ファミリア / 役所広司
全体の平均評価点: (5点満点)
(8)
解説・ストーリー
「八日目の蝉」「ソロモンの偽証」の成島出監督が役所広司を主演に迎え、新たな時代の家族の形を問い直していくヒューマン・ドラマ。共演はTV「青天を衝け」の吉沢亮とオーディションで選ばれたサガエルカス。妻を早くに亡くし、山里に一人で暮らす陶芸職人の神谷誠治。一人息子の学は仕事でアルジェリアに赴任中。ある日、その学が現地で結婚した難民出身のナディアと一時帰国する。学は結婚を機に会社を辞め、焼き物を継ぐと宣言するが、誠治は陶芸で食べていくのは大変と反対する。そんなある日、隣町の団地に住む在日ブラジル人青年のマルコスが半グレに追われ、誠治の家に逃げ込んでくる。やがてマルコスは、この時助けてくれた誠治に父の面影を重ね、焼き物にも興味を持つようになるのだったが…。 JAN:4907953266179
「八日目の蝉」「ソロモンの偽証」の成島出監督が役所広司を主演に迎え、新たな時代の家族の形を問い直していくヒューマン・ドラマ。共演はTV「青天を衝け」の吉沢亮とオーディションで選ばれたサガエルカス。妻を早くに亡くし、山里に一人で暮らす陶芸職人の神谷誠治。一人息子の学は仕事でアルジェリアに赴任中。ある日、その学が現地で結婚した難民出身のナディアと一時帰国する。学は結婚を機に会社を辞め、焼き物を継ぐと宣言するが、誠治は陶芸で食べていくのは大変と反対する。そんなある日、隣町の団地に住む在日ブラジル人青年のマルコスが半グレに追われ、誠治の家に逃げ込んでくる。やがてマルコスは、この時助けてくれた誠治に父の面影を重ね、焼き物にも興味を持つようになるのだったが…。 JAN:4907953266179
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「ファミリア」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
「八日目の蝉」「ソロモンの偽証」の成島出監督が役所広司を主演に迎え、新たな時代の家族の形を問い直していくヒューマン・ドラマ。共演はTV「青天を衝け」の吉沢亮とオーディションで選ばれたサガエルカス。妻を早くに亡くし、山里に一人で暮らす陶芸職人の神谷誠治。一人息子の学は仕事でアルジェリアに赴任中。ある日、その学が現地で結婚した難民出身のナディアと一時帰国する。学は結婚を機に会社を辞め、焼き物を継ぐと宣言するが、誠治は陶芸で食べていくのは大変と反対する。そんなある日、隣町の団地に住む在日ブラジル人青年のマルコスが半グレに追われ、誠治の家に逃げ込んでくる。やがてマルコスは、この時助けてくれた誠治に父の面影を重ね、焼き物にも興味を持つようになるのだったが…。 JAN:4907953266179
「ファミリア」 の作品情報
「ファミリア」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
ファミリアの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
122分 |
日・日(バリアフリー) |
日:ドルビーTrueHD5.1ch |
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
PG-12 |
HPBRR2180 |
2023年06月02日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
176枚
|
3人
|
2人
|
ファミリアの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
122分 |
日・日(バリアフリー) |
日:ドルビーTrueHD5.1ch |
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
PG-12 |
HPBRR2180 |
2023年06月02日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
176枚
|
3人
|
2人
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ユーザーレビュー:8件
どんどん息苦しくなる、heavyで痛い作品
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
レビューを表示する
山里で一人で暮らす誠治(役所広司)は、小さな窯を持ち陶芸職人として働いていた。
プラントエンジニアとしてアルジェリアに赴任中の一人息子の学(吉沢亮)が、妻ナディアを連れて一時帰国する。
ナディアは紛争で両親を亡くし、学の会社の食堂で働いていた。
誠治は国籍や境遇など気にせず、大歓迎する。(誠治自身が親の愛を知らずに育ち、妻を早くに亡くしていた。)
穏やかな家族の始まりかに思えた・・。
一方、隣町の団地に住む在日ブラジル人青年のマルコスは、日本人の半グレ集団とトラブルを起こし、
ブラジル人を憎むリーダーの海斗(MIYAVI)に追われていた。
海斗の手下にボコボコにされ、逃げて倒れこんだ所を誠治たちに介抱される。
何度か誠治の家を訪ねるうちに、誠治を慕い、焼き物にも興味を持つマルコスだった。
マルコスたちの住む団地は、愛知県豊田市に実在するH団地。ほとんどがブラジル出身で地元のT自動車、またはその下請け工場に勤めている。
労働力として求められて日本にやって来たのはいいが、何かあれば真っ先に仕事を首になり、現場では難くせをつけられて
ゴミのように捨てられる。
子供時代は言葉の壁から勉強も出来ず、進学も難しい。女性は水商売するしかない。
この映画は半グレ集団の暴力がすごい。
マルコスたちをワナにはめ借金を作らせ、返せないからと、一人を川の中に押さえ込んで溺死させてしまう。(殺人集団だ)
一方、アルジェリアに戻った学とナディアは、妊娠がわかって大喜びしたのもつかの間、
ある悲劇が起こる。わりと静かな演技をしていた役所広司は、この時、感情をむき出しに外務省に向かう。
(よく考えれば、しょうもないやり方だが親としてそうせずにはいられなかったろう)それだって、ある種、国家間の暴力だ。
誰もが悲しみを抱える。世界が理不尽なままだったら、何のためにもがいているんだろう。
ただ、ただ・・暴力しかないのか!
