図鑑に載ってない虫 / 伊勢谷友介
図鑑に載ってない虫
/三木聡
平均評価点: 3.04
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全体の平均評価点: 3.04(5点満点)
(87)
解説・ストーリー
TVドラマ「時効警察」シリーズが話題の鬼才・三木聡監督が贈る奇想天外なサスペンス・コメディ。死後の世界を体験するため謎の“死にモドキ”を探す3人の男女が繰り広げる珍道中を、三木監督おなじみの小ネタと過激な笑いを織り交ぜ綴る。フリーライターの“俺”は『月刊 黒い本』の美人編集長から、“死にモドキ”を使って死後の世界をルポするよう依頼される。さっそく相棒のエンドーとともに“死にモドキ”を探す旅に出る。やがて、偶然出会ったリストカットマニアの女サヨコが彼らの旅に合流、その後も道中で奇々怪々な人物と次々遭遇しながら彼らの命懸けの旅は続くが…。
TVドラマ「時効警察」シリーズが話題の鬼才・三木聡監督が贈る奇想天外なサスペンス・コメディ。死後の世界を体験するため謎の“死にモドキ”を探す3人の男女が繰り広げる珍道中を、三木監督おなじみの小ネタと過激な笑いを織り交ぜ綴る。フリーライターの“俺”は『月刊 黒い本』の美人編集長から、“死にモドキ”を使って死後の世界をルポするよう依頼される。さっそく相棒のエンドーとともに“死にモドキ”を探す旅に出る。やがて、偶然出会ったリストカットマニアの女サヨコが彼らの旅に合流、その後も道中で奇々怪々な人物と次々遭遇しながら彼らの命懸けの旅は続くが…。
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「図鑑に載ってない虫」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
TVドラマ「時効警察」シリーズが話題の鬼才・三木聡監督が贈る奇想天外なサスペンス・コメディ。死後の世界を体験するため謎の“死にモドキ”を探す3人の男女が繰り広げる珍道中を、三木監督おなじみの小ネタと過激な笑いを織り交ぜ綴る。フリーライターの“俺”は『月刊 黒い本』の美人編集長から、“死にモドキ”を使って死後の世界をルポするよう依頼される。さっそく相棒のエンドーとともに“死にモドキ”を探す旅に出る。やがて、偶然出会ったリストカットマニアの女サヨコが彼らの旅に合流、その後も道中で奇々怪々な人物と次々遭遇しながら彼らの命懸けの旅は続くが…。
「図鑑に載ってない虫」 の作品情報
「図鑑に載ってない虫」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
図鑑に載ってない虫の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
104分 |
|
1:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
VTBF10011 |
2007年12月07日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
10枚
|
0人
|
0人
|
図鑑に載ってない虫の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
104分 |
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1:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
VTBF10011 |
2007年12月07日
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在庫枚数 |
1位登録者: |
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10枚
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ユーザーレビュー:87件
な何? このくだらなさは?
フリーライターの俺(伊勢谷友介)が、死後の世界をルポするために、手掛かりとなる「死にモドキ」を探しに出るロードムービー。アル中の遠藤(松尾スズキ)とサヨコ(菊池凛子)を連れて・・・
ストーリーとは、全く関係のない小ネタが満載で、それがまた下品で、気持ち悪くて、ちっとも面白くないので、とても退屈でした。
逆をいえば、全然関係のない小ネタで、全体を支える骨組みとなっているところは、流石といえば、流石でしょうか?
「脱力系映画」とは、良く言ったもので、出てくる人物は、皆気合も入らず、やりたい放題の演技に、感じる事ができないままに、終始突き放されっぱなしでした。
「亀は意外と速く泳ぐ」は、結構面白かったので、ちょっと期待してしまいましたが、上野樹里ちゃんと蒼井優ちゃんだから、ああいう小ネタも可愛くって面白かったんだと。
多分、監督は、こういう流れのなかで、大げさじゃなく「生きることの大変さ」とか「生きていることの喜び」を描きたかったのだと思いますが、いささか消化不良になってしまったと思います。
投げっぱなしのネタをさらりと流せるかどうかが、この映画の評価の分かれるところでしょうか?
