「ブラック/ソウル」のレビュー一覧
聴き落としていたBYG その9
- 掲載日:
- 2025年10月19日
- レビュアー:
- MIGHTY MOE AND JOE
アメリカのESPと同様に、フランスのBYGも
フリージャズの陰に隠れてロックのアルバムも
リリースしているのが面白いところ。
ゴングやソフト・マシーン、Ame Sonなど、
フレンチ・ロック・シーンを語るうえで
欠かせないグループばかりです。
そんな中、意外なのが、このフリーダム。
ソフト・マシーンと同じくイギリスのグループです。
人脈的にプロコル・ハルムと繋がるようで、
そんな彼らがなぜBYGからアルバムを発表したのか
経緯は知りませんが、これがなかなか良いのです。
強い個性はないけれど、ロックバンドとして間違いのない音。
フェンダー系と思われる乾いたギター・サウンドが印象的です。
時にはメロトロンも駆使して、ビートルズやゾンビーズの
ユニークなカバーも聴かせてくれます。
BYGじゃなくてイギリスの名門レーベルから出ていれば、
もっと知名度や評価の上がったグループではないでしょうか。
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取り急ぎ追悼、スライ、渋谷さん。
- 掲載日:
- 2025年09月07日
- レビュアー:
- MIGHTY MOE AND JOE
代表曲は知っていても、この人たちのアルバムを
ちゃんと聴くのは初めて。本来ならスライの逝去を受けて
追悼の意も込めて聴くべきだったのですが、
暑過ぎる夏に黒人音楽はちょっとなと思い先延ばししていたところ、
たまたまリトル・ビーヴァーを耳にして、
同じくリズム・ボックスを使った「本家」を聴く気になりました。
スライと同じく、やはり先ごろ亡くなられた渋谷陽一さんが、
80年代の「サウンド・ストリート」で激賞していたアルバム。
渋谷さんは、なんなら「暴動」や「スタンド」以上に
この作品を評価していた記憶があります。
僕にとっても、ファンク界屈指の印象的なベース・ラインが耳に残る
M2を収めたアルバムとして、いつか聴くべきと思っていました。
そのM2を筆頭に、全体的にも、リズム・ボックスのチープな響きを生かした、
決して熱くならないクールなファンクネスが印象的です。
彼がいなかったら、最も革新的だった頃のプリンスも生まれなかったでしょうね。
同時代にマーヴィン・ゲイともJBともP-Funkとも違う所で
このような音楽を創造していたことは、時代に先んじて革新的だったと思います。
ちなみに、
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パルミエリ流ニュー・ソウル。
- 掲載日:
- 2025年09月07日
- レビュアー:
- MIGHTY MOE AND JOE
ハーレム・リヴァー・ドライヴ / ハーレム・リヴァー・ドライヴ
パルミエリがプロデュースに名を連ねているから
ファンク色のあるラテンかと思ったら、逆でした。
これはラテン・フレイヴァーのあるファンクと言った方が
いいですね。それぐらい、ファンク度数が高いです。
しかも、言葉本来の意味でプログレッシブなんですよね。
決して「プログレ的」というんじゃなくて。
終盤に進むほど、当時のニュー・ソウルに近い雰囲気や
混沌とした味わいが増し、聴き応えがあります。
バーナード・パーディーとコーネル・デュプリーが
参加してるんで、両人のファンも聴き逃せません。
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そこそこ最近の曲
- 掲載日:
- 2025年09月04日
- レビュアー:
- Mapri
ワッツ・アップ グレイテスト・ヒッツ 2019-2020 / オムニバス
最近は80年代90年代の懐かしい曲ばかり聞いていたので、もうちょっとアップデートしようと
Billie EilishのBad Guyなど最近の曲取りあえず聴いてみようと借りた。
悪くないよ、まだついていける
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ディスコサウンド
- 掲載日:
- 2025年08月30日
- レビュアー:
- Mapri
ホット・スタッフ〜ドナ・サマー・グレイテスト・ヒッツ / ドナ・サマー
Hot Stuffはじめ、懐かしのディスコサウンド。
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黄昏のメロウ・ソウル。
- 掲載日:
- 2025年08月24日
- レビュアー:
- MIGHTY MOE AND JOE
どんな人かは全く知らなかったけれど、
ジャケを見た時になんかピンとくるものがあって、
リストに入れていたこの人。
最近、某店のサイトであれこれ試聴していたら
偶然この人に行き当たり、他のアルバムを聴いてみたら
とても良かったので、本作も聴いてみました。
タイトル・トラックは、DJやクラブ・ピープルの間では
有名な曲らしいですね。
実に黄昏てメロウな、リラックスできる曲です。
パーティーではしゃいだり、踊り疲れたりした心と体を
クールダウンさせるには、もってこいなんでしょうね。
アルバム全体を通しても、アメリカの海岸沿いや河岸の夕暮れ時を
彷彿とさせるような、カクテルでも飲みながら聴きたい
雰囲気に満たされています。こういうムードが、
マイアミ・ソウルの特徴なんですかね。
ギターも歌も良いのですが、個人的に惹かれたのは、
スライ(RIP)ばりのクールなリズム・ボックス使いです。
これが独特の少しくぐもってプライベートな空気感を
醸し出しているのだと思います。
アルバム全体がオレンジっぽい単色に染め上げられていて、
もう少し曲調に変化があれば更に良かったかもしれないけど、
一種のムード
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これはFunk Groupのエイス・デイではない。
- 掲載日:
- 2025年07月07日
- レビュアー:
- KIYO
これはFunk Groupのエイス・デイではない。またジャンルがブラック・ソウルに分類されているが、これも間違い。
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ホワッツ・ゴーイング・オン/マービン・ゲイ
- 掲載日:
- 2025年05月07日
- レビュアー:
- はせ としはる
ホワッツ・ゴーイング・オン: オリジナル・デトロイト・ミックス / マーヴィン・ゲイ
このアルバムは50年前に初めてLPで聴いた。
久しぶりに聴いたが、素晴らしい。
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