ふたりのマエストロ / イヴァン・アタル
ふたりのマエストロ
/ブリュノ・シッシュ
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全体の平均評価点: (5点満点)
(4)
解説・ストーリー
ふぞろいな家族の再起を描いたドラマ。父も息子も、パリの華やかなクラシック界で活躍する指揮者の親子。ある日、父のフランソワ・デュマールに世界最高峰“ミラノ・スカラ座”の音楽監督就任を依頼する電話があり、家族全員が祝福するが…。 JAN:4589921417082
ふぞろいな家族の再起を描いたドラマ。父も息子も、パリの華やかなクラシック界で活躍する指揮者の親子。ある日、父のフランソワ・デュマールに世界最高峰“ミラノ・スカラ座”の音楽監督就任を依頼する電話があり、家族全員が祝福するが…。 JAN:4589921417082
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「ふたりのマエストロ」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
ふぞろいな家族の再起を描いたドラマ。父も息子も、パリの華やかなクラシック界で活躍する指揮者の親子。ある日、父のフランソワ・デュマールに世界最高峰“ミラノ・スカラ座”の音楽監督就任を依頼する電話があり、家族全員が祝福するが…。 JAN:4589921417082
「ふたりのマエストロ」 の作品情報
「ふたりのマエストロ」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
ふたりのマエストロの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
88分 |
日 |
仏:ドルビーデジタル5.1ch |
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
PG-12 |
GADR2708 |
2024年02月02日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
13枚
|
1人
|
5人
|
ふたりのマエストロの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
88分 |
日 |
仏:ドルビーデジタル5.1ch |
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
PG-12 |
GADR2708 |
2024年02月02日
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在庫枚数 |
1位登録者: |
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|
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ユーザーレビュー:4件
『マエストロ(ズ)』、父と息子の厄介な関係
(2022年製作/88分/PG12/フランス)
父も息子も、パリの華やかなクラシック界で活躍するオーケストラ指揮者。
父親であるフランソワ(ピエール・アルディティ)はもう40年も活躍しているベテランだ。
しかし業界での評価は息子のドニ(イヴァン・アタル)のほうがいいらしく、ドニはフランスのグラミー賞と言われるヴィクトワール賞を獲得することになった。
その授賞式に父の姿はない。(同じ業界に生きているために、互いのことを競争相手として見てしまい、素直になれないものを抱えているのだろうか。)
さて、ある日、父フランソワの元に電話があり、ミラノ・スカラ座の音楽監督に内定したとの連絡。
それが長年の夢だったフランソワは欣喜雀躍して喜ぶ。孫に高価なチケットを買ったり奥さんにも宝石をプレゼントするが・・・。
実はそれが秘書の間違いで、本当は息子ドニに依頼されるはずだったのだ。
当のドニに父親へ話してくれと頼まれても、ドニは困惑するばかり。
浮かれ立って回りに吹聴してまわってたのに、ただの勘違いでしたなんて、言えるはずもないじゃん。ツライ。
(てか、ドニさん本来もっと喜んでいい場面だよね。)
事実を知った父が息子に言うことには、「お前は俺の本当の子供じゃないかもしれない」
え、ナニその展開。その言葉の深い説明もなく、話は驚きのエンディングになる。
『マエストロ(ズ)』・・ズ?(笑)
もちろん、演奏シーンは素晴らしかったです。
88分のあっさりした話である。ブラームスの『間奏曲第7番』はじめ、モーツァルト、ラフマニノフの聞き覚えのある演奏シーンも多いので、
時間的にドラマ部は深堀りできなかったかもしれない。なんなら、息子ドニの恋人のエピソードはいらなかったと思う。
難聴の彼女を迎えにゆくのにアパルトマンの外で大太鼓を鳴らすシーンは「バカにしてんのか!?」と思った。
あと、この映画でモーツアルトの宗教音楽ヴェスペレスに含まれる「ラウターデ・ドミヌム」という美しい曲を知ったのでそこは嬉しい。
