武士の家計簿 / 堺雅人
武士の家計簿
/森田芳光
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全体の平均評価点: (5点満点)
(87)
解説・ストーリー
実在の“家計簿”を基に、幕末のとある下級武士一家の暮らしぶりを鮮やかに甦らせた磯田道史の同名ベストセラーを、「阿修羅のごとく」「わたし出すわ」の森田芳光監督が映画化。刀ではなくそろばんを武器に、逼迫する家計を立て直し、激動の時代を乗り切った下級武士の姿を、家族の絆を軸に描き出す。主演は「ゴールデンスランバー」の堺雅人。江戸時代後半。御算用者(経理係)として代々加賀藩に仕える猪山家。その八代目、直之もまた幼い頃よりそろばんの腕を磨き、次第に頭角を現わしていく。ところが出世はしたものの、猪山家の家計はもはや火の車。そこで直之は家計を立て直すべく、思い切った方策を断行すると共に、自らこまかく家計簿をつけはじめるのだった。
実在の“家計簿”を基に、幕末のとある下級武士一家の暮らしぶりを鮮やかに甦らせた磯田道史の同名ベストセラーを、「阿修羅のごとく」「わたし出すわ」の森田芳光監督が映画化。刀ではなくそろばんを武器に、逼迫する家計を立て直し、激動の時代を乗り切った下級武士の姿を、家族の絆を軸に描き出す。主演は「ゴールデンスランバー」の堺雅人。江戸時代後半。御算用者(経理係)として代々加賀藩に仕える猪山家。その八代目、直之もまた幼い頃よりそろばんの腕を磨き、次第に頭角を現わしていく。ところが出世はしたものの、猪山家の家計はもはや火の車。そこで直之は家計を立て直すべく、思い切った方策を断行すると共に、自らこまかく家計簿をつけはじめるのだった。
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「武士の家計簿」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
実在の“家計簿”を基に、幕末のとある下級武士一家の暮らしぶりを鮮やかに甦らせた磯田道史の同名ベストセラーを、「阿修羅のごとく」「わたし出すわ」の森田芳光監督が映画化。刀ではなくそろばんを武器に、逼迫する家計を立て直し、激動の時代を乗り切った下級武士の姿を、家族の絆を軸に描き出す。主演は「ゴールデンスランバー」の堺雅人。江戸時代後半。御算用者(経理係)として代々加賀藩に仕える猪山家。その八代目、直之もまた幼い頃よりそろばんの腕を磨き、次第に頭角を現わしていく。ところが出世はしたものの、猪山家の家計はもはや火の車。そこで直之は家計を立て直すべく、思い切った方策を断行すると共に、自らこまかく家計簿をつけはじめるのだった。
「武士の家計簿」 の作品情報
「武士の家計簿」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
武士の家計簿の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
129分 |
日(聴覚障害者用) |
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語 2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日(視覚障害者用)
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
ACBR10838 |
2011年06月08日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
86枚
|
0人
|
0人
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1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日(視覚障害者用)
武士の家計簿の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
129分 |
日(聴覚障害者用) |
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語 2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日(視覚障害者用)
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レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
ACBR10838 |
2011年06月08日
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在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
86枚
|
0人
|
0人
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1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日(視覚障害者用)
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ユーザーレビュー:87件
ノンフィクションの良さを殺してしまったか
投稿日:2011/09/26
レビュアー:はらぺこ
「刀ではなく、そろばんで家族を守った男の物語」という触れ込みの印象からしてみれば、ちょっと淡々として退屈な作品であると言わざるをえません。
もう少し、武士の生活と倹約生活のギャップを面白く描いているとか、身分不相応な質素な暮らしとのギャップに挟まれながらも工夫を凝らして生活するさまを描いているとか、何かしらの斬新さを期待してしまいました。
これは、もちろん原作のある作品ですから、例のキャッチコピーが軽く客寄せテイストが強く出すぎた結果なのではないでしょうか?
