リボルバー・リリー / 綾瀬はるか
リボルバー・リリー
/行定勲
平均評価点:
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全体の平均評価点: (5点満点)
(18)
解説・ストーリー
「海街diary」「レジェンド&バタフライ」の綾瀬はるかが冷徹非情なダークヒロインを演じるハードボイルド・アクション大作。長浦京の同名ベストセラーを「世界の中心で、愛をさけぶ」「北の零年」の行定勲監督が映画化。1924年の東京を舞台に、陸軍の資金を巡る陰謀に巻き込まれた少年を守るため、巨大な敵に立ち向かっていく美しき女スパイ“リボルバー・リリー”の活躍を、華麗かつ迫力のアクション満載に描き出す。共演は長谷川博己、羽村仁成、シシド・カフカ、古川琴音、清水尋也、ジェシー、野村萬斎、豊川悦司。
「海街diary」「レジェンド&バタフライ」の綾瀬はるかが冷徹非情なダークヒロインを演じるハードボイルド・アクション大作。長浦京の同名ベストセラーを「世界の中心で、愛をさけぶ」「北の零年」の行定勲監督が映画化。1924年の東京を舞台に、陸軍の資金を巡る陰謀に巻き込まれた少年を守るため、巨大な敵に立ち向かっていく美しき女スパイ“リボルバー・リリー”の活躍を、華麗かつ迫力のアクション満載に描き出す。共演は長谷川博己、羽村仁成、シシド・カフカ、古川琴音、清水尋也、ジェシー、野村萬斎、豊川悦司。
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「リボルバー・リリー」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
「海街diary」「レジェンド&バタフライ」の綾瀬はるかが冷徹非情なダークヒロインを演じるハードボイルド・アクション大作。長浦京の同名ベストセラーを「世界の中心で、愛をさけぶ」「北の零年」の行定勲監督が映画化。1924年の東京を舞台に、陸軍の資金を巡る陰謀に巻き込まれた少年を守るため、巨大な敵に立ち向かっていく美しき女スパイ“リボルバー・リリー”の活躍を、華麗かつ迫力のアクション満載に描き出す。共演は長谷川博己、羽村仁成、シシド・カフカ、古川琴音、清水尋也、ジェシー、野村萬斎、豊川悦司。
「リボルバー・リリー」 の作品情報
「リボルバー・リリー」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
リボルバー・リリーの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
139分 |
日(バリアフリー) |
日:ドルビーデジタル5.1ch、日(バリアフリー音声ガイド):ドルビーデジタルステレオ |
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
BIDRJ10019 |
2024年02月16日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
227枚
|
13人
|
11人
|
日:ドルビーデジタル5.1ch、日(バリアフリー音声ガイド):ドルビーデジタルステレオ
【Blu-ray】リボルバー・リリー(ブルーレイ)の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
139分 |
|
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
BIXRJ20002 |
2024年02月16日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
97枚
|
8人
|
2人
|
リボルバー・リリーの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
139分 |
日(バリアフリー) |
日:ドルビーデジタル5.1ch、日(バリアフリー音声ガイド):ドルビーデジタルステレオ |
レイティング: |
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レンタル開始日: |
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BIDRJ10019 |
2024年02月16日
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在庫枚数 |
1位登録者: |