このレビューは気に入りましたか?
16人の会員が気に入ったと投稿しています
450SLのボンネットで、ゲロを焼いちゃいけません!
投稿日:2008/02/09
レビュアー:こんちゃん
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
レビューを表示する
三木聡の作品としては、失敗作の部類じゃないかと思います。
勝王さんがおっしゃるように、最近この手の作品が多いのですが、「イン・ザ・プール」や「時効警察」ほど、ひとつひとつの小ネタが洗練されていなくて上滑りしているようです。
この手の作品は、ストーリーの展開自体が突拍子もなくて笑える物と、小ネタの積み重ねで笑える物と有ると思うのですが、本作は後者でしょうか?ストーリー自体も突拍子ないと言えば言えますが、
「え?この先どうなるの?」
と観客を引っ張っていくような展開にはほど遠いんですよね。「死にモドキ」を求めてと言う展開でも、
「それ、どんなもんなんだろう?」
と引きつけ切れません。
そういう部分をもっと真面目に作ってくれないと、今は「ゆるゆる系」がもてはやされても、飽きられるのも早いと思いますよ。
小ネタの羅列でも、ひとつツボにはまって大笑いすると、笑い癖が付いて、そのあと大したことのないネタでも笑えるものなのですが、本作ではのりきれず、クスリとするよりもその小ネタがあざとく感じてしまうと言う冷めた目で見てました。
これ、TVのバラエティでやるならアリなんでしょうけど、お金を払って劇場まで足を運んだ人に対しては、ちょっと失礼じゃないかと思いますね。
ハチャメチャならハチャメチャで、「ラブデス」くらいぶっ飛んでいれば良いのですが。
真島の回想で、ミンミンが
「今日は、マジマさんをびっくりさせることがある」
と言うくだりと、目玉のおっちゃん(岩松了)の
「むえんぼとけって・・・」
って言うのには、大笑いしましたけど・・・。でも、熊本課長としか思えないんですけどね。
伊勢谷友介は、なんだかよそ行きで無理しているようにに思えるし、松尾スズキは本来、こんなにスベル人ではないと思うのですが、妙なハイテンションのせいか、キレがなく、三木聡流の脱力感を阻害しているように思えます。
全体的にキャストすべてが、内輪ノリのような悪のりしすぎでストーリーとそのものや、この物語に対する愛情というような誠意に欠けているような気がしますね。だから、奇想天外な発想のストーリーに、けっこう豪華で魅力的なキャストなのに、できあがった物に深味がないのではないかと思います。
人を笑わせるためには、くっだらないことを大まじめにやらなければいけないと言うことは、充分わかっている人だと思うのですが、この作品に関して言えば、笑わせてやろうというあざとさが、ストーリーを壊してしまっているようです。
あれだけ、
「生きてる!俺、生きてるよ~」
って大喜びしておいて、結論が、
「生きていても、死んでいても大した差はないってこと」
って言うのも、どうかと思いますしね。
観て損だとは言いませんけど、三木聡ならもっと面白い物が作れるはずだと思うので、不満が残るという辛口レビューでした。
このレビューは気に入りましたか?
14人の会員が気に入ったと投稿しています
誰だって、やましいことはある
観ちゃいました。
いや~、予感的中。僕のツボにハマりましたよ。
まぁ、何て無駄なとこにお金を掛けてる映画なんでしょう。…いや、いい意味で。
古かったり、安っぽく見せる為の、スタッフの皆さんの細かい努力。頭が下がると同時に、そのおバカさん加減に、何度も笑っちゃいました。
これは、楽しく思える人と、全くダメな人とが、ハッキリ分かれる映画でしょうね。
…ってことで、普通に真面目な方には、お勧めしないでおきます。
さて、本題。
まず、主人公=俺を演じてる、伊勢谷友介さん。
実は、伊勢谷友介さんって、年下かと思ってたんですが、今回、調べたら、僕よりお兄さんでした。
でも、可愛い♪
映画の中では、タンクトップで大サービス。かの高級車=おベ××さまのオープンカー(だいぶ古いけど)に、引けを取らないカッコ良さです。
俺キャラの伊勢谷友介さんが、周りの皆さんに、何かと攻められてる姿は、たまらないものがありますねぇ~。僕も、ピンポ~ンってしたいなぁ~。なんなら、される方でもイイから…。(←って、ドコ押してだよっ!)
