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スポットライト 世紀のスクープ

スポットライト 世紀のスクープの画像・ジャケット写真

スポットライト 世紀のスクープ / マーク・ラファロ

スポットライト 世紀のスクープ /トム・マッカーシー

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解説・ストーリー

カトリック教会が長年隠蔽してきた児童虐待スキャンダルを暴き出し、ピュリツァー賞に輝いた調査報道チームを巡る感動の実話を基に、巨大な権力に立ち向かっていった新聞記者たちのジャーナリズム魂と不屈の執念を描いた実録サスペンス。出演はマーク・ラファロ、マイケル・キートン、レイチェル・マクアダムス。監督は「扉をたたく人」のトム・マッカーシー。2001年、夏。ボストンの地元新聞“ボストン・グローブ”の新任編集局長としてマイアミからやって来たマーティ・バロン。さっそく目玉になる記事の材料を物色し、神父による子どもへの性的虐待事件に着目すると、古参幹部の反対を押し切り、これを追跡調査する方針を打ち出す。こうして、特集記事欄《スポットライト》を担当する4人の記者たちが調査を開始するが…。 JAN:4988021225533

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「スポットライト 世紀のスクープ」 の解説・あらすじ・ストーリー

解説・ストーリー

カトリック教会が長年隠蔽してきた児童虐待スキャンダルを暴き出し、ピュリツァー賞に輝いた調査報道チームを巡る感動の実話を基に、巨大な権力に立ち向かっていった新聞記者たちのジャーナリズム魂と不屈の執念を描いた実録サスペンス。出演はマーク・ラファロ、マイケル・キートン、レイチェル・マクアダムス。監督は「扉をたたく人」のトム・マッカーシー。2001年、夏。ボストンの地元新聞“ボストン・グローブ”の新任編集局長としてマイアミからやって来たマーティ・バロン。さっそく目玉になる記事の材料を物色し、神父による子どもへの性的虐待事件に着目すると、古参幹部の反対を押し切り、これを追跡調査する方針を打ち出す。こうして、特集記事欄《スポットライト》を担当する4人の記者たちが調査を開始するが…。 JAN:4988021225533

「スポットライト 世紀のスクープ」 の作品情報

作品情報

製作年:

2015年

製作国:

アメリカ

原題:

SPOTLIGHT

「スポットライト 世紀のスクープ」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

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国内・海外ドラマ

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CD

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1〜 5件 / 全42件

教会のタブーに切り込め

投稿日:2016/08/18 レビュアー:ミルクチョコ

このレビューは気に入りましたか? 29人の会員が気に入ったと投稿しています

ボストン・グローブ社の「良心」と「勇気」

投稿日:2016/09/09 レビュアー:カマンベール

このレビューは気に入りましたか? 10人の会員が気に入ったと投稿しています

語り継ぐ人もなく 吹きすさぶ風の中へ ネタバレ

投稿日:2016/08/05 レビュアー:カサブランカ

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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この重大なスキャンダルを過度にドラマチックに、あるいはおどろおどろしく描こうとはしていないし、単純な善VS悪の対決にしていない所に誠実さを感じる。
正義の味方の記者たちが腐った世の中の悪事を暴いて大活躍!というような感じではない。
それどころかとても自省的で、記者たち側も自分たちがそれまでどれほど無関心だったかを痛感させられる場面が何度かある。
記者たちをスーパーヒーローとしてではなく、正しいことをしようとなんとか努力する普通の人間として描こうという姿勢が感じられる。
俳優たちの自然で力の入りすぎていない演技もその方向性によく合っている。

調子がよくニヤニヤしていて、いかにも悪役っぽい弁護士が登場する。
何件もの教会による児童虐待の問題を示談でまとめて金を儲けているので、たしかに批判されても仕方がない存在ではある。
しかし記者たちがついにこの悪徳弁護士の尻尾をつかまえたぞっ!と意気込んで問い詰めに行くと、実は何年も前にその弁護士はボストングローブに告発のための重要なリストを送っていたという予想外の事実が明らかになる。
さらにグローブ側はなぜそれを誰も記事にしなかったのか、その資料がどこに消えてしまったのかすらも分からないという情けない状態。