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日:ドルビーデジタル5.1ch、日(バリアフリー音声ガイド):ドルビーデジタルステレオ
【Blu-ray】リボルバー・リリー(ブルーレイ)の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
139分 |
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レイティング: |
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BIXRJ20002 |
2024年02月16日
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在庫枚数 |
1位登録者: |
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8人
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ユーザーレビュー:18件
美しきダークヒロインは「生きる事にした」
長浦京原作の小説「リボルバー・リリー」を綾瀬はるか主演で行定勲監督が映画化した
大正末期東京。元敏腕スパイの小曾根百合(綾瀬はるか)は今、玉ノ井で居酒屋の女将をしていた。
ある時、水野(豊川悦司)が上海銀行に巨額の資金を預けたまま自殺し、その引き出しを巡って息子である細見慎太(羽村仁成)を
確保しようと陸軍の精鋭部隊とヤクザまでが慎太を追い始める。
慎太を託された百合は、ともに陸軍から逃亡し闘うことになる。
巨額の資金を戦争に使いたい陸軍と海軍がそれぞれ二人を追い詰めるわけだが、
57人殺したという凄腕綾瀬はるかの「殺し屋アクション」を観る映画なのだろうか。
はっきり言ってそこはあまり期待しない方がいいと思う。
(スパイは人混みで目立つアクションをすべきでないとか、白いドレスで目立ってどうする?と色々思う所はあるのであるが)
「これはアクションを観る映画じゃない」と言ってしまえば、中々スッキリするのである。
舞台のような舞踊のような様式アクションであって、実践的じゃぁない。
(なのにさー、たった2人くらいで100人以上の軍人やっつけてるってさー。ブーブー)
じゃぁ、なんだという事になる。
スパイ組織の長である水野が何のために国家予算の10分の1とも言われる大金を銀行に預けたのか。
もう人を殺したくないと迷える百合は、どのような行動に出るのか。
大正時代を生きた人間の気持ちをその「哀しみ漂う様式美」を通して味わう話ではないだろうか。
大正7年に第一次大戦を終え、関東大震災があったのは大正12年、
復興のためのモダンな建築の商店街は、人々の「不屈の精神」を感じさせて活気もある。
短髪洋装と和服が混在してる街並み。
大正時代を見事に再現したセット。雰囲気。(まぁ私がその頃生きてたわけじゃないが)
綾瀬のファッションなんかスタイルブックから抜け出たようなモガスタイルで帽子からアクセサリーから満点だ。実に美しい!
(前述したように闘うなら忍者スタイルか迷彩服がベストではあるが)。
(そんな中で次の開戦を狙ってる軍部は鼻息が荒い)
山本五十六大佐の役が(阿部サダヲ)だが、これは意外に良かった。
(なんか緊張感がほぐれた。)スックと立てば足の短さが目立つけど、なんか華があるよね。
山本は、水野の銀行の金を、陸軍と折半するつもりはなく、海軍が全額手にすると言ったのよ
山本は戦争の開始を遅らせ、次の戦争を回避する方法を探ると百合に約束したが。。
少なくとも、日本が戦争(暴力)じゃなく、お金(経済力)や金融資産で勝つべきだと
見据えていた人たちがいたと言うことになる。
いつの世も、どうすれば正しかったのか誰にもわからない。その時、正しいはずの事も
後で正しくなくなる。
「戦争だけはしてはいけない」というメッセージが込められた作品だとするなら、
その一点で素晴らしい作品だと言える。(ちなみに長浦京氏の原作は読んでいないが、
映画の方がトロく感じられるほど本はノンステップアクションだそうだ(人づて)。
それも変わった状況だなとちょっと笑ってしまった)
アクションをきれいに撮りたいという思惑は伝わってきたのではあるが、水野とのドロドロした愛憎や、
シシド・カフカとかとの関係。スパイ訓練の厳しいシーンなんかあればよりリアリティは出たと思う。
あと岩見(長谷川博己)の扱いだが、弁護士のくせに綾瀬の着替えを覗いちゃったりして、
また敵に拉致されたと思ったら、実は仲間でプカプカたばこ吸ったりして、
この男の見せ場はどこなの?とちょっと腹が立った。
このレビューは気に入りましたか?
