しむところもあるが
ブラジルの抱える問題を見た気がする。
持てる者とそうでないものの格差と対立。
でもこの村人の団結は半端なく凄かった。
面白いのか、面白くないのか、ちょっと良くわからない微妙な感覚にはなるが
一見の価値はあると思う。
ブラックなブラジル風バイオレンス
投稿日
2021/10/16
レビュアー
趣味は洋画
バクラウ 地図から消された村(2019年、ブラジル・フランス、カラー、131分)
この映画の公式サイトを開くと、次のようなキャッチコピーが目に入ってきます。
‘見事なまでに狂ってる’ ...これは血と暴力に彩られた現代の寓話。
なるほど、上手いこと言い当ててますね。
私はブラジル流のアレゴリーかと思いながら観ていたのですが、観終わって、これはもしや「ブラジル流のコメディ」?...しかも、今の全世界を凝集して皮肉った...そんな印象を受けました。
ブラジル北東部・ペルナンブーコ州の小集落、バクラウ村。この村出身のテレサ(バルバラ・コーレン)は村の長老カルメリータの葬儀に出席するため、バクラウに戻ってきた。村周辺は以前から地元の川の水をめぐる利権争いにより、バクラウは水を堰き止められていた。川の上流のセラヴェルデのトニー市長(サーデリー・リマ)が関与している為で、バクラウは更に上流から水を汲んで給水車で運んでもらっていた。村の老女性で医師のドミンガス(ソニア・ブラガ)は村人に慕われていたが、長老の葬儀の日はカルメリータを魔女呼ばわりして取り乱した。葬儀が終わった翌日から、村では奇妙な出来事が続いた。学校の授業で使うタブレットから、バクラウの位置が消えている。上空には不気味なドローンが飛んでいる。近くの農場から馬の大群が逃げ出してくる。給水車のタンクが撃たれて穴が開いている。バイクに乗った正体不明の男女が訪れる...。一体、何があったというのだ。やがて、農場主一家が無残な死体で発見される。やがてマイケル(ウド・キア)という怪しげな男が率いる傭兵集団の存在が明らかになる。
寓話とはいうものの、ペルナンブーコ州は実在の州ですし、国土の広いブラジルにあって、アマゾンの未開の地では文明を拒み続ける部族もいると聞きます。多少なりともそういう空気感をバクウラに漂わせながら、本編では中盤あたりから傭兵集団を登場させ、そのメンバーはアメリカ人を含む白人で構成されています。両者を対局に置いているのも意味深です。
未開の地と言っていいバクウラに、ドローンが飛び、学校ではタブレットが使われています。
かと思えば、水の問題(堰き止められたり、給水車の登場)や、電波が遮断されたり。
銃で制圧しようとする集団に、銃で対抗する村の人々、どこかで観た映画の一幕のようでもあります。
傭兵集団のボスが威圧的に老女医に迫りますが、老女医は一歩も引かず、ビクともしません。
ウド・キアとソニア・ブラガが対峙する名場面です。
若かりし頃のウド・キアの作品を何本か観ていますので、彼の役柄やキャラクターについて特に意外性は感じません。本作でもウド・キアらしい役を好んで演じているように見受けられました。
特にラストシーンは、‘監督!、このエンディング気に入ったよ’ と云わんばかりに感じました。(笑)
一方、ソニア・ブラガは彼女と分かりませんでした。
何といっても85年「蜘蛛女のキス」におけるシャンソン歌手と大資本家の娘の二役は絶品でした。
当時は35歳でしたが、本作では69歳くらいでしょうか。
クリント・イーストウッドやチャーリー・シーンと共演した90年「ルーキー」の彼女も印象的でした。
ブラジルを代表する女優さんですね。
プロデューサーにサイード・ベン・サイードと、ミヒェル・メルクトの名がありますが、2016年「エル ELLE」の製作コンビです。
バイオレンスもブラジル風の演出ではこうなるのですね。
異色ですが、ブラックを感じる作品で面白かったです。
バクラウ歴史博物館の見学には、心構えが必要!
投稿日
2021/04/27
レビュアー
コタロウ(!)
ブラジルの小さな村バクラウでは、老女カルメリータの葬儀が行われていた。
都市部から帰郷した彼女の孫テレサも葬儀に参列し、家族と再会する。
それから間もなく、教師をしているテレサの父は、ネットを使った地理の授業中、
バクラウが地図から消えていることに気づく…
バクラウへの給水を断つ悪徳市長トニー、村の近辺に潜む賞金首の男ルンガ、
バクラウ襲撃計画を練るアメリカ人集団も絡み、なかなか面白い。
貧しいながらも平穏な村(娼婦やDJの存在もあって特異だが)の日常が、
血生臭いものになっていく。
終盤は、流血のアクション劇となっていた。
ぷら〜んぷらんした血まみれの指、全裸の老いたカップルの活躍は忘れ難い…
バクラウは、ブラジルのペルサンブーコ州にあると言う設定。
この州は、かつて黒人奴隷を使役したサトウキビ栽培で隆盛したが、
現在は経済活動が停滞しており、中央政府からの支援も少ないそうだ。
反乱の歴史も持ち、黒人人口比率が高い州でもあるとのこと。
物資不足で貧しいバクラウ村、トニー市長の専横、人種差別発言などは、
ベルサンブーコの実情を踏まえた設定なのかもしれない。違うかw
亡きカルメリータと関係の深そうな女性医師ドミンガスが好き。
激高したり、知的だったり…
血染めの白衣をまとったドミンガスは、襲撃者に対して一切の怯えを見せず、
とても頼もしかった。
同性の恋人を抱擁する姿からは、愛情が伝わってきた。
村人が飲んでいる謎の錠剤について「もっと詳しくw」と思うし、
何百万人もが使用しているという依存性のある鎮痛薬ブラソル4も気になる。
しかし、そんなあれこれを置いておいても楽しめた。
謎めいたバクラウ村…
バクラウ歴史博物館を見学するには、心構えが必要だ!
新規登録で
「定額レンタル4」月額1,026円(税込)を
14日間無料お試し!※
- 無料お試し期間中『新作』はレンタル対象外です。
新作をレンタルする方法はこちら
- ※本キャンペーンの無料お試しの対象者は、次の@ABのいずれかに該当する方に限ります。
- @「TSUTAYA DISCAS」の定額プラン(定額プランの種類は問いません。以下同じ)の利用開始時に「無料お試し」を利用したことがない方
- A2022年10月2日以前に「TSUTAYA DISCAS」の定額プランの利用を終了された方であって、2022年10月3日以降、「TSUTAYA DISCAS」の定額プランを利用していない方
- B上記@Aのほか、当社が不定期で実施する期間限定キャンペーンにおいて、キャンペーン開始時に、当社が定める参加条件を満たした方
- 無料お試し期間中(14日間)、新作はレンタル対象外です。(但し、上記Bの対象者に限り、新作もレンタル対象となる場合があります)
- 無料お試し期間終了後、登録プラン料金で自動更新となります。
ご利用の流れ
@ 会員登録
申し込みフォームへ記入したら登録完了!
A 作品をレンタル
借りたい作品をリストアップするだけ!
発送可能な商品を自宅にお届けします。
B ポストに返却
商品をポストに投函すればOK!
各プランはこちら
※1 無料お試し期間中の「新作」レンタルは対象外です。
バクラウ 地図から消された村
(C)2019 CINEMASCÓPIO – SBS PRODUCTIONS – ARTE FRANCE CINÉMA ※ジャケットデザインは変更になる場合がございます。