岩松了さんと、ふせえりさんのコンビは、やはり鉄板。特に、ふせえりさんの出演シーンは、も~、ずっと笑ってました。キレイな女優さんなのに、どうしてこんなに、男前な演技が出来るんでしょう。この楽しさは、他の誰にもマネ出来ませんね。
松尾スズキさんのエンドーは、僕が思ってたよりも、シリアスなとこがありました。危うく、泣きそうになっちゃいましたよ、まったく。…といっても、お気楽で、いい加減なところは、お約束なんですけどね。
僕が楽しみにしてた、松重豊さんと、渡辺裕之さんですが、お二人とも、男っぽさたっぷりの役。
松重豊さんは、真面目なトコを、おちょくられてる感じが、可愛かったです。
渡辺裕之さんは、腕の逞しさを、惜しみなく披露してくださってます。
伊勢谷友介さんが、ちょっと羨ましかったなぁ~。ねぇ~、僕にもぉ~!(こうか?…ガバッ!)あ~ん♪
片桐はいりさんの、SMの女王様ですが、こちらは雰囲気だけでした。ま、ムチはありましたけどね。
不意を突かれたのは、水野美紀さん演じる、美人編集長。
ソノ気がなさそうに、イヤそうな顔してる、俺=伊勢谷友介さんとのバランスが、イイ感じ。
僕なら、間違いなくシッポ振ってますね。でも、何を思ったのか、監督ったら、水野美紀さんに、とんでもない演技を要求してます。イヤ~ん、も~、おゲレツなんだからぁ~。
村松利史さんは、さすがの職人技です。…とっくに笑っちゃったんですけど、こんなの、笑っちゃって、いいんですかね。撮りようによっちゃ、乱歩チックになりそうなネタを、僕に怖く感じさせないなんて、スゴイなぁ。
それぞれの細かいネタが、「次、この人がこんなことしてくれたら面白いな」と、思った方向に散りばめられていて、分かってるのに笑っちゃうから、不思議です。
エンディングも予想してた通りでしたけど、それが逆に気持ち良かったです。
「結局、何がしたかったんだ?」…なんて聞いちゃダメですよ。
そもそも、ロードムービーってのは、動き回ることにこそ、意味があるんです。
あ…、こんな、こっ恥ずかしいこと言ったら、顔が赤くなってきちゃった。イヤん!
☆役名&キャスト☆
俺…伊勢谷友介
エンドー…松尾スズキ
サヨコ…菊池凛子
美人編集長…水野美紀
目玉のおっちゃん…岩松了
チョロリ…ふせえり
種田師匠…三谷昇
モツ煮込み屋の親父…笹野高史
真島…松重豊
船長…渡辺裕之
サヨコの母親…高橋惠子
消防隊員…山崎一
SMの女王様…片桐はいり
ワンピースの女…つぐみ
ホームレスの親父…森下能幸
半分男…村松利史
太田刑事…志賀勝
ツボ師匠…園子温
中村刑事…田中哲司
黒幕の男…マメ山田
黒幕の部下…嶋田久作
海の家のおばさん…佐々木すみ江
チュッパチャップスさん…新屋英子
サヨコのお婆さん…播田美保
アメリカンドッグ屋の店長…いか八朗
呼び込み…コハ・ラ・スマート
宅配便の人…廣川三憲
番頭…ノゾエ征爾
冴えないOL…海島雪
色っぽい写真屋…呉キリコ
婦人警官…たかみざわはな
若い半裸の女…高田郁恵
若い組員…ペ・ジョンミン
ミンミン…キタノ・ラニー・パギリナン
老人…菅登未男
巨大ホームレス…田島大志
少女時代のサヨコ…清水萌々子
少年時代のエンドー…吉原拓弥
サヨコのバンドのギタリスト…マサミ・タンジェリン
♪オープニングテーマ
「EVERYBODY'S UP TO SOMETHIN'」/BRIAN SETZER
♪挿入歌
「マヨナカベル」/Leyona
「蛍の光」
「卒業写真」/荒井由実
♪主題歌
「夏の手紙」/ナイス橋本
このレビューは気に入りましたか?
