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■朱蒙(チュモン) 35 2006年 / 韓国


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ジャンル: 洋画:アジアTVドラマ
収録時間: 130分
字幕: 日本語 吹き替え用
音声: 1:ドルビーデジタル/ステレオ/韓国語
2:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
記番: PCBG71585
レンタル開始日: 2008/10/01
在庫枚数: 74
1位登録者: 8
全予約者数を見る
※在庫枚数は全所有枚数を表示してます。
レンタル保証DVDとは

監督:
脚本: チェ・ワンギュ  チョンヒョンス 
撮影:
音楽:

出演: ソン・イルグク  ハン・ヘジン  キム・スンス  オ・ヨンス  チョン・グァンリョル  ホ・ジュノ  ハン・ヘジン 
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イントロダクション:
人気俳優、ソン・イルグクとハン・ヘジンを主演に迎え、朝鮮民族統一国家・高句麗を建国した男の波乱の生涯を描いたドラマの第35巻。クムワ王の第三王子として育った軟弱な青年が、数々の逆境を乗り越え英雄に変貌していく。第72話と第73話を収録。


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親子のきずな  

kintokimame   このレビュアーを
掲載日:2010/06/24

0人の会員が気に入ったと投票しています。
子が親に愛されたという実感がないとテソやヨンポのように非人情な人間になるということがよくわかります。
テソはクムワに愛されていないと嘆き悲しみ、ヨンポは王妃にいつも兄上ばかり可愛がって自分には愛情をそそいでくれないと怒り狂う。クムワも王妃も我が子だから可愛くないわけがないでしょうが、テソやヨンポが親に愛されたという実感が持てない限り、自分を認めてもらいたい、自分を愛して欲しいと自分のことばかりで、他人を思いやったり愛することはできません。
その点、チュモンは実子ではないにしてもクムワから愛され(愛するユファの子供だし、死なせてしまったヘモス将軍への罪悪感からもあるでしょう)、ユファから愛されてのびのびと育ったので、他人を思いやったり認めたり愛したりする力があります。幼少期の愛され体験、成功体験がのちのちの人格形成に大きく影響することがわかります。
でも、いつもいつも敵を許してしまうチュモンには「心が広すぎ〜殺せばいいのに〜」と不満でしたが、さすがソソノはきつい!ヨンポの命令で傭兵を探っていた兵士をもののみごとにバッサリ!胸がスっとしました。女は心が狭すぎるのでしょうか?

チュモンとソソノは?イエソヤとユリは?これからどうなるのかますます目がはなせません。

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運命の皮肉 切なく  

シードリーフ   このレビュアーを
掲載日:2009/06/17

0人の会員が気に入ったと投票しています。
第72話
チュモンは、ヒョントで捕らえた漢の貴族を漢にいる流民と交換したいと話し、処刑したいというヒョントにいる流民たちを納得させ、ヨンタバルが漢との交渉で成功させる。
コグリョ(高句麗)建国に向かって、国内では王になるのはチュモンかソソノかで内部分裂の兆し。

建国に向かってチュモンを取り巻く人物たちの活躍が意気を上げる。

第73話
コグリョ (高句麗)国の王座をめぐり、チュモンを立てるタムル軍勢力とソソノを立てるチョルボン(卒本)勢力が対立。チュモンは建国したのは古朝鮮の復活のためで王になりたいからではないとソソノに譲る意思を見せ、ソソノはチュモンが王になるべきとと言う。これを収めるにはチュモンとソソノが結婚しかないというヨンタバルの提案が通る。
チュモンとソソノの高句麗宮殿の婚礼式にイェソヤの姿が。

あえてチュモンのために姿を消すイェソヤが切ない。ぼくの採点☆☆☆☆(80点)