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音楽を単なる飾りにしてしまったヒューマンドラマ
タイトルや予告編から、どんな音楽映画だろうと楽しみにしていたのですが、残念なことに、これは音楽映画とは呼べないかなあというのが正直な感想。親子の和解(ついでに夫婦、恋人との和解)を主題にしたヒューマンドラマで、主人公が音楽家という設定のため、確かに多くのクラシック曲が使われているけれど、ほとんどが耳に快いさわり部分だけの、物語を彩る単なる飾り扱いで、音楽が大切にされているとは思いません。オープニングとエンディングはともかく、本編でまともに演奏されているのは、終幕の「フィガロの結婚」序曲ぐらい。(後述するように、それにも疑問が多々あり。)ストーリーと音楽が親和的にシンクロしていない。
父親のフランソワは40年のキャリアを誇る重鎮の指揮者だが、すでに最盛期を過ぎている。親子の確執があるうえに、指揮者としてライバル関係でもある息子のドニは、ヴィクトワール賞を受賞したばかりの気鋭の指揮者で将来を嘱望されている。ドニに連絡するはずの「スカラ座」の新しい音楽監督への就任依頼が、間違ってフランソワに届いたことから、長年の夢が叶ったとフランソワは有頂天になる。一方、ドニは、スカラ座の総裁に呼び出され、改めて就任を依頼されたうえ、間違って伝えられた父親にこの事実を告げてほしいと頼まれる。これを契機として、結局父と息子は本音で口論し、隠されていた親子の秘密が明らかになる。
この映画をサプライズの形で終らせたかったのかどうか(カバー写真ですでにネタバレだと思うけれど)、父と息子の和解に至る経過のシーンはまったく描かれないまま、いきなり終幕でふたりの和解が演出されている。「スカラ座」という伝統も格式もある劇場での、ドニの音楽監督就任記念となる晴れやかなお披露目コンサートであるのに、これはあり得ないのではないか。オーケストラとリハーサルするでもなく、楽屋に姿を見せるでもなく、突然舞台に登場する父親。それまでの過程は自由に想像して下さいだとしても無理がある。時間芸術である音楽の舞台は、演奏家にとっても観客にとっても二度と再現できない一期一会の無二の場である。そんな厳しい真剣勝負の世界を親子の和解のために都合よく利用するなんて。
船頭多くして船山に上るという諺もある。ふたりの指揮者を前にすれば、よっぽど綿密なリハーサルをしたとしても、オーケストラだって当惑してしまうだろう。互いにプロの指揮者としての矜持があるはずのフランソワとドニが、曲の解釈で和気あいあいと妥協するようにも思えない。フランス映画らしく、衣装や美術は趣味が良くとても洒落ていて、ヒューマンドラマとしては悪くないと、それまで楽しく鑑賞していたが、この結末には呆然として、混乱したまま終ってしまった。音楽は最後までヒューマンドラマの添え物だったということなのかもしれない。
予告編でも使用曲の紹介がされているけれど、いい曲揃いなので、聴きたい場合もあるかと、使用された順に書き留めておきます。
*父親がレコードをかけるシーンからオープニングへ ドヴォルザーク「母が教えてくれた歌」
*恋人と迎える朝、ドニがピアノを弾いているシーン ブラームス「間奏曲」第7番イ短調(後半でドニが息子マチューにピアノを教える場面でも使われています。)
*父親が乗るタクシーで放送される曲 モーツアルト「ヴァイオリン協奏曲」第5番第1楽章
*父親の指揮によるオケの練習場面 ベートーヴェン「第9交響曲」第2楽章
*ドニが小澤征爾の指揮の動画をパソコンで観るシーン カッチーニ「アヴェ・マリア」
*恋人ヴェルジニがスタジオで録音している曲 シューベルト「セレナーデ」(歌曲からの編曲で、エンディング曲としても使用されている。)
*レベッカのリサイタル ラフマニノフ「ヴォカリーズ」(これも元は歌曲で、ヴァイオリンのソロに加えて、第1、第2ヴァイオリン、ビオラ、コントラバス、チェロという5人編成で演奏されている。)
*ドニの指揮でスタジオで歌手やオケと録音中の曲 モーツアルトの宗教曲「ラウダーテ・ドミニム」(ラテン語で「主を讃えよ」という意味)
*ドニが自宅でマチューにピアノを教える場面 前述した「間奏曲」
*問題のスカラ座でのドニ初演の曲 モーツアルト「フィガロの結婚」序曲
*エンディング 前述の「セレナーデ」
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息子には超えられたくない父親のプライド
これはとても良かった。
親子ともに著名な指揮者である父フランソワと息子ドニ。
二人の間に何があったのかは不明だが
その関係は長年うまくいっていないことが冒頭で判る。
息子が指揮者として最高の栄誉である賞を受賞したその授賞式に
父の席は空席となっていた。
父は息子に超えられるのを恐れ
息子は父を超えてしまうことに戸惑いと躊躇がある
二人のプライドと心の揺れが繊細に描かれて
感動のラストシーンへと向かう。
それにしても、電話を間違えたのはスカラ座側なのに
ドニに父親に間違えであったことを話せ、とかそりゃないよね?
普通は菓子折りの一つも持って、頭下げに会いに行くのが大人の対応なのでは?
