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次は『サボテン・ブラザース』ですね。 |
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はな |
今日、インタビューの前にもう一度観直したいなあと思っていたくらい好きなんですけど、これもただただ笑える、バカバカしい映画なんです。スティーブ・マーティン※10
がおかしいんですよねえ。
わたしの母とは映画の趣味が合わないんですけど、『サボテン・ブラザース』と先ほどの『少林サッカー』だけは例外で、久々に2人揃ってお気に入りになった映画なんです。 |
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原題の『!THREE AMIGOS!』(スリー・アミーゴス)っていうのは、『踊る大捜査線』の署長・副署長・部長のトリオの名称に引用されていますね。マヌケで愉快な3人組という共通点があって。 |
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はな |
へえー、そうなんだ。
もう10年以上も観ていないので、ホントに今いちばん観たい映画なんですよ。どんなに今話題の映画よりも(笑)。たぶん、誰も知らないようなB級映画ですけど(笑)。 |
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わたしも今回初めて観ましたが、透明人間を撃ち殺してしまうギャグだとか、随所にナンセンスな笑いがあっておかしいですね。 |
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はな |
そうでしょう?
この間も飛行機でスティーブ・マーティンの新作を観たんですけど、やっぱり単純におかししくて。人を笑わせるということをよく研究されていて、それを演技に持ち込むのがうまいんだろうなあ。 |
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次の『トータル
カウリスマキ3』には、アキ・カウリスマキ監督※11
の映画が2本収録されています。 |
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はな |
『レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ』と『レニングラード・カウボーイズ、モーゼに会う』ですよね。知人に勧められて観たのが最初で、それからいろいろとカウリスマキ監督の映画は好きで観ているんです。 |
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ちなみに、いちばん好きなカウリスマキ作品は? |
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はな |
『マッチ工場の少女』とか『コントラクト・キラー』、それに『浮き雲』かなあ。あの人の映像の色とかアングルが好きで、主人公の悲惨なくらいかわいそうな状況をブラックな笑いに巻き込んでしまうところも上手だなあと思います。
日本の小津安二郎監督とも通じる雰囲気があって、たぶん、カウリスマキも小津映画が好きなんでしょうね。 |
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『レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ』はどうでした? |
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はな |
レニングラード・カウボーイズという実在のバンドがロシアからアメリカへ演奏旅行に行くというタイトルどおりの話ですけど、後からくっついてくる彼らの追っかけみたいな男の人が印象的でしたね。彼らを真似して、短い前髪を無理やり、トンがらせてるんですよね(笑)。
続編の『レニングラード・カウボーイズ、モーゼに会う』はパリで観たんですけど、正直、最初の『レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ』のほうがおもしろかったなあ。
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はなさんは、語学が堪能でいらっしゃいますが、映画を観られるときも原語で? |
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はな |
わたしは、いつも原語を聞きながら、字幕があるときは一緒に読んでたりするんですよね。字幕が遠くて読めないときは、耳だけで。
『レニングラード・カウボーイズ、モーゼに会う』は、パリでしたからフランス語の字幕を読んでたんじゃないかと思います。 |
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DVDは字幕を消したりできますから、原語がわかる人には便利ですよね。 |
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はな |
あっ、そうか!! 今までそんな機能には気付きもしなかったです(笑)。
今度試してみようかな。いまいち使い方がよくわかってないんですよ。再生ボタンだけ(笑)。 |
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そう言えば、英語とフランス語だけでなく、中国語もお勉強中だとか? |
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はな |
中国語は、今は無期限のサボリ中です(笑)。いつか、おばあちゃんになってから喋れるようになれればいいな。 |