7人の会員が気に入ったと投稿しています
かつて“リボルバー・リリー”と呼ばれた元スパイ
監督:行定勲(2023年・日本・139分)
原作:長浦京『リボルバー・リリー』…第19回大藪春彦賞(20107年)
※レビューのラスト部分が、ひょっとしたらネタバレかも。
綾瀬はるかが敏腕スパイ役で主演。以前『奥様は、取り扱い注意』という作品でもスパイ役を演じていたけれど、本作で演じるスパイはかなりシリアスで、冷静な物言いやニコリともしない表情は、美しいけれど“綾瀬はるか”らしくない。
冒頭、黒い画面に白い文字で小曽根百合の経歴や背景の説明がある。この段階では情報が頭の中を素通りして行くだけだった。画面に緊張感が走ったのは、一家惨殺シーンになってからだ。一人だけ逃げ延びた少年・細見慎太(羽村仁成)が、父に言われた通り小曽根百合を頼って玉ノ井まで行くという展開だった。
その小曽根百合(綾瀬はるか)は、東京玉ノ井で―Rumble(ランブル)―(騒動・乱闘の意)という銘酒屋をやっていた。
新聞記事では、細見一家惨殺の犯人は筒井国松(石橋蓮司)で、事件後自殺したと報道された。しかし、国松を知っている百合には納得が出来ず、秩父まで確認に行く。案の定、この事件の裏には陸軍が関係していることが判る。
慎太の父・欣也が持つ国家予算の10%という巨額な資金を手に入れるために陸軍が血眼になっていたのだ。
あくまでも私の場合だけれど、内容も画面も暗くて「あ、私が眠たくなるやつだ」と思った。ストーリーを追うのが精一杯で二時間越えの尺は辛い。こういう時には、私は日本語音声ガイド付きでもう一度観ることにしている。(音声ガイドは親切で、気が付かないでいた些末な事まで教えてくれる。劇中、挿入される百合のフラッシュバックのシーンの意味が、この音声ガイドで理解出来た。)
百合の相棒・協力者に岩見弁護士(長谷川博己)、奈加(シシド・カフカ)、琴子(古川琴音)。
顔芸を使わない冷静な長谷川博己もいい(笑)。カフカ姉さんはライフルを構える姿が凛々しくてカッコいい。古川琴音は声が少女のように可愛らしい。
帝国陸軍上官役で板尾 創路。津山役でジェシー。ジェシーは長身で画面に映えるのだけれど、私的にはドスを利かせた彼の声がダメだった。(SixTONESの時はカッコいいのに。残念。ファンの方、ゴメンネ。)
不気味だったのは、南役を演じた清水尋也。(この人、いつ見てもヒョロッと細くて冷たいイメージ。)
海軍・山本五十六に扮するのは、阿部サダヲ。存在感があるだけに、海軍の軍服姿で台詞を言うだけの役では勿体ない感じ。
嬉しかったのは、豊川悦司が細見欣也役で登場したことだった。ビールのCMで見るようなチリチリの髪じゃなくて、ビシッと撫でつけられた髪型でのスーツ姿は、若い頃の魅力を失っていなかった。しばし見惚れてしまった。
綾瀬はるかの見どころは、アクションと衣装の二つ。『レジェンド&バタフライ』で共演した木村拓哉からも乗馬やアクションを褒められる腕前なのに、その実力が活かされていないようで残念だった。ひょっとしたら、あの衣装のせいで動きに制約があるのかも知れないけれど。
海軍省前での戦いで血に染まる真っ白なドレスは、洋服の仕立て屋・滝田(野村萬斎)が百合に手渡す時に「お気をつけて…」と言っていたドレスだ。かつて百合の愛した男が、常々「戦う時にも身だしなみには気をつけなさい」と言っていたそうだし、いつも綺麗な洋服を着せてくれたと百合が回想していた。滝田は、これが百合の戦闘服(勝負服)になるのが分っていたのだと思う。
海軍省近くの池で、刺客・南との死闘のシーンでは、百合の左胸深くにナイフを突き刺され、どう見ても死んでしまうだろうという状況だった。「私は生きることにした」と彼女が言っても、直ぐに息絶えてしまうのではないかとハラハラしたが、百合は不死身だった。ふと、白装束で白髪の老婆のことが思い浮かぶ。あの老婆は死神ではなかったようだ。
切なかったのは、慎太の父がかつて百合が愛した男・水野(名前を変えていた)だったこと。百合との間に出来た子は殺されてしまったのに、違う女性との間の子どもを託されるとは…
このレビューは気に入りましたか?
4人の会員が気に入ったと投稿しています
期待外れだった
投稿日:2024/03/08
レビュアー:だいこん
悪くはないんだけど、ちょっと期待しすぎたかもだけど、期待には応えてくれなかったという感想です。
とにかく暗い。綾瀬はるかでこんなに暗い作品は見たことがない気がする。あと、もっと拳銃をバンバン撃ちまくって悪党をじゃんじゃん倒すんだと思ってたから、その辺でもあてが外れた感じは否めないなあ。
エンディングで一瞬だけ鈴木亮平が出てたのは笑った。
このレビューは気に入りましたか?