虐待を受けた被害者の会の代表をオフィスに呼んで話を聞く場面も同様。
衝撃的な実態を知り驚く記者たちに、その代表者が強い口調で言う。
「今日持ってきた資料と全く同じものを前にも送っていますよ?」
しかしその資料も行方知れず。

ボストングローブの社内に教会とつながって不祥事ネタをもみ消している影の悪役がいるのか?と思ったけどそうじゃなかった。
たぶんフィクションであればそういう展開になったかもしれない。
でもおそらく現実は一人のものすごく悪い奴ではなく、会社全体として暗黙の了解のうちになんとなく教会の不祥事ネタを遠ざけたり、扱ったとしても小さめで消極的で深追いはしないという空気が代々受け継がれてきたんだと思う。
ほんとにこの映画は明快な悪役を作らないように徹底している。
悪役を作ることによって話が単純化されるのを避けたかったんだと思う。
もちろん教会が一番悪いのは間違いないけど、あれだけ長い間その問題が放置されうやむやにされ被害者が増え続けた原因は地域社会全体にもある。
いろんな立場のたくさんの普通の人たちの無関心や怠慢や保身なども原因として関係していることを意識させる作りになっている。

虐待を行っていた神父たち個人を感情的に責めるのではなく、それを生み出してしまったカトリック教会の組織や仕組みの問題に注意が向くように作られている。
と同時に被害者となった人たちのその後の人生が、その虐待によってどれほど歪められ傷を残しているかという点もしっかり描かれる。
その内容はあまりにも衝撃的だし信仰というデリケートな部分に関わることなので、これを報道することによって誰かが今まで信じてきたことをぶち壊すことになったり、強烈な反感を買ったりするかもしれないという難しさもよく伝わってくる。
派手な見せ場はないけど、実際にこのスキャンダルを記事にした記者たちの仕事も地味で地道なものだったんだろうなと想像すると納得できる。

この映画の最大の見せ場は記者役のマーク・ラファロが感情を爆発させるシーン。
それまで飄々と仕事をこなして感情をそれほど露わにしなかった彼だからこそグッとくる。

最後の朝の穏やかな感じがいい。
別に世界を救ったわけではなく、悪い奴を退治したわけでもなく、ただ自分たちにできるベストを尽くしていい仕事をした、正しいことをしたという満足感。
だからみんな普通に静かに出社して、何気ないことを話し合う。
でも実は世界を少しづつ変えていくのは、そういう普通の人たちが全力で成し遂げた「いい仕事」なんだ!という希望を最後の鳴りやまない電話から感じることができた。
エンドロールで「ヘッドライトテールライト」が流れたら完ぺきだったのに!(笑)
「もう一回見たい!」とはあんまり思わないけど(笑)とてもいい映画!

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記者たちが追う“神”からの虐待

投稿日:2017/07/07 レビュアー:kazupon

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正義が闇を暴く!

投稿日:2017/02/02 レビュアー:趣味は洋画

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1〜 5件 / 全42件

ユーザーレビュー

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ユーザーレビュー:42件

教会のタブーに切り込め

投稿日

2016/08/18

レビュアー

ミルクチョコ

ボストン・グローブ社の「良心」と「勇気」

投稿日

2016/09/09

レビュアー

カマンベール

語り継ぐ人もなく 吹きすさぶ風の中へ

投稿日

2016/08/05

レビュアー

カサブランカ

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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この重大なスキャンダルを過度にドラマチックに、あるいはおどろおどろしく描こうとはしていないし、単純な善VS悪の対決にしていない所に誠実さを感じる。
正義の味方の記者たちが腐った世の中の悪事を暴いて大活躍!というような感じではない。
それどころかとても自省的で、記者たち側も自分たちがそれまでどれほど無関心だったかを痛感させられる場面が何度かある。
記者たちをスーパーヒーローとしてではなく、正しいことをしようとなんとか努力する普通の人間として描こうという姿勢が感じられる。
俳優たちの自然で力の入りすぎていない演技もその方向性によく合っている。