― ドラマはチュモンの妻子の存在がいよいよ渦中になりそうだ。

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ミーハー視聴記6 「高句麗建国」   <ネタバレ>

shilk_ken   このレビュアーを
掲載日:2009/02/05

4人の会員が気に入ったと投票しています。
タムル軍が拠点としているポンゲ山にソソノがサヨンを伴ってやって来た。方々に散らばったタムル軍を掌握するためにも、卒本で国を興さないかと提案する。久しぶりにサヨンと語り合うヒョッポ(ある意味でLOVEな2人)。そこで、ソソノの夫ウテが、卒本の権力を牛耳っているソンヤンの行列を襲撃した際、命を落としたことを知る。そんなことをおくびにも出さず、毅然として去っていくソソノ。

かつて巫女ヨミウルに、男だったら一国の王になったと言われたほどのソソノ。チュモンとラブラブな時はまだ未熟者同士で2人とも可愛かった。しかし、運命がすれ違って、時が経ち、何か違ってしまったぞ。毅然とした態度のソソノだが、チュモンを見る目はなぜか痛々しく感じられる。のは気のせいかしら。しかしチュモンは?無理か、妻子がいるもんな。その妻イェソナにプヨ城でユファの面倒を見させ、まだ見ぬ息子ユリ王子を抱え、苦労させているんだもんなあ、ソソノへの想いなんて考えられないよな…

卒本で国を興す決心したチュモンは、まず戦わず話し合いで卒本をまとめることをソソノに提案し、ソソノの父ヤンタバルと共に卒本5部族を説得する。卒本とタムル軍が合併して新しい国を興すニュースは、漢や周辺国に知れ渡り、脅威を与える。
とりわけ、チュモンがプヨ国を滅ぼすだろうと予言されたクムワ王は、漢のヤンジョンと手を組み、卒本に通じる国境を閉鎖し、物資が卒本に流れるのを封じ、食糧不足から内紛が起きるのを待って攻め入ろうという作戦に出た。

この窮地にソソノは海賊を使って船で南下して物資を調達する方法を考える。荒れ狂う冬の航海は命がけだ。ソソノは自ら陣頭指揮を取って船に乗るのだった。
卒本に食糧危機と共に疫病が発生した。不穏な空気が流れる。そんな時に大量の食糧と薬を積んでソソノが戻った。これで卒本は士気を取り戻した。

クムワはこの状況で今、卒本と戦争しても勝ち目がないと国境閉鎖を解いた。苦々しく思うテソ王子とその義理父ヤンジョン。

ユファは今回のことでクムワに不信感を抱き、イェソヤとユリ王子を連れプヨ城を脱出する。しかし、追っ手にユファは捕らわれ、イェソヤとユリ王子は行方知れずになる。
クムワの前に差し出されたユファ。肉体はここにあっても心は永遠にヘモス様とチュモンの下にあると言い放ち、なお、逃げようとするユファを手に掛けてしまうクムワ。亡骸にすがり男泣きする。
ユファは結局最後までヘモス様一筋、クムワの恩義に報いることはあっても愛することはなかった。ソソノとは別の意味で誇り高い強い女性でした。オ・ヨンスさんご苦労様でした。

“母死す”のニュースがチュモンの下に。行方知れずのイェソナと息子ユリの捜索をするが冬の山、生存は絶望視された。父と母の死に目にも会えず、妻子も死なせた。苦悩の日々を送るチュモン。
ソソノはそんなチュモンを叱咤激励し、民の期待を裏切らないようにと建国を説くのだった。

チュモンはいよいよ漢のヤンジョンと最後の戦いを挑んだ。プヨのテソ王子も漢側に着いた。兵力にかけては圧倒的に漢だが、戦略に長けているチュモン、モパルモの作った鎧は弓も刀も撥ね付け、何よりもタムル軍の士気がより高かった。激しい戦いの末ヤンジョンは最期を迎え、卒本が勝利する。

新たな国の名を“高句麗”と決め、いよいよ国造りへという時に、チュモンとソソノ、どちらを王にするかでタムル軍と卒本が揉め始めた。2人とも王に執着心はないが、周りがそれを許さない。
見かねたヤンタバルが出した答え、それはチュモンとソソノの結婚だ。共に不幸な形でつれあいを亡くし、罪悪感もある2人、当然拒絶する。高句麗に今にも内紛になろうという時に、チュモンは決心する。

“僕と連れ添っていただけませんか”

いやぁ〜、やった〜!と個人的には大喜びでしたが…
“一度すれ違った運命を元に戻すことは難しいが、高句麗のために婚姻を受け入れよう”と云うような事を続けます。
おいおい、それって、愛はないけど、戦略結婚しようってことじゃないの?

