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ロサンゼルスで起きた実話を元に、クリント・イーストウッド監督、アンジェリーナ・ジョリー主演で映画化したサスペンスドラマ。息子が行方不明になり不安を抱える母・コリンズ。数月後、警察が彼女の下にひとりの子供を連れて来るが…。
製作年: |
2008年 |
---|---|
製作国: |
アメリカ |
原題: |
CHANGELING |
監督: |
クリント・イーストウッド |
---|---|
製作: |
ブライアン・グレイザー 、 ブライアン・グレイザー 、 ロン・ハワード 、 ロバート・ローレンツ |
製作総指揮: |
ティム・ムーア 、 ジム・ウィテカー |
出演: |
アンジェリーナ・ジョリー 、 ジョン・マルコビッチ 、 ジェフリー・ドノヴァン 、 コーム・フィオール 、 ジェフリー・ドノヴァン 、 コルム・フィオール 、 ジェイソン・バトラー・ハーナー |
脚本: |
J・マイケル・ストラジンスキー |
撮影: |
トム・スターン[撮影] |
音楽: |
クリント・イーストウッド |
ロサンゼルスで起きた実話を元に、クリント・イーストウッド監督、アンジェリーナ・ジョリー主演で映画化したサスペンスドラマ。息子が行方不明になり不安を抱える母・コリンズ。数月後、警察が彼女の下にひとりの子供を連れて来るが…。
製作年: |
2008年 |
---|---|
製作国: |
アメリカ |
原題: |
CHANGELING |
監督: |
クリント・イーストウッド |
---|---|
製作: |
ブライアン・グレイザー 、 ブライアン・グレイザー 、 ロン・ハワード 、 ロバート・ローレンツ |
製作総指揮: |
ティム・ムーア 、 ジム・ウィテカー |
出演: |
アンジェリーナ・ジョリー 、 ジョン・マルコビッチ 、 ジェフリー・ドノヴァン 、 コーム・フィオール 、 ジェフリー・ドノヴァン 、 コルム・フィオール 、 ジェイソン・バトラー・ハーナー |
脚本: |
J・マイケル・ストラジンスキー |
---|---|
撮影: |
トム・スターン[撮影] |
音楽: |
クリント・イーストウッド |
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
142分 | 日本語・英語 | 1:ドルビーデジタル/ステレオ/英語 2:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語 |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
PG-12 | GNBR1774 | 2009年07月17日 |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
122枚 | 2人 | 3人 |
収録時間:
142分
字幕:
日本語・英語
音声:
1:ドルビーデジタル/ステレオ/英語
2:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
レイティング:
PG-12
記番:
GNBR1774
レンタル開始日:
2009年07月17日
在庫枚数
122枚
1位登録者:
2人
2位登録者:
3人
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
142分 | 日英 | 英:DTS-HD MA5.1ch、日:DTS5.1ch |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
PG-12 | GNXR1008 | 2010年04月22日 |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
36枚 | 0人 | 0人 |
収録時間:
142分
字幕:
日英
音声:
英:DTS-HD MA5.1ch、日:DTS5.1ch
レイティング:
PG-12
記番:
GNXR1008
レンタル開始日:
2010年04月22日
在庫枚数
36枚
1位登録者:
0人
2位登録者:
0人
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
142分 | 日本語・英語 | 1:ドルビーデジタル/ステレオ/英語 2:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語 |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
PG-12 | GNBR1774 | 2009年07月17日 |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