ただ、それを差し引いたとしても、ちょっと残念な作りになってしまっています。
おそらく、原作は、倹約生活を余儀なくされた武士の家計簿からその当時の風習や、武士社会の構図などがつぶさに描かれている良作なのだと思いますが、その良さが全く表現されていません。
全体的に感じるアットホームなゆるい感じは最近のトレンドなのか、また、キャストもかなり恣意的なため、ノンフィクションの良さを殺してしまったように思えます。
で、にもかかわらず、フィクションの面白さも無い、退屈な作品となってしまったのだと思います。
このレビューは気に入りましたか?
9人の会員が気に入ったと投稿しています
金に細かいそろばん侍の話だと思ったら、普通のホームドラマ
手前勝手な理屈で申し訳ないけど、コメディ映画だと思って観始めたのが、
まずかったですね。
やっとう(刀)ではなく、経理畑の侍とその家族の話というところまでは、
予想通りで、主人公の堺雅人もいい感じだし、
その父親役の中村雅俊がちょっとおかしみのあるじじぃを実によく演じていて、
ふんふんと思いながら観ていましたが、どうもお涙ちょうだい的な雰囲気が漂い始め・・・
戸惑ってしまいました。
私の観る前の予想では、ぶっちぎりのコメディと思って、
これこれを古物商に売ってナンボ、人参が何銭だの、
下級武士の武士の体面と少ない収入との折り合いをつけるための、細かいやりくりのゼニの話を
面白おかしく映画にしてあるとおもっていたので、なんかがっかりというのが正直な気分。
でも、よくよく冷静に考えると『家族ゲーム』や『阿修羅のごとく』など
代表作をこれでもかとお持ちの森田芳光監督が、ぶっちぎりのコメディを作られたことをみたことが
ありません。
こちらの勘違いだから、それを分かった上で、手前勝手で申し訳ないけど、
やっぱりがっかりでした。
ホームドラマとして観ようと思うなら、いいとは思います。
原作の磯田道史著『武士の家計簿 「加賀藩御算用者」の幕末維新』は、読みたいです。
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倹約は美徳なり
家計を立て直すため家族一丸となって倹約生活を実行する・・・とありますので
この武士一家がどんなにか工夫をして、一家総出で倹約していく様をおもしろ可笑しく描いているのだとばかり思っていました。
確かに家財道具、衣類、書物、骨董品、ありとあらゆる売れるものは売って、借金の半分を返すわけですが、その後の倹約生活ぶりがあまり描かれてないのですね。
持っていく弁当箱までも売ったらしいシーンは出てくるのですが、倹約ぶりが判るのはそれだけでした。
正直、そこらへんがちょっと残念な感じでした。
折り目正しいそろばん侍の主人公は、現代でいえばお役所勤めの経理マンでしょうか。
きっちりと金子の出入り帳をつけられる人は、やはり折り目正しいまっすぐな人だったようです。
その融通の利かなさから、息子と折り合いが悪くなる・・・現代にもありそうです。
前半の明るい雰囲気から一転して、四文銭のあたりから暗い雰囲気に変わってしまい
観ているこちら側の気持ちが少々置いてかれがちになったのは私だけでしょうか?
『刀でなく、そろばんで、家族を守った侍がいた』というキャッチコピーは決して間違いはないのですが、
うーん、正直なところそこまでいうか?と思ってしまったのでした。
それでも幕末の乱世、たとえ武士といえども生活は楽ではなかったのだな・・ということは判りました。
松坂慶子演じる母が、直之の元服以来着たことの無い友禅の着物を売りたくない、いやじゃいやじゃとだだをこねる、直之が”着てないでしょう”とたしなめると、”いつか着るの”と言い張るところなぞ、現代の女性と同じ気持だったのだなぁ・・ていうかそれ、私でしょ!?と思い、笑ってしまいました。
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8人の会員が気に入ったと投稿しています
ちょっと長くてうとうとしてしまいました。
堺雅人 はあんな感じでぴったりでしたが、意外に仲間由紀恵 が良かったです。
もともと私は経理畑の人間なので、「数字があわないと・・・」という世界はよくわかります。
やっぱり実話っていうところがいいよね。