高句麗建国の日、チュモンとソソノの婚姻も執り行われ、卒本は1大イベントです。そこへ、やっとの思いでたどり着いたのがユリ王子を抱いたイェソナ。ショック…
でも、イェソナは判っていました、この結婚が高句麗にとっていかに大事なことか。遠くからチュモンを見守ると、黙って去っていくのでした…
このシーンはじーんと来ました。が、チュモンがどちらの女性に心があるか、気になってしかたありません。別にイェソナを取ってもらってもいいけど、愛はしっかり語ろうよチュモン。せめて、顔には出そうよ、グクちゃん。ソン・スンホンまでとは云わないから、ねっ!

そして、15年の歳月が流れます。

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チュモンついに建国  

こうさま   このレビュアーを
掲載日:2009/01/13

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ヒョント城の漢軍を一掃し、三種の神器も揃っていよいよ建国ということになりましたが、ここでまたまた問題発生。国王に誰がなるのかという事でケル側がチュモンの就任に反対をとなえだしたのです。いってみればタムル軍とケルの合流以来、物質面で支えてきたのは間違いなくケルを中心とした卒本の部族だったわけで、ケルに宮殿を建設したのもヨンタバルの財力によるものでした。現代社会でたとえるなら株主と実務部隊との争いみたいなもの。
しかしこの問題をヨンタバルやソソノを裏切ったヨンチェリョンやヤンタクが声高に言うのは笑止千万、でも対立の根は深そうです。
チュモンは一同を集めて「自分は王になるつもりはない。権力が欲しくて大業を成し遂げたのではない」と宣言します。普通ならこの言葉に感銘をうけて、たちまち満場一致でチュモン国王が決定するはずなのですが、どつこいそう簡単にはゆきません。

ヨンタバルの提案でチュモン国王、ソソノ王妃という方向性が示されます。ヨンタバルはソソノを父親として慈愛に満ちた口調で説得し、モパルマ親方がチュモンに二人の結婚を勧めます。このあたり昔チュモン王子と酒を飲んでいたモパルマ親方の姿を思い出し、二人の信頼の深さを改めて感じます。

ついに「高句麗」の建国宣言と同時に二人の結婚式が行われます。
そこへ苦労の末、やつとヒョント城から脱出したイェソヤがユリを抱いて帰ってきます。なんと皮肉なタイミングなのでしょう。夫の勇姿を遠くから見て、自身を納得させるようにうなずき、涙を浮かべて何処ともなく立ち去るイェソヤ。感動のワンシーンです。

ユファ、ショツクで酒に溺れていたクムア国王もなんとか正常に戻ったようです。相変わらずテソ王子のチュモンに対する憎悪の狂気はすさまじいものがあります。涙ながらに真情を吐露するテソ王子を見つめるまなざしは、やはり冷たいものでした。
解放されたヤン・ソルランが戻ってきます。こちらもチュモンに対する復讐の狂気を秘めています。恐ろしや恐ろしや。
テソの王位継承を早めようと吐血して病床についたクムア王に一服盛ろうとしますが、ソンジュの機転でセーフ。

ブヨを離れて長安に流れ着いたヨンボ王子ももう一混ぜしそう。

大詰めにかけてまだまだ盛り上がりそう。

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こういう展開の時はDVDがいい!   <ネタバレ>

nekosan   このレビュアーを
掲載日:2008/11/09

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以前、クムワ王とチュモンは別々の時に始祖山で伝説の大巫女から「チュモンこそ天の認めた古朝鮮の後継者」と告げられましたね。

