Featured Artist : Madonna マドンナ
最新型マドンナ・サウンド、遂に完成!
『コンフェッションズ・オン・ア・ダンスフロア』から2年半ぶり。
フジテレビ系ドラマ『CHANGE』主題歌「マイルズ・アウェイ」収録!
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世界で1,200万枚以上を売り上げた前作『コンフェッションズ・オン・ア・ダンスフロア』から約2年半振り、通算12作目となるマドンナの新作『ハード・キャンディー』が完成した。すでに、先行シングルであるジャスティン・ティンバーレイク&ティンバランドをフィーチャーした「フォー・ミニッツ」が、全英チャートで1位を獲得。イギリスでは13曲目のNo.1シングルとなり歴代女性アーティスト1位の記録を更新している。
『ハード・キャンディー』は、「次に私は何をやりたいのか?」と自問した際に、当時好んで聴いていた作品や自分をワクワクさせてくれる音楽を作っていた3人、ティンバランド、ジャスティン・ティンバーレイク、ファレルと一緒に仕事をしたらどうか、と思ったことから始まった。マドンナ自身を含め、それぞれが多忙を極めるパフォーマーでもある4人のスケジュール調整が最大の難関だったそうだが、「聴いた人が頭から離れなくなるような曲」を作りたかったと語るように、モダンなヒップホップ・テイストを取り入れながら、ダンスフロア・アンセム、R&B風ポップ、ファンク・タッチのオールド・スクール、フィリー・ソウル風のクラブ・サウンド、スパニッシュ、シリアスなバラードまで、多彩なトラックが鮮烈な印象を残していく。
ファレル(ネプチューンズ)がプロデュースした曲は8曲収録されている。チープなシンセ・ビートを軸にしながら、クロスオーバー的にガムラン・サウンドを導入し、アッパーな気分のフロア・アンセムに仕立てた「ギヴ・イット・トゥ・ミー」や、キャッチーなメロディがエレ・ポップ風に響く「ハートビート」、デビー・ハリーmeetsグロリア・ゲイナー風とマドンナが語る、70年代ディスコの香りもしてくる「シーズ・ノット・ミー」、一定のビートを刻みながらもめまぐるしく曲調が変化していく「インクレディブル」など、どれもポップな味わい。カニエ・ウェストがラップで参加した「ビート・ゴーズ・オン」は、なかなかクールな感じに仕上がった。
ティンバランドが手掛けた曲は5曲。「フォー・ミニッツ」は、マーチング・バンド風のイントロからティンバランド独特のビートがうねりをあげ、ジャスティン・ティンバーレイクとマドンナのボーカルが絡み合う、崩壊していく世界への警告も含めた切迫感のある曲。そして、もう一つの話題が木村拓哉主演のフジテレビ系月9ドラマ『CHANGE』(5月12日放送スタート)の主題歌となる「マイルズ・アウェイ」である。どことなくフォルクローレ風のテイストもあるオーガニック・ヒップホップが斬新だ。サビの‘So Far Away’のリフレインが切ない。毎週、この曲がテレビから流れてくると思うと、その度に素顔のマドンナに触れる思いがして、ちょっと胸キュンである。
他のティンバランドのプロデュース楽曲では、アルバムの最後を飾る「デヴィル・ウドゥント・レコグナイズ・ユー」と「ヴォイシス」が素晴らしい。最後にバラード・タイプの曲を並べたのはチル・アウトの効果も狙ってのことだろうが、ダンスフロアーの女王としてのマドンナだけではない、やはり真の“クイーン・オブ・ポップ”としてのマドンナの創造性の深みに触れた思いがした。
(Text/遠藤哲夫)
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Compilations |
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Soundtracks |
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Singles |
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