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■DISCAS INTERVIEW■

眞鍋かをり
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中学・高校の想い出
 
――

『天使にラブソングを…』
はどこが好きですか?
 
眞鍋

やっぱこの映画は"歌"ですよ! 最初に観たのは高校受験の頃だったんですけど、サントラのCDが勉強のBGMでしたね。
当時はゴスペル※4 なんてまったく知らなくて、「なんて斬新な音楽なんだ!」って思ってましたけど(笑)。
 
――

好きな出演者がいらっしゃると聞きましたが…?
 
眞鍋

声が小さくて歌えなかった女の子が出ていましたけど、その娘がとても可愛いかったんですよ。
高校に入学すると、なんとクラスにその娘にそっくり似た女の子がいて、思わず2人をダブらせてしまいましたね。私もあんな女の子になれたらいいなあって憧れました。背が小さくて、華奢で細くて、真面目で、優しくて。卒業してからは一度も会っていませんけど…。どうしてるかな?
 
――

そして高校生になってから観られたのが、ジブリアニメの『耳をすませば』ですね?
 
眞鍋

これも20代になってからやっと好きになったアニメで、最初はすごくイヤでした。今観たら、甘酸っぱくていいな、なんて思うシーンも、高校生の頃には、あまりにリアルで、恥ずかしくて(髪をかきむしりながら)「ワーッ!!」って(笑)。
 
――

少女のほのかな恋心が直視できなかった?
 
眞鍋

ええ。登場人物たちの、そういったなんだかカッコ悪い、照れ臭い部分も、「そうそう、中学生ってこんな感じだったよねえ」って今は観れますけど、当時は等身大過ぎて、批判的に観ちゃった。
最後に男の子が外国に行っちゃうことになって、「いつか結婚しよう」って約束するじゃないですか? そういうシーンも、「バッカじゃないの! 絶対、そんな約束守らないよ!」って文句言うような高校生だったんです(笑)。 
 
――

それが今は?
 
眞鍋

「まあ〜、なんてかわいらしいんでしょう!」(笑)
 
――

映画の見方は年齢と共に変わっていくという典型的な見本ですね(笑)。 眞鍋さんの中学時代はどうでしたか?
 
眞鍋

映画の中にも出て来ますけど、自転車で二人乗りして走るというのが好きでした。田舎だったので、どこへ行くにも自転車じゃないですか? だから好きな人と二人乗りをするというのは憧れでしたね。男の子と両想いになれたのに、次の日からは一言も話さなくなったりという、不思議な関係もあったりしましたけど。あの頃は、それが当たり前のように過ごしていました。
 
――

もう一度、その頃に戻りたいと思いますか?
 
眞鍋

(じっと考えてから)もう、結構ですね。

※4:ゴスペル
語源は「GOD SPELL(神様の言葉)」。神に感謝を捧げ、福音を伝えるのが本来の意味であり、アフリカ系アメリカ人によって歌い演奏されてきた音楽。ゴスペルといえば、この映画を思い出す人も多いはず。

男子禁制!覗いちゃダメよ。
 
――

次は、キャメロン・ディアス主演のおバカコメディ『メリーに首ったけ』ですが、笑えますよね、コレは。
 
眞鍋

大笑いしましたよ! 犬が怪我して包帯ぐるぐる巻きにされちゃうとこなんか、サイコーですね!
けど、私も柴犬を飼ってたことがあるんで、実際にあんな風になっちゃったら可哀想ですね。
 
――

確かに、愛犬家の方が観たら、笑うに笑えないシーンかもしれませんね。
 
眞鍋

いやあ、でもやっぱ笑うかな(笑)。
 
――

次の『クリスティーナの好きなコト』も引き続きキャメロン・ディアス※5 が主演ですが…。
 
眞鍋

この『クリスティーナの好きなコト』こそが、今のところの私の生涯NO.1の映画なんですよ!
 
――

最初に出していただいた謎が今解けました(笑)。
ということはキャメロン・ディアスのファンなんですね?
 
眞鍋

いや、クリスティナ・アップルゲイト※6 って女優さんが出演されているんですけど、実は彼女が本命なんですよ(笑)。
この映画で初めて知ったんですけど、その可愛さに大ファンになってしまいまして。ホントに大好きなんです!
 
――

映画自体はどうでしたか?
 
眞鍋

『チャーリーズ・エンジェル』
みたいに女の子3人が中心の映画ですよね。そういうのって、私はもともと好きだったんですよ。これも『チャリエン』に負けないくらい、明るくて大笑いできる映画ですね。
いちばん笑ったポイントは、そうだなあ、みんなで『アルマゲドン』のテーマを合唱するシーンかなあ。ここはすごく笑えますよ。
 
――

男子禁制!みたいな雰囲気があって、男性はなかなか借りにくいんじゃないですかね。
 
眞鍋

女の子同士で喋ってる内容というのがすごくリアルで、男の人の前では絶対に喋れないようなことばかりなんです。女の子は見ていてきっと共感できますよ。すごく下品な内容ではありますが(笑)。
だから男の人がこの映画を観る場合は、女の子の世界を覗き見しているような気分になるんじゃないかな?

※5:キャメロン・ディアス
1972年生まれ。モデルとして活躍後、デビュー作となった『マスク』のオーディションに合格。大きめの口と童顔に相反するプロポーションで、一躍ハリウッドを代表する人気スターに。ヌードモデルをしていた時期もあり、その写真を巡って裁判沙汰になったことも記憶に新しい。
※6:クリスティナ・アップルゲイト
1971年生まれ。両親が音楽プロデューサーと女優ということもあり、生後5ヶ月で子役デビュー。TVシリーズで10年間同じ役を演じるなどして人気沸騰。89年にはピープル誌の"最も美しい50人"に選ばれた。 主な映画出演作に『マーズ・アタック!』『ビッグ・ヒット』など。
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