スカラ座ってそんなに高飛車なのか?って思った。
あと、今は亡き小澤征爾さんの映像も登場。
劇中で「スカラ座でブーイングされるとオザワのように大成するんだ」
みたいな台詞があって、日本人として誇らしかった。
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色々あるけど人生は美しいのだ
投稿日:2024/05/20
レビュアー:Yohey
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
レビューを表示する
フランス映画だなあという感じ。愛はあるんだけど、表面的なことばかりではなく色々と複雑で。
有名な指揮者親子に起きた騒動。お互いがずっと色々なわだかまりを持ちつつ生きてきた。それがあることが起きたことによって、今までのたまっていた感情が入り乱れる。
親子、いや家族か。それって難しいものなんだなと改めて思う作品でした。
最後は裏切らない、よい仕上がり。いいねえ。
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ユーザーレビュー
『マエストロ(ズ)』、父と息子の厄介な関係
投稿日
2024/02/04
レビュアー
くまげらの森
(2022年製作/88分/PG12/フランス)
父も息子も、パリの華やかなクラシック界で活躍するオーケストラ指揮者。
父親であるフランソワ(ピエール・アルディティ)はもう40年も活躍しているベテランだ。
しかし業界での評価は息子のドニ(イヴァン・アタル)のほうがいいらしく、ドニはフランスのグラミー賞と言われるヴィクトワール賞を獲得することになった。
その授賞式に父の姿はない。(同じ業界に生きているために、互いのことを競争相手として見てしまい、素直になれないものを抱えているのだろうか。)
さて、ある日、父フランソワの元に電話があり、ミラノ・スカラ座の音楽監督に内定したとの連絡。
それが長年の夢だったフランソワは欣喜雀躍して喜ぶ。孫に高価なチケットを買ったり奥さんにも宝石をプレゼントするが・・・。
実はそれが秘書の間違いで、本当は息子ドニに依頼されるはずだったのだ。
当のドニに父親へ話してくれと頼まれても、ドニは困惑するばかり。
浮かれ立って回りに吹聴してまわってたのに、ただの勘違いでしたなんて、言えるはずもないじゃん。ツライ。
(てか、ドニさん本来もっと喜んでいい場面だよね。)
事実を知った父が息子に言うことには、「お前は俺の本当の子供じゃないかもしれない」
え、ナニその展開。その言葉の深い説明もなく、話は驚きのエンディングになる。
『マエストロ(ズ)』・・ズ?(笑)
もちろん、演奏シーンは素晴らしかったです。
88分のあっさりした話である。ブラームスの『間奏曲第7番』はじめ、モーツァルト、ラフマニノフの聞き覚えのある演奏シーンも多いので、
時間的にドラマ部は深堀りできなかったかもしれない。なんなら、息子ドニの恋人のエピソードはいらなかったと思う。
難聴の彼女を迎えにゆくのにアパルトマンの外で大太鼓を鳴らすシーンは「バカにしてんのか!?」と思った。
あと、この映画でモーツアルトの宗教音楽ヴェスペレスに含まれる「ラウターデ・ドミヌム」という美しい曲を知ったのでそこは嬉しい。
音楽を単なる飾りにしてしまったヒューマンドラマ
投稿日
2024/04/07
レビュアー
hinakksk
タイトルや予告編から、どんな音楽映画だろうと楽しみにしていたのですが、残念なことに、これは音楽映画とは呼べないかなあというのが正直な感想。親子の和解(ついでに夫婦、恋人との和解)を主題にしたヒューマンドラマで、主人公が音楽家という設定のため、確かに多くのクラシック曲が使われているけれど、ほとんどが耳に快いさわり部分だけの、物語を彩る単なる飾り扱いで、音楽が大切にされているとは思いません。オープニングとエンディングはともかく、本編でまともに演奏されているのは、終幕の「フィガロの結婚」序曲ぐらい。(後述するように、それにも疑問が多々あり。)ストーリーと音楽が親和的にシンクロしていない。
父親のフランソワは40年のキャリアを誇る重鎮の指揮者だが、すでに最盛期を過ぎている。親子の確執があるうえに、指揮者としてライバル関係でもある息子のドニは、ヴィクトワール賞を受賞したばかりの気鋭の指揮者で将来を嘱望されている。ドニに連絡するはずの「スカラ座」の新しい音楽監督への就任依頼が、間違ってフランソワに届いたことから、長年の夢が叶ったとフランソワは有頂天になる。一方、ドニは、スカラ座の総裁に呼び出され、改めて就任を依頼されたうえ、間違って伝えられた父親にこの事実を告げてほしいと頼まれる。これを契機として、結局父と息子は本音で口論し、隠されていた親子の秘密が明らかになる。
