アクアマン／失われた王国

前作を数日前に復習してから鑑賞したことは正解でした。
（完全忘却だったので(;^_^A）
前作の記憶が新しいまま鑑賞したので、とても楽しめました。
なので、ぜひ復習してからの鑑賞をお勧め致します！

映像、アクション、ＣＧ（ときおりショボいが(笑)）が素晴らしいです。
そして何よりシンプルで分かりやすいストーリーがとても好きです。
前作もどうしても「マイティソー」を思い出させる話でしたが
今回もまんまソーとロキなんですよね〜(笑)
でも、世界観はまるで違うので、大いに楽しめました。
Ｇの件は大笑いだった！

モモアさんのアクアマンはこれにて打ち止めということで
モモアさんでは続編は作らないってことなんでしょうね。
それにしても、ニコール・キッドマンが嫁でもいいくらい若かったのには驚きでした(*_*)
恐るべき女優！

そこそこ面白かった。
映像は「アバター」の二番煎じ的でチープなところもあったがレベルは高い。
が、お話はつまらない。何度も眠った。
１作目もチャンチャラ可笑しいお話だったが、そのチャンチャラ可笑しいところがこの２作目ではかなり増幅されてあった。
トゥルーキングがどうしたこうしたというセリフがやたら多いのだが、アトランティスの庶民の暮らしがほとんど描かれていない。
で、１作目で庶民を裏切ってロシアの原潜による偽装攻撃を行ったパトリックが大した理由もなしに刑務所から出され、ラストにはよく戦ったから罪はつぐなわれたとかいうことで自由の身になる。ロシアの原潜による攻撃では少なからずアトランティスの官僚や市民が死んでいたわけで、自分が王になりたいために自国民を殺すってのはプーチンと同じであり、これは決してゆるされる罪ではない。そんな話をつくっておきながら王たるもはどうたらこうたらと説教くさい話がやたら多い。
監督のジェームズ・ワンはマレーシア生まれの中国人だそうだが、もしかすると毛沢東に憧れてるのかも。毛は無知と独善で何千万人も餓死させて失脚したわけだが、自分が悪いことをしたとは微塵も思ってなかったようで、オンナ・コドモをつかって文化大革命をやり、再度数千万人を殺して権力の座に返り咲いた。この映画のスジガキはそういう極悪の政治家を容認するような話で不愉快。

あと、ゴキブリを食うシーンが２回あるが、まったく面白くない。
その昔、テレビジョッキーというテレビ番組があり、そのなかに「奇人変人コーナー」というのがあって、異様なことをして見せた者に白いギターが与えられた。で、ギター欲しさにゴキブリを食って見せた若者がその夜に死んだ・・という話があった。食ったゴキブリがタマゴをもっていたそうで、タマゴから出て来たゴキブリの子に胃を食い破られた・・という話だった。この話はウソだったようだが、ゴキブリが美味しいわけがない。ハンバーガーに生きたゴキブリをはさんで食べるシーンは非常に不快であった。