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■四川のうた
(
2008年
/
中国
)
二十四城記
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ジャンル:
洋画:アジア
収録時間:
112分
字幕:
日本語
音声:
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/中
記番:
BCDR2539
レンタル開始日:
2010/02/05
在庫枚数:
150
1位登録者:
2
全予約者数を見る
※在庫枚数は全所有枚数を表示してます。
レンタル保証DVDとは
監督:
ジャ・ジャンクー
脚本:
ジャ・ジャンクー
撮影:
ユー・リクウァイ
音楽:
リン・チャン
半野喜弘
出演:
ジョアン・チェン
チャオ タオ
チェン・ジェンビン
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イントロダクション:
「世界」「長江哀歌」のジャ・ジャンクー監督が、2007年に閉鎖された中国の巨大国営工場の歴史に焦点を当て、そこに働いた労働者たちが語る一つひとつの思い出を通して浮かび上がる大きな政治のうねりと、それに翻弄されながらも懸命に生きた人々の悲喜こもごもにしてかけがえのない人生を、ドキュメンタリーとフィクションを織り交ぜた巧みな構成でフィルムに収めた感動叙事詩。
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■レビュー
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■
国や時代が違っても、変わらないものもある
<ネタバレ>
パープルローズ
このレビュアーを
掲載日:2010/03/07
5人の会員が気に入ったと投票しています。
ひろぼうさんと港のマリーさんのレビューにひかれて鑑賞しました。
2007年に閉鎖した国営軍需工場の従業員たちのインタビューという、およそ興味の持てそうにない題材に、途中で脱落するかも・・・と思いながら見ましたが、不思議と徐々に引きつけられてしまいました。
「証言者」に女性が多かったせいかもしれません。
子供を養うために必死で働いていたのに、解雇されてしまった中年女性。
移動の途中に子供とはぐれ、泣く泣く子供を諦めたという女性(結局子供は見つからなかったのでしょうか?)。
工場のマドンナ的な存在だったのに、いつの間にか結婚しそびれてしまった女性の孤独。
そして、工場労働者の娘として育ち、商売で成功しようと頑張る若い女性。
初老の男性労働者が語る思い出話。
「あの頃はみんな『赤い疑惑』を見ていたよ。」
という言葉と、流れる「赤い疑惑」のテーマ曲。
これがよく聴いてみると、山口百恵が歌っているのではなく、日本語の発音がところどころ変なのですが、この歌を聴きながら、自分自身も工場労働者の娘として育ったのだということを思い出しました。
国が違って、時代が少し違っても、「労働」とそれにまつわる思いはたいして違わないのですね。
「証言者」の中には俳優もいたと知ってちょっと驚きましたが、そのような手法をとったジャ・ジャンクー監督の意図は、一体なんだったのでしょうか。
このレビューへコメントする(2)
■
最初の10分くらいで
八海山
このレビュアーを
掲載日:2010/02/28
0人の会員が気に入ったと投票しています。
体が拒否反応を起こしてしまい、
観るのを止めちゃいました。
ごめんなさい。
このレビューへコメントする(0)
■
詩情豊かな場所に
<ネタバレ>
スターダスト
このレビュアーを
掲載日:2010/02/27
2人の会員が気に入ったと投票しています。
滅び行くものは、どうしてこれほどまでにもの哀しいのだろうか。都市再開発のために閉鎖される工場など、日本でもよく見られる風景である。無骨で素っ気無い工場跡など、アクション映画やホラー映画の舞台になるくらいしか思い浮かばなかったが、ジャ・ジャンクー監督の手に掛かるとこれほど詩情豊かな場所に変わってしまうから驚きだ。