調子がよくニヤニヤしていて、いかにも悪役っぽい弁護士が登場する。
何件もの教会による児童虐待の問題を示談でまとめて金を儲けているので、たしかに批判されても仕方がない存在ではある。
しかし記者たちがついにこの悪徳弁護士の尻尾をつかまえたぞっ!と意気込んで問い詰めに行くと、実は何年も前にその弁護士はボストングローブに告発のための重要なリストを送っていたという予想外の事実が明らかになる。
さらにグローブ側はなぜそれを誰も記事にしなかったのか、その資料がどこに消えてしまったのかすらも分からないという情けない状態。

虐待を受けた被害者の会の代表をオフィスに呼んで話を聞く場面も同様。
衝撃的な実態を知り驚く記者たちに、その代表者が強い口調で言う。
「今日持ってきた資料と全く同じものを前にも送っていますよ?」
しかしその資料も行方知れず。

ボストングローブの社内に教会とつながって不祥事ネタをもみ消している影の悪役がいるのか?と思ったけどそうじゃなかった。
たぶんフィクションであればそういう展開になったかもしれない。
でもおそらく現実は一人のものすごく悪い奴ではなく、会社全体として暗黙の了解のうちになんとなく教会の不祥事ネタを遠ざけたり、扱ったとしても小さめで消極的で深追いはしないという空気が代々受け継がれてきたんだと思う。
ほんとにこの映画は明快な悪役を作らないように徹底している。
悪役を作ることによって話が単純化されるのを避けたかったんだと思う。
もちろん教会が一番悪いのは間違いないけど、あれだけ長い間その問題が放置されうやむやにされ被害者が増え続けた原因は地域社会全体にもある。
いろんな立場のたくさんの普通の人たちの無関心や怠慢や保身なども原因として関係していることを意識させる作りになっている。

虐待を行っていた神父たち個人を感情的に責めるのではなく、それを生み出してしまったカトリック教会の組織や仕組みの問題に注意が向くように作られている。
と同時に被害者となった人たちのその後の人生が、その虐待によってどれほど歪められ傷を残しているかという点もしっかり描かれる。
その内容はあまりにも衝撃的だし信仰というデリケートな部分に関わることなので、これを報道することによって誰かが今まで信じてきたことをぶち壊すことになったり、強烈な反感を買ったりするかもしれないという難しさもよく伝わってくる。
派手な見せ場はないけど、実際にこのスキャンダルを記事にした記者たちの仕事も地味で地道なものだったんだろうなと想像すると納得できる。

この映画の最大の見せ場は記者役のマーク・ラファロが感情を爆発させるシーン。
それまで飄々と仕事をこなして感情をそれほど露わにしなかった彼だからこそグッとくる。

最後の朝の穏やかな感じがいい。
別に世界を救ったわけではなく、悪い奴を退治したわけでもなく、ただ自分たちにできるベストを尽くしていい仕事をした、正しいことをしたという満足感。
だからみんな普通に静かに出社して、何気ないことを話し合う。
でも実は世界を少しづつ変えていくのは、そういう普通の人たちが全力で成し遂げた「いい仕事」なんだ!という希望を最後の鳴りやまない電話から感じることができた。
エンドロールで「ヘッドライトテールライト」が流れたら完ぺきだったのに!(笑)
「もう一回見たい!」とはあんまり思わないけど(笑)とてもいい映画!

記者たちが追う“神”からの虐待

投稿日

2017/07/07

レビュアー

kazupon

正義が闇を暴く!

投稿日

2017/02/02

レビュアー

趣味は洋画

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