打ちのめされたクムワ王はプヨの将来を知ってしまったはず。対するチュモンは「託されたのはアナタだけど三種の神器を手に入れなければならない。タムル弓以外の2つの神器は自分で苦労して探すもの」と謎かけをされました。

ファン大人を殺さなかったことで、最後の神器が見つかり、祭儀を行うチュモン達。大きな目標を達成した途端、内紛騒ぎに。
天命がヨンタバルの智恵の形でチュモンとソソノに告げられます。

長い話しを戻れば、チュモンが消息不明でイェソヤに介抱されている頃、テソ王子の横恋慕から逃れるように本心を隠しウテと電撃結婚したソソノ、色々なことを考えて「ソソノとのことは徐々に忘れる」とやはり本心を押さえてイェソヤと結婚したチュモン。

ウテが亡くなり、死んだと思われているイェソヤ親子が、高句麗建国&チュモンとソソノの婚儀の前にチュモンに会えなかったのも、また「天命」!?

個人的に一番、スッキリとしたのは捕われたヤンソルランに対し、ソソノが「あなたはプヨに捨てられたのよ」と言うシーン。
テソもヤンソルランを助けようとしなかった負い目と実父に毒を盛られた不信感や怒りや複雑な思いがありますよね。
クムワ王と王妃、テソとヤンソルランの2組の夫婦がこれからどうなるのか、興味深いです。


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高句麗建国   <ネタバレ>

norizo   このレビュアーを
掲載日:2008/10/19

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漢・扶余の連合軍を撃破しヒョント城に入ったチュモンたち。早速、祝宴が催されました。みんなうれしそうです。ソソノも踊ったりなんかしてます。
チュモンも側近たちと酒盛り・・・あれっ?プブンノがいない・・・と思ったら、イェソヤとユリを探していたのでした。しかしやはりイェソヤたちは見つからず、報告を受けたチュモンはガックリ。もはや2人の死を受け入れようと思ったようです。

扶余では、テソが逆ギレ。クムワと言い争いになり、クムワは吐血してしまいました。
病の床に伏すクムワの煎じ薬に、秘かに毒薬を混ぜるヤンソルラン・・・。ヤンソルランも父親を殺され、テソとの間に子供もおらず辛い立場なのはわかりますが、これはちょっとやりすぎです。
しかしソンジュが気づいて大事には至りませんでした。ソンジュ、グッジョブ!!

捕虜になっていたファン大人が、漢の貴族だとバレて流民たちに殺されそうになってました。「さっさと殺せ!」とチュモンを睨むファン大人ですが、ヤンジョンと違って瞳がつぶらなせいか、あんまり怖くありません。ザンネン
チュモンはファン大人を殺さず、漢に抑留されている流民と交換することに成功しました。
救出した流民のおじいさんが、3つめの神器の隠し場所を教えてくれて、これですべての神器が揃いました。いよいよ高句麗建国のときが迫ってまいりました。

と思ったら、今度は、高句麗の王をソソノにするかチュモンにするかで卒本vsタムル軍の内紛が勃発。チュモンは、こういう権力争いは苦手そうですね。チュモンとソソノは2人とも王になる気はないみたいだけど、仮にソソノが王になったらチュモンは大将軍・・・?チュモンが王になったらソソノは大使者?・・・なんかしっくりきません。

結局、両勢力を統合するためにはチュモンとソソノが結婚するしかないと語るヨンタバル。そうですね、やっぱりそれしかありません。
単純な政略結婚ではなく、かつて運命のすれ違いから互いに思いを残しながら別の人と結婚した2人だけに、なんだかせつないです。
しかし、ソソノはヨンタバルに、チュモンはモパルノ親方に説得され、ついにチュモンはソソノにプロポーズ。

そして高句麗建国宣布&チュモンとソソノの結婚式の日。歓喜に沸く民の中に、苦労の末やっと卒本に辿り着いたイェソヤとユリの姿が・・・。
「ちょっと待ったぁ」と飛び出すわけもなく、だまって引き返すイェソヤでありました(涙)