工場で日々働くひとりひとりにそれぞれ喜怒哀楽のドラマがあり、失われた時間を思うと静かに胸を打つものがあります。夢の残滓が次々と浮かんでは消えていき、押し黙った横顔には深い感銘を受けました。
このレビューへコメントする(0)
■
虚と実
<ネタバレ>
港のマリー
このレビュアーを
掲載日:2010/02/25
2人の会員が気に入ったと投票しています。
見終わって胸がザワザワした。いくらでも深読みできそう。「感動叙事詩」というより真意を隠したような謎かけであり、ドキュメントのための「証言者」にプロの俳優が演じる架空の人物を紛れ込ませるという、Nスペならば「やらせ」と非難必至の離れ業を用いた実験映画の趣を感じた。前作「長江哀歌」はフィクションを展開するのにドキュメンタリーの手法が用いられており、長江の流れの詩情と相まって、ひとつの映画世界が完成されているように感じたが、こちらはまだ途上という印象。
2007年、中国四川省成都の軍需品製造国営工場が取り壊され、大規模複合商業施設に生まれ変わろうとしている。(三菱ドッグがみなとみらいに変身したようなものか?)50年の歴史を刻んだ工場の歩みとその終焉を、そこで働いた労働者とその家族の証言をもとに描いていくもの。工場の歴史はもちろんそのまま、中国国家、社会の変遷の歴史でもある。
再現映像なんてサービスはないし、ナレーションもない。ほとんど角度を変えず撮り続けられる証言者たちの映像とその語りによって、彼らの人生と工場の歴史を読み取るしかない。「なんか裏がありそう」と思わせぶりなジャ監督の独特の映像、私はジョルジョ・デ・キリコの「街の神秘と憂鬱」を思い出してしまう、がなかったらリタイアしていたかもしれない。
ところが、ラストも近付いたころ驚愕の映像と音楽に出会った。
「インターナショナル」、♪立て飢えたる者よ、のアレである、の合唱に合わせて元国営軍需工場の巨大な建物がドドドッと、崩れ落ちるのである。改革開放路線で社会主義経済を棄てたのは確かだけれど、「インターナショナル」のこういう使い方を見る(聴く)と、イデオロギー的にも社会主義との完全訣別宣言かと、勘繰ってしまった。さらに工場を中国国家そのものの暗喩ととらえると、それが派手に土煙を上げて崩壊するということは…。
そしてラストカット。工場労働者の娘で今は富裕層のために贅沢品のバイヤーをしているナー(演じるのは女優)の背後に広がる成都の高層ビル群の俯瞰。いかにも今ふうの、垢抜けた若い女性の上半身がもやに霞むビル群に浮かぶ。華奢なからだはほんとに漂い浮かんでいるかのよう。それとない不安感が漂う。それをさらに強めているのが、画面を横切る手すりの斜めの線。とても不安定である。
お国の未来に、ジャ監督は危惧を覚えているのか、とまた勘繰ってしまう。
「長江哀歌」は、私はあれは海外のメディアを意識した野心作だと思うが、こちらは中国の民衆に向けての警世のメッセージであるのではないか。入り組んで高踏的な装いを凝らしてはいるが。
廃墟萌えの趣味を十二分に満足させてくれる工場跡の映像。国営軍需工場なんて時代遅れか、と思わせて中国は武器輸出大国。どこかで420工場と同様の固く機密に守られた工場群が軍需品を作り続けているに違いない。その労働者たちはどんな思いでいるのだろうか。どんな暮らしをしているのだろうか。
資本主義が高度に発展した社会では、製造業からサービス業中心へ産業構造がシフトしていくのは事実だが、労働によってモノを作り出す必要はなくなるわけではなく、製造業は都市化された中心部からより周縁の地域へ移行していくだけなのだろう。そこでまた労働者たちはこの映画の証言者たちと同様の、痛みや苦しみを味わうのだろうかと、想像が広がる。
ドキュメンタリーとフィクションの融合は、もしかしたら、現実への想像力をより深めるために試行されたのかと、思ってみる。
このレビューへコメントする(3)
■
それでも、首都へ
りん
このレビュアーを
掲載日:2010/02/22
0人の会員が気に入ったと投票しています。
軍事に従事する。
けれども、その見返りって、いったい何なの?
誇り?何だろう?
