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約50年もの間キューバの国家元首として君臨する革命家、フィデル・カストロの苦悩と成功に迫るドキュメンタリー。本作は、カストロの誕生秘話から少年・青年時代、ゲリラ時代に共に戦った勇士の証言など、あらゆる角度から“人間”カストロを見つめる。
製作年: |
2005年 |
---|---|
製作国: |
アメリカ |
原題: |
THE AMERICAN EXPERIENCE FIDEL CASTRO |
監督: |
アドリナーナ・ボッシュ |
---|---|
出演: |
フィデル・カストロ 、 ロナルド・レーガン 、 チェ・ゲバラ 、 フルヘンシオ・バティスタ 、 ノルベルト・フェンテス 、 チェ・ゲバラ |
脚本: |
アドリナーナ・ボッシュ |
ジャンル : HOWTO ドキュメント/その他
約50年もの間キューバの国家元首として君臨する革命家、フィデル・カストロの苦悩と成功に迫るドキュメンタリー。本作は、カストロの誕生秘話から少年・青年時代、ゲリラ時代に共に戦った勇士の証言など、あらゆる角度から“人間”カストロを見つめる。
製作年: |
2005年 |
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製作国: |
アメリカ |
原題: |
THE AMERICAN EXPERIENCE FIDEL CASTRO |
監督: |
アドリナーナ・ボッシュ |
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出演: |
フィデル・カストロ 、 ロナルド・レーガン 、 チェ・ゲバラ 、 フルヘンシオ・バティスタ 、 ノルベルト・フェンテス 、 チェ・ゲバラ |
脚本: |
アドリナーナ・ボッシュ |
---|
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
120分 | 日本語 | 1:ドルビーデジタル/ステレオ/英・西 |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
ALCDR98 | 2007年09月07日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
5枚 | 0人 | 0人 |
収録時間:
120分
字幕:
日本語
音声:
1:ドルビーデジタル/ステレオ/英・西
レイティング:
記番:
ALCDR98
レンタル開始日:
2007年09月07日
在庫枚数
5枚
1位登録者:
0人
2位登録者:
0人
DVD
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
120分 | 日本語 | 1:ドルビーデジタル/ステレオ/英・西 |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
ALCDR98 | 2007年09月07日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
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120分
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ALCDR98
レンタル開始日:
2007年09月07日
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キューバ革命、キューバ建国の礎となった前評議会議長フィデル・カストロを題材にしたドキュメンタリー。記録映像のモノクロと関係者証言のカラーを混ぜた映像で構成され、カストロの生い立ちから現在に至るまでを、ほぼ時系列に追っていく。
かなり盛りだくさんの内容のため、事象の展開はかなり早く、次から次へと登場する証言者の数も20人近くに上る。正直言って画面の字幕を追いかけるのが精一杯。背後に映る記録映像も実に貴重なものではあるのだが、1回の視聴ではなかなか掴みきれないだろう。記録映画としての作り方、編集の仕方はお世辞にもうまいとは思えない。視聴者をぐいと引き込む魅力も、起承転結もほとんどない。だが、最後まで画面に釘付けにされたのは、やはりフィデル・カストロの波瀾万丈の人生の魅力なのだろう。そういう意味で、本作はドキュメンタリーとして良作だったと言える。
記録映像中のフィデル・カストロの多くはキューバ革命以降のものが大多数だが、若き頃のカストロは思ったよりも太っている。現在の髭じいさんの姿に至るまでの過程がよく分かるのが面白い。
元スペイン軍人だった父アンヘルの息子フィデル・カストロの誕生から始まる本作は、カストロの人となりを理解するには良作だ。かなり素早い展開の映画ながらも、細かい部分までしっかりと描写しているので、なんとなくでも理解できてくるのだ。
特に、彼の幼少期の逸話は興味深く、私生児(メイドの子)として生まれたフィデルが、ラウルを含む3人兄弟揃って乱暴者で学校を退学になったり、「変人」というあだ名をつけられたり、自転車のチキンレースで壁に激突して気絶するなど、相当な粗暴者であったことが明かされる。また、弁護士になるなどかなりの秀才ではあったが、家庭を顧みない、他人に感情移入できないタイプでもあったようだ。これらが、フィデル・カストロの革命人生を作り上げた人格の一部なのだろう。