9人の会員が気に入ったと投稿しています
賛否両論の作品で「賛」側だと嬉しくなっちゃう。
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
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個人的には大好きな作品ですね、これ。
くだらないっていうかばかばかしい台詞やキャラなど、下品なシーンや映像も多くて
嫌いな人には途中で止められちゃいそう。
私は前編通してみて何か自由に生きている主人公に非常に憧れに近いものを感じ
てしまった。軽いのりでいろんなことをするんだけど、「死」というものをなかなか面
白い捉え方だし。ひねりといえば「死にモドキ」という虫のエキスを飲んでから生き
返るところまでなんだけどそれで十分です。
「猿の手」なんていうのは最高のアイディア(こんな伝説めいた話、どっかにあるの
かな?)
最近の邦画は本当にやるね。
面白い作品がたくさんある。
このレビューは気に入りましたか?
9人の会員が気に入ったと投稿しています
きっと・・・・
それは新種です!はやく電話しましょう!どこに?えっ?
このレビューは気に入りましたか?
8人の会員が気に入ったと投稿しています
ユーザーレビュー
な何? このくだらなさは?
投稿日
2007/12/07
レビュアー
ミルクチョコ
フリーライターの俺(伊勢谷友介)が、死後の世界をルポするために、手掛かりとなる「死にモドキ」を探しに出るロードムービー。アル中の遠藤(松尾スズキ)とサヨコ(菊池凛子)を連れて・・・
ストーリーとは、全く関係のない小ネタが満載で、それがまた下品で、気持ち悪くて、ちっとも面白くないので、とても退屈でした。
逆をいえば、全然関係のない小ネタで、全体を支える骨組みとなっているところは、流石といえば、流石でしょうか?
「脱力系映画」とは、良く言ったもので、出てくる人物は、皆気合も入らず、やりたい放題の演技に、感じる事ができないままに、終始突き放されっぱなしでした。
「亀は意外と速く泳ぐ」は、結構面白かったので、ちょっと期待してしまいましたが、上野樹里ちゃんと蒼井優ちゃんだから、ああいう小ネタも可愛くって面白かったんだと。
多分、監督は、こういう流れのなかで、大げさじゃなく「生きることの大変さ」とか「生きていることの喜び」を描きたかったのだと思いますが、いささか消化不良になってしまったと思います。
投げっぱなしのネタをさらりと流せるかどうかが、この映画の評価の分かれるところでしょうか?
450SLのボンネットで、ゲロを焼いちゃいけません!