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父のこころ   <ネタバレ>

domokun   このレビュアーを
掲載日:2008/10/08

7人の会員が気に入ったと投票しています。
 建国の時を前に、チュモンとソソノの前に立ちはだかる「漢より恐ろしい敵」
 それは、卒本とタムル軍の権力をめぐる対立。
 同じ目標を達成する為、ひとつになっていたはずの気持ちが、ここにきて、分裂してしまったのです。
「王になるつもりはない。失われた古朝鮮を取り戻す事により、民が救われることこそが大業」なのだと力説するチュモン。
 けれど、その言葉が、皆の心の底まで響く事はありません。
 そんな時、ヨンタバルは「チュモンが王となり、ソソノが王妃となれば、タムル軍、卒本、双方の面目が保たれる」と、マリとチェサに「チュモンとソソノの結婚」を提案し、自らソソノの説得にあたります。
 「妻子を亡くした大将の心の隙間を埋めることこそが、お前の役目」という言葉の裏には、これまで決して幸福な人生を送ってきたとはいえない娘の幸せを願う気持ちが伺えます。
 新国の王となり、一人で重責を負うよりも、チュモンの妻として、王妃としての人生の方が、ソソノにとってはきっと幸せなはず。
 そしてソソノが決して表に現すことの出来ない、今も心の底に残っているに違いないチュモンへ想いも、ヨンタバルにはわかっていたのだと思います。
 「権力の座」などより、娘の真の幸せだけを願う、本当にあたたかい父親の愛情です。
 一方、マリとチェサはチュモンの説得をモパルモ親方に託します。
 とっくりを大事そうにかかえて、チュモンの部屋を親方が訪ねるシーンは、何故か不思議と涙がこぼれて仕方がありませんでした。
 チュモンが、親方に「陛下のお酒」を差し入れていたあの頃、だれが、今日のチュモンの姿を想像する事ができたでしょうか。
 でも、きっと、根本のところは、何も変わっていないように思います。チュモンと親方の間にある信頼の絆は、あの頃のままです。
 いまや、その肩に大きな責任を背負ってしまったチュモンも、親方の前では、気楽だった王子の頃に戻ることができるのかもしれない。親方といる時だけ感じることができるチュモンの安らかな気持ちが伝わってくるようでした。
 そして、ヘモスもユファも、この世にはもういない。クムワ王とも決別をしてしまったチュモンにとって、親方は、唯一親のように頼れる存在なのかもしれません。
 その親方から「ここで立ち止まってしまったら、イェソヤやユリや、多くの犠牲になった人たちが浮かばれない」と説得されれば、チュモンの気持ちも大きく揺さぶられた事でしょう。
 イェソヤとユリへの、あきらめ切れない気持ちを振り切り、ソソノとの結婚を決意するチュモン。
 妻子への想いが断ち切れないチュモンの真意を汲み取り、建国が成ったら、「商団を率いてまた旅に出る。国を動かす商人になる」と語るソソノに、チュモンは「すれ違ってしまった過去を取り戻すのは難しいかもしれないけれど、高句麗のために、共に歩んでいって欲しい」と頼むのです。
 そのチュモンの言葉を涙をためた目でじっと聞くソソノ。
 お互いへの思いやりがあふれた、このシーンも、本当に感動的でした。
 そして、やっとの思いで、卒本へ戻ることができたイェソヤは、まさにその時、高句麗の建国と、チュモンとソソノの結婚という事実を知ってしまうのです。
 あまりの事に、自分でも気付かぬうちに涙を浮かべているイェソヤ。
 けれど、チュモンの勇姿を遠くから眺め、笑顔をつくり、その場から静かに立ち去って行く。チュモンの立場を思いやるイェソヤ。こちらも負けずに感動のシーン。
 イェソヤとユリが生きているという事実を知ったとき、チュモンは、そしてソソノは、一体どう対処して行くのでしょうか。
 それぞれの気持ちを思うと、本当に複雑な心境です。
 長かったこのお話もいよいよ大詰め。けれど、ひと山も、ふた山も、もっともっと見せ場は、まだ たくさん残っているようです。
 

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