また、女性関係では愛人ナタリーと妻ミルタへの手紙が看守の手違いで反対に渡ってしまったことも明かされる。
キューバ革命闘争中については、他の映画等でも詳しく描かれており、それほど目新しい内容はないが、キューバ革命以降についての描写は再び詳しくなる。特に、アメリカのニクソンやケネディとのやり取り、ソヴィエトのフルシチョフ、ゴルバチョフとのやり取りが興味深い。
国民の前で、権力や地位、金銭にはこだわらないと宣言したフィデル・カストロだったが、結局選挙を実行せず、権力に固執していく過程が手に取るようにわかる。思うように経済政策が立ちゆかず、理想と現実の間で葛藤、大国の権力に反抗しながらも、自らは国民に権力を行使していく矛盾。そうしたものがフィデル・カストロに波のように押し寄せ、次第にフィデルの表情に疲労と絶望の色が漂ってくる。アメリカ、ソヴィエトに次いで「第3の大国」として世界に影響を与えようとする野望は、いつしか空回りしてゆき、世界各国のみならず、国民からも背を向けられていくのだ。
結局、彼は1人で何でもしようとし、全てを掌握しようとしたのだ。「コマンダンテ(2003)」の中でもフィデルが語るように、誰も信用していなかったことが最大の欠陥だった。
カストロ体制のキューバは今なお現存している。ドキュメンタリーは現在までの姿を描いているが、今後どうなっていくのか非常に興味をわかせる。本作はややアメリカ寄りの内容ではあるけれど、カストロを評価する者にとっても、そうでない者にとっても十分に楽しめる内容になっているのではないだろうか。キューバ史を知るならちょうどよい入門編と思われる。
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ユーザーレビュー:3件
投稿日
2009/01/22
レビュアー
カポーン※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
キューバ革命、キューバ建国の礎となった前評議会議長フィデル・カストロを題材にしたドキュメンタリー。記録映像のモノクロと関係者証言のカラーを混ぜた映像で構成され、カストロの生い立ちから現在に至るまでを、ほぼ時系列に追っていく。
かなり盛りだくさんの内容のため、事象の展開はかなり早く、次から次へと登場する証言者の数も20人近くに上る。正直言って画面の字幕を追いかけるのが精一杯。背後に映る記録映像も実に貴重なものではあるのだが、1回の視聴ではなかなか掴みきれないだろう。記録映画としての作り方、編集の仕方はお世辞にもうまいとは思えない。視聴者をぐいと引き込む魅力も、起承転結もほとんどない。だが、最後まで画面に釘付けにされたのは、やはりフィデル・カストロの波瀾万丈の人生の魅力なのだろう。そういう意味で、本作はドキュメンタリーとして良作だったと言える。
記録映像中のフィデル・カストロの多くはキューバ革命以降のものが大多数だが、若き頃のカストロは思ったよりも太っている。現在の髭じいさんの姿に至るまでの過程がよく分かるのが面白い。
元スペイン軍人だった父アンヘルの息子フィデル・カストロの誕生から始まる本作は、カストロの人となりを理解するには良作だ。かなり素早い展開の映画ながらも、細かい部分までしっかりと描写しているので、なんとなくでも理解できてくるのだ。
特に、彼の幼少期の逸話は興味深く、私生児(メイドの子)として生まれたフィデルが、ラウルを含む3人兄弟揃って乱暴者で学校を退学になったり、「変人」というあだ名をつけられたり、自転車のチキンレースで壁に激突して気絶するなど、相当な粗暴者であったことが明かされる。また、弁護士になるなどかなりの秀才ではあったが、家庭を顧みない、他人に感情移入できないタイプでもあったようだ。これらが、フィデル・カストロの革命人生を作り上げた人格の一部なのだろう。
また、女性関係では愛人ナタリーと妻ミルタへの手紙が看守の手違いで反対に渡ってしまったことも明かされる。
キューバ革命闘争中については、他の映画等でも詳しく描かれており、それほど目新しい内容はないが、キューバ革命以降についての描写は再び詳しくなる。特に、アメリカのニクソンやケネディとのやり取り、ソヴィエトのフルシチョフ、ゴルバチョフとのやり取りが興味深い。
国民の前で、権力や地位、金銭にはこだわらないと宣言したフィデル・カストロだったが、結局選挙を実行せず、権力に固執していく過程が手に取るようにわかる。思うように経済政策が立ちゆかず、理想と現実の間で葛藤、大国の権力に反抗しながらも、自らは国民に権力を行使していく矛盾。そうしたものがフィデル・カストロに波のように押し寄せ、次第にフィデルの表情に疲労と絶望の色が漂ってくる。アメリカ、ソヴィエトに次いで「第3の大国」として世界に影響を与えようとする野望は、いつしか空回りしてゆき、世界各国のみならず、国民からも背を向けられていくのだ。
結局、彼は1人で何でもしようとし、全てを掌握しようとしたのだ。「コマンダンテ(2003)」の中でもフィデルが語るように、誰も信用していなかったことが最大の欠陥だった。
カストロ体制のキューバは今なお現存している。ドキュメンタリーは現在までの姿を描いているが、今後どうなっていくのか非常に興味をわかせる。本作はややアメリカ寄りの内容ではあるけれど、カストロを評価する者にとっても、そうでない者にとっても十分に楽しめる内容になっているのではないだろうか。キューバ史を知るならちょうどよい入門編と思われる。
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