122枚 | 2人 | 3人 |
収録時間:
142分
字幕:
日本語・英語
音声:
1:ドルビーデジタル/ステレオ/英語
2:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
レイティング:
PG-12
記番:
GNBR1774
レンタル開始日:
2009年07月17日
在庫枚数
122枚
1位登録者:
2人
2位登録者:
3人
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
142分 | 日英 | 英:DTS-HD MA5.1ch、日:DTS5.1ch |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
PG-12 | GNXR1008 | 2010年04月22日 |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
36枚 | 0人 | 0人 |
収録時間:
142分
字幕:
日英
音声:
英:DTS-HD MA5.1ch、日:DTS5.1ch
レイティング:
PG-12
記番:
GNXR1008
レンタル開始日:
2010年04月22日
在庫枚数
36枚
1位登録者:
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2位登録者:
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※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
これまた、イントロが入っていませんね。
クリント・イーストウッド監督と、アンジェリーナ・ジョリーが初コラボによる実話作品です。アンジーはアカデミー賞主演女優賞にノミネートされましたが、取れませんでしたね。
1928年、LA。クリスティン(アンジー)は、電話会社で働きながら、女手一つで息子ウォルターを育てていました。急な仕事に出かけた夜、帰宅すると息子の姿が消えていて、彼女は警察に通報。
市警は翌日から動き出すのですが、家出か誘拐か分からぬまま5ヶ月が経過します。そんなある日、警察からウォルターが見つかったという朗報がもたらされます。
けれども、ジョーンズ警部が彼女の前に連れて来たのは、全く見知らぬ少年だったのです。
クリスティンの不屈の戦いは、ここから始まります。
1920年代といえば、まだまだ女性の地位が低かったのでしょう。そんな時代に毅然と不正に立ち向かったクリスティン。
行方不明になった我が子を捜すため、あらゆる手段を尽くす母親。
彼女を支えたのは、「息子を救いたい」の一念だったのかもしれません。本来、私達の味方であるはずの警察が、運用するものの邪悪な存在によって、腐敗した警察組織になってしまうなんて、皮肉ですね。
あまりに壮絶な事件に驚愕してしまいました。同じ子をもつ母として、何と言う非道、無慈悲な事件なんでしょう?
ましてや、別の子が5ヶ月後に「お母さん」なんて、母親ならその子が自分の子か否かなんて、間違うはずがありません。
テーマの重さとイーストウッド監督の人間観察の奥深さに驚かされます。最初は、ミステリー仕立てに思わせておきながら、次はホラーばりの猟奇的な殺人事件へとシフトしていきます。
背筋が凍るような犯罪に触れながら、警察による隠蔽工作のための、精神異常者扱いをされる主人公。
さらには、決してお涙頂戴のメロドラマに落ちることなく、絶望に落ちることしかない主人公に、行く先に希望を附したラストには、監督の心底の優しさに胸を打たれます。
どうにも、抑えが効かない、憤りの果てに、見事なエンディングを用意してくれました。たった一筋の涙に込められた思いは、どれほど重たいものかと思いますが、最後は主人公の「誇り」に救いがあってほっとしました。
このレビューは気に入りましたか? 33人の会員が気に入ったと投稿しています
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
え〜と・・・お久しぶりです。
ご心配並びにご迷惑をおかけしたことをお詫びします。
事情をご存じの方はご存じですが(あたりまえか・・・笑)私の会社で違法行為を犯しまして、逮捕されておりました(笑・・・って、笑い事じゃねえか)5月27日に逮捕され、現在は保釈で出てきていますが、裁判の結果によっては実刑もありうるので、数ヶ月後にまた姿を消す可能性もあります。
ここはそう言う場所ではないので、詳しい事情は書けません。私にも言い分はあるのですが、違法行為があったことは事実なので、それに対する償いはきちんとするつもりでおります。
で、1000本目のレビューです。999レビューの時に、
「1000本目は何にしようか。グラン・トリノが良いんだけど、まだDVDにはならないし・・・」
と書いたのですが、同時期のイーストウッド作品です。