4人の会員が気に入ったと投稿しています
船は見逃そう。雨は忘れよう。スローモーションはやめてくれ。
びっくりするほどショボいということはない。でも普通にショボい映画。
綾瀬はるか主演に期待した分、邦画はこんなもんというのを再確認させられてしまった感じ。
邦画アクション映画に期待しすぎることはないけれど、せめてストーリーとか、キャラクターとかは、もうちょっとなんとかしてくれないと…
子役キャスティングの時点で、もうドラマ部は諦めるしかなかったのだろうから、大正の雰囲気とかCGとかアクションシーンはもっと頑張って欲しかった。
とにかく全体に残念感の漂う箇所が多い。せめてクライマックスに向かって盛り上げないといけないのにラストに向かってドンスカ悪くなっていくというのも悪印象。
いいとこなしの140分はキツい。
このレビューは気に入りましたか?
4人の会員が気に入ったと投稿しています
大正ロマン香る世界観が見事
投稿日:2024/02/17
レビュアー:oyoyo
もっとエンタメ性ある作品かと思ってたが、
重いハードボイルドだった。
綾瀬はるかが美しい。
今までで一番綺麗に見えた。
大正の世界観にマッチしていた。
山本五十六が阿部サダヲ!
トンデモない大将を演じるのかと期待したが、
普通だった。
残念・・・。
お気に入りシーンが2つ。
お店に来た陸軍との銃撃戦と、
列車内での大乱闘。
気になった点がひとつ、
銃を構えるポーズが体幹ブレてる。
まあ、カッコイイ撃ち方見せるためには色んなポーズで撃てなきゃならないんだろうけど、
ここぞ!という決めポーズ(射撃後の残心とか)に、基本に忠実な姿勢もカッコイイと思いますが。
80点
このレビューは気に入りましたか?
3人の会員が気に入ったと投稿しています
ユーザーレビュー
美しきダークヒロインは「生きる事にした」
投稿日
2024/02/19
レビュアー
くまげらの森
長浦京原作の小説「リボルバー・リリー」を綾瀬はるか主演で行定勲監督が映画化した
大正末期東京。元敏腕スパイの小曾根百合(綾瀬はるか)は今、玉ノ井で居酒屋の女将をしていた。
ある時、水野(豊川悦司)が上海銀行に巨額の資金を預けたまま自殺し、その引き出しを巡って息子である細見慎太(羽村仁成)を
確保しようと陸軍の精鋭部隊とヤクザまでが慎太を追い始める。
慎太を託された百合は、ともに陸軍から逃亡し闘うことになる。
巨額の資金を戦争に使いたい陸軍と海軍がそれぞれ二人を追い詰めるわけだが、
57人殺したという凄腕綾瀬はるかの「殺し屋アクション」を観る映画なのだろうか。
はっきり言ってそこはあまり期待しない方がいいと思う。
(スパイは人混みで目立つアクションをすべきでないとか、白いドレスで目立ってどうする?と色々思う所はあるのであるが)
「これはアクションを観る映画じゃない」と言ってしまえば、中々スッキリするのである。
舞台のような舞踊のような様式アクションであって、実践的じゃぁない。
(なのにさー、たった2人くらいで100人以上の軍人やっつけてるってさー。ブーブー)
じゃぁ、なんだという事になる。
スパイ組織の長である水野が何のために国家予算の10分の1とも言われる大金を銀行に預けたのか。
もう人を殺したくないと迷える百合は、どのような行動に出るのか。
大正時代を生きた人間の気持ちをその「哀しみ漂う様式美」を通して味わう話ではないだろうか。
大正7年に第一次大戦を終え、関東大震災があったのは大正12年、
復興のためのモダンな建築の商店街は、人々の「不屈の精神」を感じさせて活気もある。
短髪洋装と和服が混在してる街並み。
大正時代を見事に再現したセット。雰囲気。(まぁ私がその頃生きてたわけじゃないが)
綾瀬のファッションなんかスタイルブックから抜け出たようなモガスタイルで帽子からアクセサリーから満点だ。実に美しい!