私は、何故貯金ができないのだろう?と、この映画みている間中考えてました。
贅沢はしていないようで、しているんだろうなあ、などと。
うとうと部分は結構終盤だったんだけど、大事なところを見逃した気がします。
最後のほうとか、息子がめっちゃ若いのに、堺雅人 が相当おじいさんになっててびっくり。
あんなにおじいさんにしてしまうと、孫みたいじゃん、と思ってしまいました。
映画館は、年配の方がぎっしり、平日の昼間にいったんだけど、よく考えたら年配層は平日の昼間のほうが多いのかな、とちょっと失敗した感じです。
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7人の会員が気に入ったと投稿しています
そろばん馬鹿の一生
この映画 もう忘れちゃったな 冒頭は「家族ゲーム」の横並びをやっているのか レオの「レボリュショナリ・ロード」の出勤時の帽子の群れを思わせる サラリーマン世界だ
レオは好きなのだが 堺雅人は嫌いではないが評判の割にはTV的スケールの人で いまひとつ納得できない映画の顔・演技なんだけど ここでも老人役や今度の新作の軍人役なんて合わないでしょう
もともとスタイルのないような森田監督なので 時代劇ではたちまち一時間も立つと退屈し凡庸になってしまう じっちゃんばっちゃんのセンチメントにおもねる様な映画で 実際お年寄りが多かったなあ劇場は 長すぎるんだね
ラストの四銭だかのエピソードはしょぼいじゃないか カットバックしての過去の説明はいらないやね 観客が自然に思い出すように演出しないと<もっともボクは忘れてたが だはは
堺雅人は「ソーシャルネット」のマーク・ザッカーみたいな変人だ 近代職業の日本的エートスの始まりのようなものが物語りたいものなのであろうが 同時にテクノクラートの誕生のような側面が描かれることになったのは注意していいだろう
このレビューは気に入りましたか?
6人の会員が気に入ったと投稿しています
ユーザーレビュー
ノンフィクションの良さを殺してしまったか
投稿日
2011/09/26
レビュアー
はらぺこ
「刀ではなく、そろばんで家族を守った男の物語」という触れ込みの印象からしてみれば、ちょっと淡々として退屈な作品であると言わざるをえません。
もう少し、武士の生活と倹約生活のギャップを面白く描いているとか、身分不相応な質素な暮らしとのギャップに挟まれながらも工夫を凝らして生活するさまを描いているとか、何かしらの斬新さを期待してしまいました。
これは、もちろん原作のある作品ですから、例のキャッチコピーが軽く客寄せテイストが強く出すぎた結果なのではないでしょうか?
ただ、それを差し引いたとしても、ちょっと残念な作りになってしまっています。
おそらく、原作は、倹約生活を余儀なくされた武士の家計簿からその当時の風習や、武士社会の構図などがつぶさに描かれている良作なのだと思いますが、その良さが全く表現されていません。
全体的に感じるアットホームなゆるい感じは最近のトレンドなのか、また、キャストもかなり恣意的なため、ノンフィクションの良さを殺してしまったように思えます。
で、にもかかわらず、フィクションの面白さも無い、退屈な作品となってしまったのだと思います。
金に細かいそろばん侍の話だと思ったら、普通のホームドラマ
投稿日
2011/06/25
レビュアー
ykk1976
手前勝手な理屈で申し訳ないけど、コメディ映画だと思って観始めたのが、
まずかったですね。
やっとう(刀)ではなく、経理畑の侍とその家族の話というところまでは、
予想通りで、主人公の堺雅人もいい感じだし、
その父親役の中村雅俊がちょっとおかしみのあるじじぃを実によく演じていて、
ふんふんと思いながら観ていましたが、どうもお涙ちょうだい的な雰囲気が漂い始め・・・
戸惑ってしまいました。
私の観る前の予想では、ぶっちぎりのコメディと思って、
これこれを古物商に売ってナンボ、人参が何銭だの、
下級武士の武士の体面と少ない収入との折り合いをつけるための、細かいやりくりのゼニの話を
面白おかしく映画にしてあるとおもっていたので、なんかがっかりというのが正直な気分。
でも、よくよく冷静に考えると『家族ゲーム』や『阿修羅のごとく』など
代表作をこれでもかとお持ちの森田芳光監督が、ぶっちぎりのコメディを作られたことをみたことが