この映画をサプライズの形で終らせたかったのかどうか(カバー写真ですでにネタバレだと思うけれど)、父と息子の和解に至る経過のシーンはまったく描かれないまま、いきなり終幕でふたりの和解が演出されている。「スカラ座」という伝統も格式もある劇場での、ドニの音楽監督就任記念となる晴れやかなお披露目コンサートであるのに、これはあり得ないのではないか。オーケストラとリハーサルするでもなく、楽屋に姿を見せるでもなく、突然舞台に登場する父親。それまでの過程は自由に想像して下さいだとしても無理がある。時間芸術である音楽の舞台は、演奏家にとっても観客にとっても二度と再現できない一期一会の無二の場である。そんな厳しい真剣勝負の世界を親子の和解のために都合よく利用するなんて。
船頭多くして船山に上るという諺もある。ふたりの指揮者を前にすれば、よっぽど綿密なリハーサルをしたとしても、オーケストラだって当惑してしまうだろう。互いにプロの指揮者としての矜持があるはずのフランソワとドニが、曲の解釈で和気あいあいと妥協するようにも思えない。フランス映画らしく、衣装や美術は趣味が良くとても洒落ていて、ヒューマンドラマとしては悪くないと、それまで楽しく鑑賞していたが、この結末には呆然として、混乱したまま終ってしまった。音楽は最後までヒューマンドラマの添え物だったということなのかもしれない。
予告編でも使用曲の紹介がされているけれど、いい曲揃いなので、聴きたい場合もあるかと、使用された順に書き留めておきます。
*父親がレコードをかけるシーンからオープニングへ ドヴォルザーク「母が教えてくれた歌」
*恋人と迎える朝、ドニがピアノを弾いているシーン ブラームス「間奏曲」第7番イ短調(後半でドニが息子マチューにピアノを教える場面でも使われています。)
*父親が乗るタクシーで放送される曲 モーツアルト「ヴァイオリン協奏曲」第5番第1楽章
*父親の指揮によるオケの練習場面 ベートーヴェン「第9交響曲」第2楽章
*ドニが小澤征爾の指揮の動画をパソコンで観るシーン カッチーニ「アヴェ・マリア」
*恋人ヴェルジニがスタジオで録音している曲 シューベルト「セレナーデ」(歌曲からの編曲で、エンディング曲としても使用されている。)
*レベッカのリサイタル ラフマニノフ「ヴォカリーズ」(これも元は歌曲で、ヴァイオリンのソロに加えて、第1、第2ヴァイオリン、ビオラ、コントラバス、チェロという5人編成で演奏されている。)
*ドニの指揮でスタジオで歌手やオケと録音中の曲 モーツアルトの宗教曲「ラウダーテ・ドミニム」(ラテン語で「主を讃えよ」という意味)
*ドニが自宅でマチューにピアノを教える場面 前述した「間奏曲」
*問題のスカラ座でのドニ初演の曲 モーツアルト「フィガロの結婚」序曲
*エンディング 前述の「セレナーデ」
息子には超えられたくない父親のプライド
投稿日
2024/04/01
レビュアー
飛べない魔女
これはとても良かった。
親子ともに著名な指揮者である父フランソワと息子ドニ。
二人の間に何があったのかは不明だが
その関係は長年うまくいっていないことが冒頭で判る。
息子が指揮者として最高の栄誉である賞を受賞したその授賞式に
父の席は空席となっていた。
父は息子に超えられるのを恐れ
息子は父を超えてしまうことに戸惑いと躊躇がある
二人のプライドと心の揺れが繊細に描かれて
感動のラストシーンへと向かう。
それにしても、電話を間違えたのはスカラ座側なのに
ドニに父親に間違えであったことを話せ、とかそりゃないよね?
普通は菓子折りの一つも持って、頭下げに会いに行くのが大人の対応なのでは?
スカラ座ってそんなに高飛車なのか?って思った。
あと、今は亡き小澤征爾さんの映像も登場。
劇中で「スカラ座でブーイングされるとオザワのように大成するんだ」
みたいな台詞があって、日本人として誇らしかった。
色々あるけど人生は美しいのだ
投稿日
2024/05/20
レビュアー
Yohey
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
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フランス映画だなあという感じ。愛はあるんだけど、表面的なことばかりではなく色々と複雑で。
有名な指揮者親子に起きた騒動。お互いがずっと色々なわだかまりを持ちつつ生きてきた。それがあることが起きたことによって、今までのたまっていた感情が入り乱れる。
親子、いや家族か。それって難しいものなんだなと改めて思う作品でした。
最後は裏切らない、よい仕上がり。いいねえ。
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