これは深いです・・・。
実話に基いているらしいんですけど、どこかドキュメンタリー・タッチで淡々と進みます。
けれどクリント・イーストウッドは見せ所を心得ているので、142分と長い作品でも、引き込まれて飽きることはありません。
アンジーは、結構名前が売れているのにこれと言った代表作が無い人ですよね。「GIA」もマイナーだし、アカデミー助演女優賞の「17歳のカルテ」もさほど有名ではないし・・。
「Mr.&Mrs.スミス」は有名でも大した作品じゃあないですし(笑)
なんだか「怖い女」とか「強い女」とか「化け物じみた女」と言うイメージが固定化して来ていたようですが、本作では切なくも悲しい母親の情感を見事に演じきっていると思います(「強い女」でもありますけど・・・笑)ケイト・ウィンスレットの「愛を読む人」は未見ですが、この作品でアンジーにオスカーを獲らせてあげたかったと思いますねえ。
まあ、オスカーは獲れませんでしたけど、これは彼女の「女優」としての代表作になるのではないかと思います。
共演の人たちもみな素晴らしい演技でした。ジョン・マルコヴィッチは、最初うさんくさい牧師だと思ったら、そうではなかったです(笑)
ジェイソン・バトラー・ハーナーが、先日観た「レボリューショナリー・ロード」のマイケル・シャノンのようなんですけど、処刑に向かう罪人の心情がまざまざと迫ってくる熱演です。
観終わってみると、いかにもクリント・イーストウッドらしい雰囲気の作品ですけど、観ている間はそんなこと忘れてました。
冒頭の、母子家庭でありながらいかにも幸福そうな家庭のシークエンスが利いているので、息子ウォルターを失ったときのクリスティンの焦燥感、喪失感が際立ちます。
「カッコーの巣の上で」女性版のような精神病院でのシークエンスで、キャロルに勇気付けられ、医長にDirty word を吐き捨てる(息子に「汚い言葉を使うな」と躾けていたクリスティンが!)シーンは、アンジーらしいと思いながら、ちょっと感動しました。
切なくて、苦しくて、イライラして、ドキドキして・・・こちらのみぞおちの中に手を突っ込んで、かき回されているようで、
「やっぱりイーストウッドは、うまいなあ・・・」
と感心してしまいました。
事件のきっかけになるのが、電話交換手としてきわめて優秀なシングル・マザー・クリスティンが急な出勤で予定の時間も過ぎ、路面電車に乗り遅れてしまうことから始まるのですが、ラスト・シーンでは彼女はあえて路面電車に乗りません。
レールから外れてしまったことで起こった事件を収束させるのには、レールには乗らないと言うクリスティンの意思が伝わってくるような気がしました。路面電車のクネクネ曲がった線路が、まるで人生をあらわしているようで・・。
安易なハッピーエンドではないのも、イーストウッドらしいのですが、その前のシークエンスで思いっきり泣かせてもらったので、これもアンハッピーとは思えず、クリスティンの希望の方が強く感じられました。
これだけ重い内容で、下手をすればお涙頂戴モノになりかねないのを、イーストウッド自身の手による音楽が中和するように包み込んでいるようです。音楽だけを取り上げてみれば、センチメンタルに過ぎるかもしれませんが、この作品なればこその救いであるような感じました。
以下、コメント欄に続きます。
このレビューは気に入りましたか? 28人の会員が気に入ったと投稿しています
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
久々に感動以上の感動をした・・。
「シンドラーのリスト」「グラディエーター」と同等の感動が覚醒した・・。
予告編を見る限りでは超つまんなそう。
クリントイーストウッドの映画ってマジメ過ぎてつまんなさそう。
でも「エコエコアザラク」さんや他の方々の大好評につき観てみる事に。
当然グダグダしようものなら瞬時に早送りするつもりで。
しかしながら、こ〜んなに素晴らしい映画だったとは・・。
監督のクリントイーストウッド、主役のアンジェリーナジョリー
あんたら ほんっっとうに偉い!
事実の物語であれ何でござれ全く飽きる事なく制作したので表彰したい!
要は1930年前後の社会問題の話。
行方不明の子供。
数ヶ月後に刑事が連れて来たガキは全くの別人。
我子ではないと婦人が認めまいが刑事はお構いなし。
婦人が新聞沙汰にするや精神病院へ送ってしまう。
悪の刑事とつるんでる医師らは自分しか知らんヤツらで・・
さらにさらに色んな展開に発展するが、あえて大幅に省略。
時代が時代だから仕方無いのかなぁ・・。
大活躍したのは神父様!
その役をクリントイーストウッドが演じれば良かったのにぃ!
刑事を問い詰める弁護士の熱弁が超格好良かった!
せめてその役でもクリントイーストウッドが演じて欲しかったぁ!
腐敗した警視庁の中にも正義の刑事がいてその人のお陰で事件は急展開。
だからクリントイーストウッド!
本作を一言で言い表すとすれば、諦めずに協力し合えば難しい事も解決できる!