(前述したように闘うなら忍者スタイルか迷彩服がベストではあるが)。
(そんな中で次の開戦を狙ってる軍部は鼻息が荒い)
山本五十六大佐の役が(阿部サダヲ)だが、これは意外に良かった。
(なんか緊張感がほぐれた。)スックと立てば足の短さが目立つけど、なんか華があるよね。
山本は、水野の銀行の金を、陸軍と折半するつもりはなく、海軍が全額手にすると言ったのよ
山本は戦争の開始を遅らせ、次の戦争を回避する方法を探ると百合に約束したが。。
少なくとも、日本が戦争(暴力)じゃなく、お金(経済力)や金融資産で勝つべきだと
見据えていた人たちがいたと言うことになる。
いつの世も、どうすれば正しかったのか誰にもわからない。その時、正しいはずの事も
後で正しくなくなる。
「戦争だけはしてはいけない」というメッセージが込められた作品だとするなら、
その一点で素晴らしい作品だと言える。(ちなみに長浦京氏の原作は読んでいないが、
映画の方がトロく感じられるほど本はノンステップアクションだそうだ(人づて)。
それも変わった状況だなとちょっと笑ってしまった)
アクションをきれいに撮りたいという思惑は伝わってきたのではあるが、水野とのドロドロした愛憎や、
シシド・カフカとかとの関係。スパイ訓練の厳しいシーンなんかあればよりリアリティは出たと思う。
あと岩見(長谷川博己)の扱いだが、弁護士のくせに綾瀬の着替えを覗いちゃったりして、
また敵に拉致されたと思ったら、実は仲間でプカプカたばこ吸ったりして、
この男の見せ場はどこなの?とちょっと腹が立った。
かつて“リボルバー・リリー”と呼ばれた元スパイ
投稿日
2024/05/07
レビュアー
kazupon
監督:行定勲(2023年・日本・139分)
原作:長浦京『リボルバー・リリー』…第19回大藪春彦賞(20107年)
※レビューのラスト部分が、ひょっとしたらネタバレかも。
綾瀬はるかが敏腕スパイ役で主演。以前『奥様は、取り扱い注意』という作品でもスパイ役を演じていたけれど、本作で演じるスパイはかなりシリアスで、冷静な物言いやニコリともしない表情は、美しいけれど“綾瀬はるか”らしくない。
冒頭、黒い画面に白い文字で小曽根百合の経歴や背景の説明がある。この段階では情報が頭の中を素通りして行くだけだった。画面に緊張感が走ったのは、一家惨殺シーンになってからだ。一人だけ逃げ延びた少年・細見慎太(羽村仁成)が、父に言われた通り小曽根百合を頼って玉ノ井まで行くという展開だった。
その小曽根百合(綾瀬はるか)は、東京玉ノ井で―Rumble(ランブル)―(騒動・乱闘の意)という銘酒屋をやっていた。
新聞記事では、細見一家惨殺の犯人は筒井国松(石橋蓮司)で、事件後自殺したと報道された。しかし、国松を知っている百合には納得が出来ず、秩父まで確認に行く。案の定、この事件の裏には陸軍が関係していることが判る。
慎太の父・欣也が持つ国家予算の10%という巨額な資金を手に入れるために陸軍が血眼になっていたのだ。
あくまでも私の場合だけれど、内容も画面も暗くて「あ、私が眠たくなるやつだ」と思った。ストーリーを追うのが精一杯で二時間越えの尺は辛い。こういう時には、私は日本語音声ガイド付きでもう一度観ることにしている。(音声ガイドは親切で、気が付かないでいた些末な事まで教えてくれる。劇中、挿入される百合のフラッシュバックのシーンの意味が、この音声ガイドで理解出来た。)
百合の相棒・協力者に岩見弁護士(長谷川博己)、奈加(シシド・カフカ)、琴子(古川琴音)。
顔芸を使わない冷静な長谷川博己もいい(笑)。カフカ姉さんはライフルを構える姿が凛々しくてカッコいい。古川琴音は声が少女のように可愛らしい。
帝国陸軍上官役で板尾 創路。津山役でジェシー。ジェシーは長身で画面に映えるのだけれど、私的にはドスを利かせた彼の声がダメだった。(SixTONESの時はカッコいいのに。残念。ファンの方、ゴメンネ。)
