「フュージョン」のレビュー一覧
入門用としては良盤
- 掲載日:
- 2025年10月13日
- レビュアー:
- kazuさん
コンプリート・エレクトラ・シングルズ / グローヴァー・ワシントン Jr.
シングルエディットのベスト盤なので満足出来ない方もおられるであろうが、入門用或いは聴き流し用としては良盤ではなかろうか。「Winelight」「Come Morning」辺りの曲が多く収録されており、満足できる。
音質の方も最新マスター使用と謳うだけあり、不満はない。
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K2 masterの効果が確認出来る
- 掲載日:
- 2025年09月28日
- レビュアー:
- kazuさん
ジェントル・ソウツ / リー・リトナー & ジェントル・ソウツ
デジタル録音の初版CDを所有しているが、更に手を施したK2 master盤(1998年)との違いが気になりレンタルした。
両者の差は大きくはないが、それでもK2 masterの効果は確認出来る。左右への広がりや中低音の厚みが増し、高音もきめ細かくなり、全体的に品質が向上したとの印象である。
なお、作品自体はコメントの必要もない傑作である。個人的にはDirect Cutting盤シリーズでは次作の「Sugar Loaf Express」の方が好みであるが、歴史的な価値はこちらの方に軍配が上がるであろう。いつ聴いてもゾクっとさせる緊張感が感じられる。
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音質はかなり良いが、楽曲がリゾート気分不足
- 掲載日:
- 2025年09月18日
- レビュアー:
- kazuさん
アルバムタイトルはむしろ「Urban」(都会)であろう。少なくとも最初の何曲かはそんな印象を受ける。アップテンポだし、ホーンの存在感が大きいので、とてもリゾート気分は感じられない。ただ、曲自体はナベサダを思わせる数曲を除けば(ナベサダがどうのではなく、オリジナリティという観点で)、かなり良い。
また、音質もかなり良い。低音がしっかり出ており、分離も良好。元の録音が良かったのであろうが、一聴に値する。
と言うことで、厳し目に採点して星三つ半である。
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1stに続く心地良いフュージョンが聴けるK2HDリマスター盤
- 掲載日:
- 2025年08月15日
- レビュアー:
- kazuさん
アフリカ音楽に触発されたとか当時謳われていたが、余りそのような印象はない。心地良い、良質なフュージョンサウンドが純粋に満喫出来る。2ndになると質が落ちることもよくあるが、Native Sonには当てはまらない。
そして何と言ってもK2HDリマスターの効果が素晴らしい。音の分離や迫力が並ではなく、楽曲の心地良さを倍増させてくれる。
お薦めしたい。
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「Speedball」など、本当にカッコいい曲を収録した名盤
- 掲載日:
- 2025年06月09日
- レビュアー:
- kazuさん
タイム・エクスポージャー(スペシャルプライス盤) / スタンリー・クラーク
ファンキーなエレクリックサウンドにStanleyのベースが絡む音楽は、JazzやFusionのStanleyのプレイを愛するファンからすると賛否が分かれるところであるが、「Speedball」「Future Shock」や「Future」などは掛け値なしでカッコいい。
2013年のリマスター音源の音圧はあまり変わらないものの、低音が増して、音の立ち上がりも良くなり、迫力が出てきていることが良く分かる。
12”盤で当時発売された別バージョンが5曲もボートラで収録されているのも得点が高い。
作品としてだけではなく、商品として名盤である。
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CMに使用された「Unicorn」を始め、後半に良い曲が並んでる
- 掲載日:
- 2025年06月09日
- レビュアー:
- kazuさん
TVのCMで「Unicorn」が流れていた当時を懐かしく思い出す。CMの影響を受けてLPを購入して聴いたものの、ちょっと難解で同曲だけを繰り返して聴いていた記憶が蘇る。流石に今聴くと他の曲も違和感なく聴けると言うか、後半に良い曲が固まっている。「Manhattan Flu Dance」なんか何で当時は良いと思わなかったんだか。
また、リマスターされた音質はLPに肉薄してる感じがする。
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活き活きとした、自分たちも楽しんでいる雰囲気が伝わってくる
- 掲載日:
- 2025年05月12日
- レビュアー:
- kazuさん
GRPオールスターズ・ライヴ・イン・セッション / GRPオールスター・ビッグ・バンド
GRPオールスターズ名義のライブアルバムであるが、中心はやはりave GrusinとLee Ritenourであろう。それぞれ2曲の自作曲を演奏に提供していることがそれを物語っている。肝心の演奏はといえば、活き活きとした、自分たちも楽しんでいる雰囲気が伝わってくる素晴らしい内容である。(ちょっと短めなので、もっと聴きたいとの衝動に駆られるところであるが…)
1985年のデジタル録音のようであるが、そんなに古さは感じられない音質である。
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心穏やかに聴くと良さが滲み出てくる隠れた佳作
- 掲載日:
- 2025年05月12日
- レビュアー:
- kazuさん
Lee Ritenourは同名の別アルバム(邦題は「アンサンブル」、TSUTAYA DISCASではWPCR28204がそれ)を翌年1979年に発表しているので混同しやすいのだが、本アルバムはダイレクトカッティングの第三段の時に並行して録音したデジタルデータを元にしたCDである。ただ、10年くらい前に発売されたリマスター盤でもないので、その点もお間違いないように。
さて、内容であるが、世間的には前ニ作と比べ評価が低い。比較的おとなしい楽曲で占められていることと、Leeが仲間を立てて控えめなプレイを徹していることも関係していると思われる。また、彼は作曲でも一曲目だけしか提供していないので、Lee Ritenour名義のアルバムとしては物足りないのも事実。
とは言え、心穏やかに聴くと良さが滲み出てくるので、是非ともお試しあれ。
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ちょっと軟弱になったものの、楽曲も音質も十分に楽しめる
- 掲載日:
- 2025年05月11日
- レビュアー:
- kazuさん
クラーク/デューク・プロジェクト / スタンリー・クラーク&ジョージ・デューク
何か軟弱になってちょっと戸惑った記憶が残っていた、キーボードのGeorge Dukeとのプロジェクト一作目を改めてレンタルした。確かに「School Days」のようなキレキレのベースは全編を通しては聴けないが、随所に彼らしいプレイが出てくるし、一曲目の「Wild Dog」とヒットした「Sweet Baby」だけでも元は取れるので十分に楽しめた。プロジェクトとしては成功した部類ではなかろうか。
1999 年のリマスターも非常に良い。音の立ち上がりや分離、そして迫力が感じられ、満足出来た。
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リマスターは古いが、音質的にはなかなか良い出来
- 掲載日:
- 2025年05月11日
- レビュアー:
- kazuさん
ジャーニー・トゥ・ラヴ(スペシャルプライス盤) / スタンリー・クラーク
1曲目の「Silly Putty」が懐かしい。70年代後半に、日曜夜のFM東京系列で放送されていた小林克也の米国ヒットチャート番組のエンディング曲。
当時、LPは良く聴いたが、CDは持っていなかったのでリマスターと言うこともありレンタルしてみた。
リマスター自体は1999年と古いものの、音質的にはなかなか良い出来で、当時の感動が蘇って来た。
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