ぜひ本作をご覧下さい。感動しますよってにぃ^^
このレビューは気に入りましたか? 26人の会員が気に入ったと投稿しています
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
何となくレビューを書きにくいと、ぼくも感じました。
物事を理解する方法には、分析 と 総合 がありますが、この映画ポイントを挙げて分析しようとすればするほど、それが陳腐に思えてきます。
実話に基づくシリアスな内容であり、社会の暗部を描いていますが、深追いはしません。
正義は一応なされますが、社会を告発する、糾弾するというのではない。
かと言って所詮悪は絶えることはない、と投げやりなわけでもない。
子を失い、ひどい目に合わされたという”お涙頂戴”でもない。
記者たちが、すぐそばにいるのに、「この子は私の子じゃない」とアピールしませんが、ショックに打ちのめされた人間の、判断が停止することは大いにありうることです。 不自然ではない。
いかにも”ここが名場面”というようなあざとさもなく、淡々と描かれる。
かと言って単調で退屈なわけでもない。 むしろずっと引き込まれてしまいました。
ヒロインは正義とか悲劇とか、何かの偶像としてではなく、普通の人間として描かれる。
淡々と悲惨なことを描きながら、それに溺れることなく、生きていく様子にかすかな救いを感じさせる。
さすがクリント・イーストウッドだな、と思わせつつも、説明とか能書きを言いづらい。
名人の域とか、脱帽とか陳腐な言い方しかできない。 ただ感嘆するしかありませんでした。
主演はアンジェリーナ・ジョリー。
カリスマゆえに、とかく言われる派手な私生活。
自傷もしたと言われる荒れた十代、タトゥーに親しみ、父ジョン・ヴォイトとの確執、恋多き女、したたかなメディア対策・・・。
しかしこの映画で、彼女が演じるのは、スターの、派手で強い女のイメージとは違う役柄です。
俳優としての幅と実力を感じさせました。
彼女曰く、彼女の母の存在が出演の動機と、役作りに影響を与えたらしい。
彼女の母は今回演じたクリスティンと同様” シャイで受身で優しかった。強く怒るなんてできない人だった ”という。
撮影中はずっと亡き母と向き合い、一緒にいるように感じたらしい。
自らのことでは我を張ることも無いが、愛する子どものためには芯の強さを見せる母への敬愛が、役に投影されているのではないでしょうか。
アンジェリーナ・ジョリーが亡き母親に捧げた作品と言っていいと思います。
このレビューは気に入りましたか? 21人の会員が気に入ったと投稿しています
入力内容に誤りがあります。
内容をご確認のうえ、修正いただきますようお願いいたします。
ユーザーレビュー:470件
投稿日
2009/06/30
レビュアー
ミルクチョコ※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
これまた、イントロが入っていませんね。
クリント・イーストウッド監督と、アンジェリーナ・ジョリーが初コラボによる実話作品です。アンジーはアカデミー賞主演女優賞にノミネートされましたが、取れませんでしたね。
1928年、LA。クリスティン(アンジー)は、電話会社で働きながら、女手一つで息子ウォルターを育てていました。急な仕事に出かけた夜、帰宅すると息子の姿が消えていて、彼女は警察に通報。
市警は翌日から動き出すのですが、家出か誘拐か分からぬまま5ヶ月が経過します。そんなある日、警察からウォルターが見つかったという朗報がもたらされます。
けれども、ジョーンズ警部が彼女の前に連れて来たのは、全く見知らぬ少年だったのです。
クリスティンの不屈の戦いは、ここから始まります。
1920年代といえば、まだまだ女性の地位が低かったのでしょう。そんな時代に毅然と不正に立ち向かったクリスティン。
行方不明になった我が子を捜すため、あらゆる手段を尽くす母親。
彼女を支えたのは、「息子を救いたい」の一念だったのかもしれません。本来、私達の味方であるはずの警察が、運用するものの邪悪な存在によって、腐敗した警察組織になってしまうなんて、皮肉ですね。
あまりに壮絶な事件に驚愕してしまいました。同じ子をもつ母として、何と言う非道、無慈悲な事件なんでしょう?