不気味だったのは、南役を演じた清水尋也。(この人、いつ見てもヒョロッと細くて冷たいイメージ。)
海軍・山本五十六に扮するのは、阿部サダヲ。存在感があるだけに、海軍の軍服姿で台詞を言うだけの役では勿体ない感じ。
嬉しかったのは、豊川悦司が細見欣也役で登場したことだった。ビールのCMで見るようなチリチリの髪じゃなくて、ビシッと撫でつけられた髪型でのスーツ姿は、若い頃の魅力を失っていなかった。しばし見惚れてしまった。
綾瀬はるかの見どころは、アクションと衣装の二つ。『レジェンド&バタフライ』で共演した木村拓哉からも乗馬やアクションを褒められる腕前なのに、その実力が活かされていないようで残念だった。ひょっとしたら、あの衣装のせいで動きに制約があるのかも知れないけれど。
海軍省前での戦いで血に染まる真っ白なドレスは、洋服の仕立て屋・滝田(野村萬斎)が百合に手渡す時に「お気をつけて…」と言っていたドレスだ。かつて百合の愛した男が、常々「戦う時にも身だしなみには気をつけなさい」と言っていたそうだし、いつも綺麗な洋服を着せてくれたと百合が回想していた。滝田は、これが百合の戦闘服(勝負服)になるのが分っていたのだと思う。
海軍省近くの池で、刺客・南との死闘のシーンでは、百合の左胸深くにナイフを突き刺され、どう見ても死んでしまうだろうという状況だった。「私は生きることにした」と彼女が言っても、直ぐに息絶えてしまうのではないかとハラハラしたが、百合は不死身だった。ふと、白装束で白髪の老婆のことが思い浮かぶ。あの老婆は死神ではなかったようだ。
切なかったのは、慎太の父がかつて百合が愛した男・水野(名前を変えていた)だったこと。百合との間に出来た子は殺されてしまったのに、違う女性との間の子どもを託されるとは…
期待外れだった
投稿日
2024/03/08
レビュアー
だいこん
悪くはないんだけど、ちょっと期待しすぎたかもだけど、期待には応えてくれなかったという感想です。
とにかく暗い。綾瀬はるかでこんなに暗い作品は見たことがない気がする。あと、もっと拳銃をバンバン撃ちまくって悪党をじゃんじゃん倒すんだと思ってたから、その辺でもあてが外れた感じは否めないなあ。
エンディングで一瞬だけ鈴木亮平が出てたのは笑った。
船は見逃そう。雨は忘れよう。スローモーションはやめてくれ。
投稿日
2024/02/20
レビュアー
オッドジョブ
びっくりするほどショボいということはない。でも普通にショボい映画。
綾瀬はるか主演に期待した分、邦画はこんなもんというのを再確認させられてしまった感じ。
邦画アクション映画に期待しすぎることはないけれど、せめてストーリーとか、キャラクターとかは、もうちょっとなんとかしてくれないと…
子役キャスティングの時点で、もうドラマ部は諦めるしかなかったのだろうから、大正の雰囲気とかCGとかアクションシーンはもっと頑張って欲しかった。
とにかく全体に残念感の漂う箇所が多い。せめてクライマックスに向かって盛り上げないといけないのにラストに向かってドンスカ悪くなっていくというのも悪印象。
いいとこなしの140分はキツい。
大正ロマン香る世界観が見事
投稿日
2024/02/17
レビュアー
oyoyo
もっとエンタメ性ある作品かと思ってたが、
重いハードボイルドだった。
綾瀬はるかが美しい。
今までで一番綺麗に見えた。
大正の世界観にマッチしていた。
山本五十六が阿部サダヲ!
トンデモない大将を演じるのかと期待したが、
普通だった。
残念・・・。
お気に入りシーンが2つ。
お店に来た陸軍との銃撃戦と、
列車内での大乱闘。
気になった点がひとつ、
銃を構えるポーズが体幹ブレてる。
まあ、カッコイイ撃ち方見せるためには色んなポーズで撃てなきゃならないんだろうけど、
ここぞ!という決めポーズ(射撃後の残心とか)に、基本に忠実な姿勢もカッコイイと思いますが。
80点
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