ありません。
こちらの勘違いだから、それを分かった上で、手前勝手で申し訳ないけど、
やっぱりがっかりでした。
ホームドラマとして観ようと思うなら、いいとは思います。
原作の磯田道史著『武士の家計簿 「加賀藩御算用者」の幕末維新』は、読みたいです。
倹約は美徳なり
投稿日
2011/08/03
レビュアー
飛べない魔女
家計を立て直すため家族一丸となって倹約生活を実行する・・・とありますので
この武士一家がどんなにか工夫をして、一家総出で倹約していく様をおもしろ可笑しく描いているのだとばかり思っていました。
確かに家財道具、衣類、書物、骨董品、ありとあらゆる売れるものは売って、借金の半分を返すわけですが、その後の倹約生活ぶりがあまり描かれてないのですね。
持っていく弁当箱までも売ったらしいシーンは出てくるのですが、倹約ぶりが判るのはそれだけでした。
正直、そこらへんがちょっと残念な感じでした。
折り目正しいそろばん侍の主人公は、現代でいえばお役所勤めの経理マンでしょうか。
きっちりと金子の出入り帳をつけられる人は、やはり折り目正しいまっすぐな人だったようです。
その融通の利かなさから、息子と折り合いが悪くなる・・・現代にもありそうです。
前半の明るい雰囲気から一転して、四文銭のあたりから暗い雰囲気に変わってしまい
観ているこちら側の気持ちが少々置いてかれがちになったのは私だけでしょうか?
『刀でなく、そろばんで、家族を守った侍がいた』というキャッチコピーは決して間違いはないのですが、
うーん、正直なところそこまでいうか?と思ってしまったのでした。
それでも幕末の乱世、たとえ武士といえども生活は楽ではなかったのだな・・ということは判りました。
松坂慶子演じる母が、直之の元服以来着たことの無い友禅の着物を売りたくない、いやじゃいやじゃとだだをこねる、直之が”着てないでしょう”とたしなめると、”いつか着るの”と言い張るところなぞ、現代の女性と同じ気持だったのだなぁ・・ていうかそれ、私でしょ!?と思い、笑ってしまいました。
ちょっと長くてうとうとしてしまいました。
投稿日
2011/04/27
レビュアー
KEE
堺雅人 はあんな感じでぴったりでしたが、意外に仲間由紀恵 が良かったです。
もともと私は経理畑の人間なので、「数字があわないと・・・」という世界はよくわかります。
やっぱり実話っていうところがいいよね。
私は、何故貯金ができないのだろう?と、この映画みている間中考えてました。
贅沢はしていないようで、しているんだろうなあ、などと。
うとうと部分は結構終盤だったんだけど、大事なところを見逃した気がします。
最後のほうとか、息子がめっちゃ若いのに、堺雅人 が相当おじいさんになっててびっくり。
あんなにおじいさんにしてしまうと、孫みたいじゃん、と思ってしまいました。
映画館は、年配の方がぎっしり、平日の昼間にいったんだけど、よく考えたら年配層は平日の昼間のほうが多いのかな、とちょっと失敗した感じです。
そろばん馬鹿の一生
投稿日
2011/07/09
レビュアー
裸足のラヴァース
この映画 もう忘れちゃったな 冒頭は「家族ゲーム」の横並びをやっているのか レオの「レボリュショナリ・ロード」の出勤時の帽子の群れを思わせる サラリーマン世界だ
レオは好きなのだが 堺雅人は嫌いではないが評判の割にはTV的スケールの人で いまひとつ納得できない映画の顔・演技なんだけど ここでも老人役や今度の新作の軍人役なんて合わないでしょう
もともとスタイルのないような森田監督なので 時代劇ではたちまち一時間も立つと退屈し凡庸になってしまう じっちゃんばっちゃんのセンチメントにおもねる様な映画で 実際お年寄りが多かったなあ劇場は 長すぎるんだね
ラストの四銭だかのエピソードはしょぼいじゃないか カットバックしての過去の説明はいらないやね 観客が自然に思い出すように演出しないと<もっともボクは忘れてたが だはは
堺雅人は「ソーシャルネット」のマーク・ザッカーみたいな変人だ 近代職業の日本的エートスの始まりのようなものが物語りたいものなのであろうが 同時にテクノクラートの誕生のような側面が描かれることになったのは注意していいだろう
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