ましてや、別の子が5ヶ月後に「お母さん」なんて、母親ならその子が自分の子か否かなんて、間違うはずがありません。
テーマの重さとイーストウッド監督の人間観察の奥深さに驚かされます。最初は、ミステリー仕立てに思わせておきながら、次はホラーばりの猟奇的な殺人事件へとシフトしていきます。
背筋が凍るような犯罪に触れながら、警察による隠蔽工作のための、精神異常者扱いをされる主人公。
さらには、決してお涙頂戴のメロドラマに落ちることなく、絶望に落ちることしかない主人公に、行く先に希望を附したラストには、監督の心底の優しさに胸を打たれます。
どうにも、抑えが効かない、憤りの果てに、見事なエンディングを用意してくれました。たった一筋の涙に込められた思いは、どれほど重たいものかと思いますが、最後は主人公の「誇り」に救いがあってほっとしました。
投稿日
2009/07/27
レビュアー
こんちゃん※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
え〜と・・・お久しぶりです。
ご心配並びにご迷惑をおかけしたことをお詫びします。
事情をご存じの方はご存じですが(あたりまえか・・・笑)私の会社で違法行為を犯しまして、逮捕されておりました(笑・・・って、笑い事じゃねえか)5月27日に逮捕され、現在は保釈で出てきていますが、裁判の結果によっては実刑もありうるので、数ヶ月後にまた姿を消す可能性もあります。
ここはそう言う場所ではないので、詳しい事情は書けません。私にも言い分はあるのですが、違法行為があったことは事実なので、それに対する償いはきちんとするつもりでおります。
で、1000本目のレビューです。999レビューの時に、
「1000本目は何にしようか。グラン・トリノが良いんだけど、まだDVDにはならないし・・・」
と書いたのですが、同時期のイーストウッド作品です。
これは深いです・・・。
実話に基いているらしいんですけど、どこかドキュメンタリー・タッチで淡々と進みます。
けれどクリント・イーストウッドは見せ所を心得ているので、142分と長い作品でも、引き込まれて飽きることはありません。
アンジーは、結構名前が売れているのにこれと言った代表作が無い人ですよね。「GIA」もマイナーだし、アカデミー助演女優賞の「17歳のカルテ」もさほど有名ではないし・・。
「Mr.&Mrs.スミス」は有名でも大した作品じゃあないですし(笑)
なんだか「怖い女」とか「強い女」とか「化け物じみた女」と言うイメージが固定化して来ていたようですが、本作では切なくも悲しい母親の情感を見事に演じきっていると思います(「強い女」でもありますけど・・・笑)ケイト・ウィンスレットの「愛を読む人」は未見ですが、この作品でアンジーにオスカーを獲らせてあげたかったと思いますねえ。
まあ、オスカーは獲れませんでしたけど、これは彼女の「女優」としての代表作になるのではないかと思います。
共演の人たちもみな素晴らしい演技でした。ジョン・マルコヴィッチは、最初うさんくさい牧師だと思ったら、そうではなかったです(笑)
ジェイソン・バトラー・ハーナーが、先日観た「レボリューショナリー・ロード」のマイケル・シャノンのようなんですけど、処刑に向かう罪人の心情がまざまざと迫ってくる熱演です。
観終わってみると、いかにもクリント・イーストウッドらしい雰囲気の作品ですけど、観ている間はそんなこと忘れてました。
冒頭の、母子家庭でありながらいかにも幸福そうな家庭のシークエンスが利いているので、息子ウォルターを失ったときのクリスティンの焦燥感、喪失感が際立ちます。
「カッコーの巣の上で」女性版のような精神病院でのシークエンスで、キャロルに勇気付けられ、医長にDirty word を吐き捨てる(息子に「汚い言葉を使うな」と躾けていたクリスティンが!)シーンは、アンジーらしいと思いながら、ちょっと感動しました。
切なくて、苦しくて、イライラして、ドキドキして・・・こちらのみぞおちの中に手を突っ込んで、かき回されているようで、
「やっぱりイーストウッドは、うまいなあ・・・」
と感心してしまいました。
事件のきっかけになるのが、電話交換手としてきわめて優秀なシングル・マザー・クリスティンが急な出勤で予定の時間も過ぎ、路面電車に乗り遅れてしまうことから始まるのですが、ラスト・シーンでは彼女はあえて路面電車に乗りません。
レールから外れてしまったことで起こった事件を収束させるのには、レールには乗らないと言うクリスティンの意思が伝わってくるような気がしました。路面電車のクネクネ曲がった線路が、まるで人生をあらわしているようで・・。
安易なハッピーエンドではないのも、イーストウッドらしいのですが、その前のシークエンスで思いっきり泣かせてもらったので、これもアンハッピーとは思えず、クリスティンの希望の方が強く感じられました。
これだけ重い内容で、下手をすればお涙頂戴モノになりかねないのを、イーストウッド自身の手による音楽が中和するように包み込んでいるようです。音楽だけを取り上げてみれば、センチメンタルに過ぎるかもしれませんが、この作品なればこその救いであるような感じました。
以下、コメント欄に続きます。
投稿日
2010/06/30
レビュアー
ホヨマックス※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
久々に感動以上の感動をした・・。
「シンドラーのリスト」「グラディエーター」と同等の感動が覚醒した・・。
予告編を見る限りでは超つまんなそう。
クリントイーストウッドの映画ってマジメ過ぎてつまんなさそう。
でも「エコエコアザラク」さんや他の方々の大好評につき観てみる事に。
当然グダグダしようものなら瞬時に早送りするつもりで。
しかしながら、こ〜んなに素晴らしい映画だったとは・・。
監督のクリントイーストウッド、主役のアンジェリーナジョリー
あんたら ほんっっとうに偉い!