そして決着をつける役所広司も(昔やんちゃしてたという設定で)最後は体を張った戦いになる。
あまりにケンカや悲劇が多すぎて、痛く辛い作品だった。
このレビューは気に入りましたか?
6人の会員が気に入ったと投稿しています
命を懸けても守りたいものがある
日本で働く外国人労働者と陶芸家の父と子の話を軸に
社会問題を浮き彫りにしていく。
ジャパニーズドリームを信じて日本に働きにきても
生活は楽になることはなく
日本人からは不当な差別と侮蔑を受けているブラジル人たち。
憎しみの行き所を失いブラジル人全体を憎み続ける半グレのリーダー・榎本。
妻を早くに亡くして、陶芸の仕事で細々と生計を立てている父・ 誠治は
アルジェリアでプラント技術者として働く息子・学が自慢だ。
そんな父親が大好きな息子は外国人の妻・ナディアを連れて帰郷する。
彼はここに帰ってきて陶芸の仕事を継ぎたいと本気で考えている。
全く接点のないこれらの登場人物がどこでどう関わっていくのだろうか。
物語に引き込まれていった。
それぞれ抱えている問題は違うが、皆一様に守りたいものがある。
ストーリーは重く、暴力シーンは痛々しい。
見ていて気持ちがどんどん重たくなる。
半グレのリーダーが地元の大企業の息子であることから
ヤクザも彼に媚びへつらい、警察も手出しが出来ないとは!
大切な家族を失った誠治は、マルコスとエリカを守るため
命を賭けた勝負に出る。
それにしても、役所広司より5歳年下である佐藤浩一の老け方に愕然とした。
痩せこけてお爺さんにしか見えなかった。。。(ショック)
このレビューは気に入りましたか?
4人の会員が気に入ったと投稿しています
小さなことからコツコツと
知らない
見えない
わからない
全ては「怖い」へ導かれる
怖いから拒絶
怖いから線引き
怖いから隔離
怖いから除外
そこに流れはない
流れは絶たれ
滞り
腐っていく
世間は色々言うけれど
それは全て対岸の火事で
相手の嫌なことはしない
なんて考えて生きている人なんて
それを常に最優先に出来る人なんて
きっとそれほど多くない
言うは易し行うは難しなのだ。
それはこれまでも変わらず
きっとこの先も。
ジョン・レノンは
「イマジン」を世に出した際
「理想家」と批判された。
そんな時代から
人はそれほど変わってない。
「イマジン」で唄われた世界に
本当になったらいいけど
そうはならないということを
人はもう気付いてる。
でもだからこそ
小さなことからコツコツとだし
西川きよしリスペクトだし
人は変わっていかなければならない
無限の伸びしろを有した生き物として。
およそ280万人の外国人が暮らしている
現在の日本
国籍や文化など
「違い」を利用するのではなく
受け入れて知る喜びとして
自らに蓄えれるような
そんな人間になりたいものです。
そして外国人には
日本を利用するのではなく
日本を愛してほしいですね。
このレビューは気に入りましたか?
1人の会員が気に入ったと投稿しています
単なる暴力映画
投稿日:2023/06/22
レビュアー:小谷野敦
ブラジル人とかアルジェリアとかを出して国際問題映画にしようとしたらしいが、それが有機的に働いていないために単に暴力描写がエグいだけのあと味の悪い映画になってしまった。
このレビューは気に入りましたか?