投稿日
2008/02/09
レビュアー
こんちゃん
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
レビューを表示する
三木聡の作品としては、失敗作の部類じゃないかと思います。
勝王さんがおっしゃるように、最近この手の作品が多いのですが、「イン・ザ・プール」や「時効警察」ほど、ひとつひとつの小ネタが洗練されていなくて上滑りしているようです。
この手の作品は、ストーリーの展開自体が突拍子もなくて笑える物と、小ネタの積み重ねで笑える物と有ると思うのですが、本作は後者でしょうか?ストーリー自体も突拍子ないと言えば言えますが、
「え?この先どうなるの?」
と観客を引っ張っていくような展開にはほど遠いんですよね。「死にモドキ」を求めてと言う展開でも、
「それ、どんなもんなんだろう?」
と引きつけ切れません。
そういう部分をもっと真面目に作ってくれないと、今は「ゆるゆる系」がもてはやされても、飽きられるのも早いと思いますよ。
小ネタの羅列でも、ひとつツボにはまって大笑いすると、笑い癖が付いて、そのあと大したことのないネタでも笑えるものなのですが、本作ではのりきれず、クスリとするよりもその小ネタがあざとく感じてしまうと言う冷めた目で見てました。
これ、TVのバラエティでやるならアリなんでしょうけど、お金を払って劇場まで足を運んだ人に対しては、ちょっと失礼じゃないかと思いますね。
ハチャメチャならハチャメチャで、「ラブデス」くらいぶっ飛んでいれば良いのですが。
真島の回想で、ミンミンが
「今日は、マジマさんをびっくりさせることがある」
と言うくだりと、目玉のおっちゃん(岩松了)の
「むえんぼとけって・・・」
って言うのには、大笑いしましたけど・・・。でも、熊本課長としか思えないんですけどね。
伊勢谷友介は、なんだかよそ行きで無理しているようにに思えるし、松尾スズキは本来、こんなにスベル人ではないと思うのですが、妙なハイテンションのせいか、キレがなく、三木聡流の脱力感を阻害しているように思えます。
全体的にキャストすべてが、内輪ノリのような悪のりしすぎでストーリーとそのものや、この物語に対する愛情というような誠意に欠けているような気がしますね。だから、奇想天外な発想のストーリーに、けっこう豪華で魅力的なキャストなのに、できあがった物に深味がないのではないかと思います。
人を笑わせるためには、くっだらないことを大まじめにやらなければいけないと言うことは、充分わかっている人だと思うのですが、この作品に関して言えば、笑わせてやろうというあざとさが、ストーリーを壊してしまっているようです。
あれだけ、
「生きてる!俺、生きてるよ~」
って大喜びしておいて、結論が、
「生きていても、死んでいても大した差はないってこと」
って言うのも、どうかと思いますしね。
観て損だとは言いませんけど、三木聡ならもっと面白い物が作れるはずだと思うので、不満が残るという辛口レビューでした。
誰だって、やましいことはある
投稿日
2008/07/25
レビュアー
素敵な声で抱きしめて
観ちゃいました。
いや~、予感的中。僕のツボにハマりましたよ。
まぁ、何て無駄なとこにお金を掛けてる映画なんでしょう。…いや、いい意味で。
古かったり、安っぽく見せる為の、スタッフの皆さんの細かい努力。頭が下がると同時に、そのおバカさん加減に、何度も笑っちゃいました。
これは、楽しく思える人と、全くダメな人とが、ハッキリ分かれる映画でしょうね。
…ってことで、普通に真面目な方には、お勧めしないでおきます。
さて、本題。
まず、主人公=俺を演じてる、伊勢谷友介さん。
実は、伊勢谷友介さんって、年下かと思ってたんですが、今回、調べたら、僕よりお兄さんでした。
でも、可愛い♪
映画の中では、タンクトップで大サービス。かの高級車=おベ××さまのオープンカー(だいぶ古いけど)に、引けを取らないカッコ良さです。
俺キャラの伊勢谷友介さんが、周りの皆さんに、何かと攻められてる姿は、たまらないものがありますねぇ~。僕も、ピンポ~ンってしたいなぁ~。なんなら、される方でもイイから…。(←って、ドコ押してだよっ!)