事実の物語であれ何でござれ全く飽きる事なく制作したので表彰したい!
要は1930年前後の社会問題の話。
行方不明の子供。
数ヶ月後に刑事が連れて来たガキは全くの別人。
我子ではないと婦人が認めまいが刑事はお構いなし。
婦人が新聞沙汰にするや精神病院へ送ってしまう。
悪の刑事とつるんでる医師らは自分しか知らんヤツらで・・
さらにさらに色んな展開に発展するが、あえて大幅に省略。
時代が時代だから仕方無いのかなぁ・・。
大活躍したのは神父様!
その役をクリントイーストウッドが演じれば良かったのにぃ!
刑事を問い詰める弁護士の熱弁が超格好良かった!
せめてその役でもクリントイーストウッドが演じて欲しかったぁ!
腐敗した警視庁の中にも正義の刑事がいてその人のお陰で事件は急展開。
だからクリントイーストウッド!
本作を一言で言い表すとすれば、諦めずに協力し合えば難しい事も解決できる!
ぜひ本作をご覧下さい。感動しますよってにぃ^^
投稿日
2009/08/17
レビュアー
ロキュータス※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
何となくレビューを書きにくいと、ぼくも感じました。
物事を理解する方法には、分析 と 総合 がありますが、この映画ポイントを挙げて分析しようとすればするほど、それが陳腐に思えてきます。
実話に基づくシリアスな内容であり、社会の暗部を描いていますが、深追いはしません。
正義は一応なされますが、社会を告発する、糾弾するというのではない。
かと言って所詮悪は絶えることはない、と投げやりなわけでもない。
子を失い、ひどい目に合わされたという”お涙頂戴”でもない。
記者たちが、すぐそばにいるのに、「この子は私の子じゃない」とアピールしませんが、ショックに打ちのめされた人間の、判断が停止することは大いにありうることです。 不自然ではない。
いかにも”ここが名場面”というようなあざとさもなく、淡々と描かれる。
かと言って単調で退屈なわけでもない。 むしろずっと引き込まれてしまいました。
ヒロインは正義とか悲劇とか、何かの偶像としてではなく、普通の人間として描かれる。
淡々と悲惨なことを描きながら、それに溺れることなく、生きていく様子にかすかな救いを感じさせる。
さすがクリント・イーストウッドだな、と思わせつつも、説明とか能書きを言いづらい。
名人の域とか、脱帽とか陳腐な言い方しかできない。 ただ感嘆するしかありませんでした。
主演はアンジェリーナ・ジョリー。
カリスマゆえに、とかく言われる派手な私生活。
自傷もしたと言われる荒れた十代、タトゥーに親しみ、父ジョン・ヴォイトとの確執、恋多き女、したたかなメディア対策・・・。
しかしこの映画で、彼女が演じるのは、スターの、派手で強い女のイメージとは違う役柄です。
俳優としての幅と実力を感じさせました。
彼女曰く、彼女の母の存在が出演の動機と、役作りに影響を与えたらしい。
彼女の母は今回演じたクリスティンと同様” シャイで受身で優しかった。強く怒るなんてできない人だった ”という。
撮影中はずっと亡き母と向き合い、一緒にいるように感じたらしい。
自らのことでは我を張ることも無いが、愛する子どものためには芯の強さを見せる母への敬愛が、役に投影されているのではないでしょうか。
アンジェリーナ・ジョリーが亡き母親に捧げた作品と言っていいと思います。
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チェンジリング
Film (C)2008 UNIVERSAL STUDIOS.All Rights Reserved.Artwork (C)2009 Universal Studios. All Rights Reserved. ※ジャケットデザインは変更になる場合がございます。