1人の会員が気に入ったと投稿しています
日本版「グラントリノ」
役所広司主演「ファミリア」を見ました。
共演吉沢亮、佐藤浩市、室井滋、中原丈雄、松重豊、MIYAVI(ヘルドッグスにも出てました)、あとはオーデションで受かったブラジル人の方たちです。
陶器職人の神谷誠治は妻を早くに亡くし、山里で一人暮らし。
時々幼馴染の刑事が訪ねてくるぐらい。
アルジェリアに赴任中の息子が難民出身の女性ナディアと結婚し1時期国をした。
ある日半グレに襲われて逃げ込んできた青年マルコスを助けたことにより、誠治たちはブラジル人たちと交流するが。。
移民差別とかそういう話かと思ったんですが、半ぐれに理不尽に狙われるブラジル人たちの話と、もう一方ではアルジェリアで起きた事件とが同時進行で進んでいく話です。
主人公の誠治はあっさりとすべてをフラットに受け入れます。
自分も孤児で苦労したという過去があるからでしょう。
見てて、実は結構つらいです。
やっぱ素晴らしいのは役所広司。随所で胸を衝かれて、泣きました。(すぐ泣く)
作品的には日本版「グラントリノ」です。(実はちょっとこれは予感した)
民族同士がいがみ合っても憎しみしか生まれない、”ファミリア”のように寄り添って生きていこうという話でと思いました。
最後に誠治がマルコスと窯をのぞくのですがそれは明日への未来かもしれません。
あ〜やっぱり役所広司と佐藤浩市はサイコーっす。
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1人の会員が気に入ったと投稿しています
ユーザーレビュー
どんどん息苦しくなる、heavyで痛い作品
投稿日
2023/06/20
レビュアー
くまげらの森
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
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山里で一人で暮らす誠治(役所広司)は、小さな窯を持ち陶芸職人として働いていた。
プラントエンジニアとしてアルジェリアに赴任中の一人息子の学(吉沢亮)が、妻ナディアを連れて一時帰国する。
ナディアは紛争で両親を亡くし、学の会社の食堂で働いていた。
誠治は国籍や境遇など気にせず、大歓迎する。(誠治自身が親の愛を知らずに育ち、妻を早くに亡くしていた。)
穏やかな家族の始まりかに思えた・・。
一方、隣町の団地に住む在日ブラジル人青年のマルコスは、日本人の半グレ集団とトラブルを起こし、
ブラジル人を憎むリーダーの海斗(MIYAVI)に追われていた。
海斗の手下にボコボコにされ、逃げて倒れこんだ所を誠治たちに介抱される。
何度か誠治の家を訪ねるうちに、誠治を慕い、焼き物にも興味を持つマルコスだった。
マルコスたちの住む団地は、愛知県豊田市に実在するH団地。ほとんどがブラジル出身で地元のT自動車、またはその下請け工場に勤めている。
労働力として求められて日本にやって来たのはいいが、何かあれば真っ先に仕事を首になり、現場では難くせをつけられて
ゴミのように捨てられる。
子供時代は言葉の壁から勉強も出来ず、進学も難しい。女性は水商売するしかない。
この映画は半グレ集団の暴力がすごい。
マルコスたちをワナにはめ借金を作らせ、返せないからと、一人を川の中に押さえ込んで溺死させてしまう。(殺人集団だ)
一方、アルジェリアに戻った学とナディアは、妊娠がわかって大喜びしたのもつかの間、
ある悲劇が起こる。わりと静かな演技をしていた役所広司は、この時、感情をむき出しに外務省に向かう。
(よく考えれば、しょうもないやり方だが親としてそうせずにはいられなかったろう)それだって、ある種、国家間の暴力だ。
誰もが悲しみを抱える。世界が理不尽なままだったら、何のためにもがいているんだろう。
ただ、ただ・・暴力しかないのか!