岩松了さんと、ふせえりさんのコンビは、やはり鉄板。特に、ふせえりさんの出演シーンは、も~、ずっと笑ってました。キレイな女優さんなのに、どうしてこんなに、男前な演技が出来るんでしょう。この楽しさは、他の誰にもマネ出来ませんね。
松尾スズキさんのエンドーは、僕が思ってたよりも、シリアスなとこがありました。危うく、泣きそうになっちゃいましたよ、まったく。…といっても、お気楽で、いい加減なところは、お約束なんですけどね。
僕が楽しみにしてた、松重豊さんと、渡辺裕之さんですが、お二人とも、男っぽさたっぷりの役。
松重豊さんは、真面目なトコを、おちょくられてる感じが、可愛かったです。
渡辺裕之さんは、腕の逞しさを、惜しみなく披露してくださってます。
伊勢谷友介さんが、ちょっと羨ましかったなぁ~。ねぇ~、僕にもぉ~!(こうか?…ガバッ!)あ~ん♪
片桐はいりさんの、SMの女王様ですが、こちらは雰囲気だけでした。ま、ムチはありましたけどね。
不意を突かれたのは、水野美紀さん演じる、美人編集長。
ソノ気がなさそうに、イヤそうな顔してる、俺=伊勢谷友介さんとのバランスが、イイ感じ。
僕なら、間違いなくシッポ振ってますね。でも、何を思ったのか、監督ったら、水野美紀さんに、とんでもない演技を要求してます。イヤ~ん、も~、おゲレツなんだからぁ~。
村松利史さんは、さすがの職人技です。…とっくに笑っちゃったんですけど、こんなの、笑っちゃって、いいんですかね。撮りようによっちゃ、乱歩チックになりそうなネタを、僕に怖く感じさせないなんて、スゴイなぁ。
それぞれの細かいネタが、「次、この人がこんなことしてくれたら面白いな」と、思った方向に散りばめられていて、分かってるのに笑っちゃうから、不思議です。
エンディングも予想してた通りでしたけど、それが逆に気持ち良かったです。
「結局、何がしたかったんだ?」…なんて聞いちゃダメですよ。
そもそも、ロードムービーってのは、動き回ることにこそ、意味があるんです。
あ…、こんな、こっ恥ずかしいこと言ったら、顔が赤くなってきちゃった。イヤん!
☆役名&キャスト☆
俺…伊勢谷友介
エンドー…松尾スズキ
サヨコ…菊池凛子
美人編集長…水野美紀
目玉のおっちゃん…岩松了
チョロリ…ふせえり
種田師匠…三谷昇
モツ煮込み屋の親父…笹野高史
真島…松重豊
船長…渡辺裕之
サヨコの母親…高橋惠子
消防隊員…山崎一
SMの女王様…片桐はいり
ワンピースの女…つぐみ
ホームレスの親父…森下能幸
半分男…村松利史
太田刑事…志賀勝
ツボ師匠…園子温
中村刑事…田中哲司
黒幕の男…マメ山田
黒幕の部下…嶋田久作
海の家のおばさん…佐々木すみ江
チュッパチャップスさん…新屋英子
サヨコのお婆さん…播田美保
アメリカンドッグ屋の店長…いか八朗
呼び込み…コハ・ラ・スマート
宅配便の人…廣川三憲
番頭…ノゾエ征爾
冴えないOL…海島雪
色っぽい写真屋…呉キリコ
婦人警官…たかみざわはな
若い半裸の女…高田郁恵
若い組員…ペ・ジョンミン
ミンミン…キタノ・ラニー・パギリナン
老人…菅登未男
巨大ホームレス…田島大志
少女時代のサヨコ…清水萌々子
少年時代のエンドー…吉原拓弥
サヨコのバンドのギタリスト…マサミ・タンジェリン
♪オープニングテーマ
「EVERYBODY'S UP TO SOMETHIN'」/BRIAN SETZER
♪挿入歌
「マヨナカベル」/Leyona
「蛍の光」
「卒業写真」/荒井由実
♪主題歌
「夏の手紙」/ナイス橋本
賛否両論の作品で「賛」側だと嬉しくなっちゃう。
投稿日
2007/12/16
レビュアー
MonPetit
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
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個人的には大好きな作品ですね、これ。
くだらないっていうかばかばかしい台詞やキャラなど、下品なシーンや映像も多くて
嫌いな人には途中で止められちゃいそう。
私は前編通してみて何か自由に生きている主人公に非常に憧れに近いものを感じ
てしまった。軽いのりでいろんなことをするんだけど、「死」というものをなかなか面
白い捉え方だし。ひねりといえば「死にモドキ」という虫のエキスを飲んでから生き
返るところまでなんだけどそれで十分です。
「猿の手」なんていうのは最高のアイディア(こんな伝説めいた話、どっかにあるの
かな?)
最近の邦画は本当にやるね。
面白い作品がたくさんある。
きっと・・・・
投稿日
2007/12/13
レビュアー
エロエロ大魔神
それは新種です!はやく電話しましょう!どこに?えっ?
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図鑑に載ってない虫
(C)「図鑑に載っていない虫」製作委員会