皆、嬉しい顔もするけど、涙がこみ上げてくる人ばかり。
書記幹部も、そう。
誰がHappyなのか、省みるのにいい映画でした。
そんな一面を中国の内陸の大都市にもあっただけに、
パンダ都市ばかりで浮れていてはならないことに、
反省です。。。
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■
立て万国の労働者 時を遡り物造りの価値を訴えよ
<ネタバレ>
ひろぼう
このレビュアーを
掲載日:2010/02/13
2人の会員が気に入ったと投票しています。
一つの工場の終りから物語は始まる。
その工場は国営で、戦時中は軍需工場として機能し、そこで働く人とその家族に多くの潤いをもたらします。工場内に学校や劇場、プールまで設け、工場内で全ての生活が完結できる都市の役目すら持つに至ります。世の中が平和になると家電に生産を切り替えはするが、工場は活気を失くし徐々に衰えを見せ始め、ついに閉鎖の時を迎えます。工場の盛衰が、生き物の生涯のように思えるのでした。
映画は、多くの工員達とその家族が、泣き笑いを共に過ごした同僚に、工場に別れを告げるその時を、彼等へのインタビューで、過去を導き出し今を浮き彫りにし未来さえも窺わせようとするのでした。
冒頭の、生産現場の描写から労働の過酷さが伝わってきます。真っ赤に焼けた鉄を打ち、飛び散る火花と流れる汗、単調で切りのない作業の連続は常に危険と隣り合わせで、肉体と精神を著しく摩耗させます。そこで、ある者は保全の仕事を、ある者は組み立てを検査を。国営工場ゆえの、党員の叱咤激励を受けはするが、工員達を過酷な労働へと衝き動かすのは自らの責任と誇りであり、同僚への家族愛に似た慈しみなのだと思わせるのでした。
インタビューを通して伝わる工員達の過去には、彼等の生い立ちも加わります。故郷や家族に別れを告げ、豊かな生活に希望を託して旅立ったあの日。仕事に忙殺されて記憶の隅に追いやられはするが決して忘れることのない思い出。この思い出もまた、辛い労働に耐え抜く、明日への糧となったのでしょう。
親の背中を見て育った家族達は、同じ職に就きもするが、逃げ出すことを選らんだりします。社会は変わり教育が整い、職業の選択肢が増えて過酷な労働から遠ざかれるようになるのです。
それは良いことなのですが、彼等が手にする物の価値さえも変わり始めたようで、額に汗し手にマメを作り得られた報酬と口先三寸で安易に得られる金銭とでは、買う物への執着やありがたみが薄れるのでしょうか。冒頭の保全係の工具の話が、ラストの個人輸入の商品へと結びつくかのようでした。
しかし、決して工員達の思いは、彼等の生きた証し、流した汗と涙は消え去ることはなく脈々と受け継がれる、それは大陸の川が決して干上がらないようにと訴えてくるのでした。
『労働者』とは何か、彼等が作る『物』の価値とは、破綻を迎えつつある飽食の時代に今一度訴えてくる力強い作品でした。
甘いかなぁと思いつつ★5−
このレビューへコメントする(2)
■
喜びと哀しみ
<ネタバレ>
よふかし
このレビュアーを
掲載日:2010/02/05
4人の会員が気に入ったと投票しています。
四川の巨大国営工場が閉鎖され、用地が民間開発企業に売却される。現代中国は刻々と変化し続けている。実際に工場で働いていた労働者へのインタビュー、というドキュメンタリーの体裁で映画は進む。だが、このうち何人かは、労働者を演じる俳優である。フィクションとドキュメンタリーはないまぜになって、不可分となった。事実と作り物のあわいに浮かび上がるのは、単なる事実ではなく、人間の真実とでもいうもの。
いまではずいぶん変質した中国の社会主義体制を支えてきた基幹工場。そこで働く人は共産党幹部の指示のもと、歯車として生きることを自覚してきた。けれども人間は、どんな体制下に生きようと、ただの歯車になんかなれやしないのだ。路線闘争や国際政治や現代史の激動に翻弄されながら、人生の喜びと哀しみを胸に生きる。その体験、記憶はその人そのものである。
集団から個へと社会が変化していくいまを、ときにイエイツ、ときに山口百恵のうたにのせて、映画は語る。
歴史を刻んだ工場、長年の生活がしのばれる薄暗い部屋のなかで、体験と記憶が語られるうちに、抑えようもなく喜びや哀しみ、誠実さや官能、未来への夢が香る。
「いま」に対峙した、野心的な一作。75点。
このレビューへコメントする(0)
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・・・・・
エロエロ大魔神
このレビュアーを
掲載日:2010/01/16
2人の会員が気に入ったと投票しています。
国家統制思想的作品?地方の低賃金労働者はどうなる?反乱を起こせば即、解雇!
このレビューへコメントする(0)
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