そして決着をつける役所広司も(昔やんちゃしてたという設定で)最後は体を張った戦いになる。
あまりにケンカや悲劇が多すぎて、痛く辛い作品だった。
命を懸けても守りたいものがある
投稿日
2023/07/17
レビュアー
飛べない魔女
日本で働く外国人労働者と陶芸家の父と子の話を軸に
社会問題を浮き彫りにしていく。
ジャパニーズドリームを信じて日本に働きにきても
生活は楽になることはなく
日本人からは不当な差別と侮蔑を受けているブラジル人たち。
憎しみの行き所を失いブラジル人全体を憎み続ける半グレのリーダー・榎本。
妻を早くに亡くして、陶芸の仕事で細々と生計を立てている父・ 誠治は
アルジェリアでプラント技術者として働く息子・学が自慢だ。
そんな父親が大好きな息子は外国人の妻・ナディアを連れて帰郷する。
彼はここに帰ってきて陶芸の仕事を継ぎたいと本気で考えている。
全く接点のないこれらの登場人物がどこでどう関わっていくのだろうか。
物語に引き込まれていった。
それぞれ抱えている問題は違うが、皆一様に守りたいものがある。
ストーリーは重く、暴力シーンは痛々しい。
見ていて気持ちがどんどん重たくなる。
半グレのリーダーが地元の大企業の息子であることから
ヤクザも彼に媚びへつらい、警察も手出しが出来ないとは!
大切な家族を失った誠治は、マルコスとエリカを守るため
命を賭けた勝負に出る。
それにしても、役所広司より5歳年下である佐藤浩一の老け方に愕然とした。
痩せこけてお爺さんにしか見えなかった。。。(ショック)
小さなことからコツコツと
投稿日
2024/05/12
レビュアー
ビンス
知らない
見えない
わからない
全ては「怖い」へ導かれる
怖いから拒絶
怖いから線引き
怖いから隔離
怖いから除外
そこに流れはない
流れは絶たれ
滞り
腐っていく
世間は色々言うけれど
それは全て対岸の火事で
相手の嫌なことはしない
なんて考えて生きている人なんて
それを常に最優先に出来る人なんて
きっとそれほど多くない
言うは易し行うは難しなのだ。
それはこれまでも変わらず
きっとこの先も。
ジョン・レノンは
「イマジン」を世に出した際
「理想家」と批判された。
そんな時代から
人はそれほど変わってない。
「イマジン」で唄われた世界に
本当になったらいいけど
そうはならないということを
人はもう気付いてる。
でもだからこそ
小さなことからコツコツとだし
西川きよしリスペクトだし
人は変わっていかなければならない
無限の伸びしろを有した生き物として。
およそ280万人の外国人が暮らしている
現在の日本
国籍や文化など
「違い」を利用するのではなく
受け入れて知る喜びとして
自らに蓄えれるような
そんな人間になりたいものです。
そして外国人には
日本を利用するのではなく
日本を愛してほしいですね。
単なる暴力映画
投稿日
2023/06/22
レビュアー
小谷野敦
ブラジル人とかアルジェリアとかを出して国際問題映画にしようとしたらしいが、それが有機的に働いていないために単に暴力描写がエグいだけのあと味の悪い映画になってしまった。
日本版「グラントリノ」
投稿日
2023/05/04
レビュアー
じゃじゃまる
役所広司主演「ファミリア」を見ました。
共演吉沢亮、佐藤浩市、室井滋、中原丈雄、松重豊、MIYAVI(ヘルドッグスにも出てました)、あとはオーデションで受かったブラジル人の方たちです。
陶器職人の神谷誠治は妻を早くに亡くし、山里で一人暮らし。
時々幼馴染の刑事が訪ねてくるぐらい。
アルジェリアに赴任中の息子が難民出身の女性ナディアと結婚し1時期国をした。
ある日半グレに襲われて逃げ込んできた青年マルコスを助けたことにより、誠治たちはブラジル人たちと交流するが。。
移民差別とかそういう話かと思ったんですが、半ぐれに理不尽に狙われるブラジル人たちの話と、もう一方ではアルジェリアで起きた事件とが同時進行で進んでいく話です。
主人公の誠治はあっさりとすべてをフラットに受け入れます。
自分も孤児で苦労したという過去があるからでしょう。
見てて、実は結構つらいです。
やっぱ素晴らしいのは役所広司。随所で胸を衝かれて、泣きました。(すぐ泣く)
作品的には日本版「グラントリノ」です。(実はちょっとこれは予感した)
民族同士がいがみ合っても憎しみしか生まれない、”ファミリア”のように寄り添って生きていこうという話でと思いました。
最後に誠治がマルコスと窯をのぞくのですがそれは明日への未来かもしれません。
あ〜やっぱり役所広司と佐藤浩市はサイコーっす。
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