利休にたずねよ

雷が轟く中、秀吉の命により３０００もの兵士が千利休の屋敷を取り囲みます。間もなく切腹で自らの命を絶とうとしていた利休（市川海老蔵）は、妻・宗恩（中谷美紀）の「ずっと想いし人がいらしっしゃたのでは？」という言葉で、過去に想いを馳せます。

利休の美意識は、過去の悲恋をベースにして、身を焦がすような恋から来ていると、熱い思いで描いています。
革新的な利休像に驚きです。その源を悲恋とする解釈も面白いです。
「美は私が決めること」。傲慢な言葉に秘められた自信はどんな権力者を前にしても、決して媚びたりしません。
ひたすら己が考える美を追究していながら、利休がその美を思う心の奥底には、情熱に満ちた若き日の思い出を隠し持っていたからなのかもしれません。

満月の夜、信長は芸術作品の品定めをしています。遅れて来た利休は、すうっと黒い角盆を差し出します。「この様な品を殿にお見せするとは？」と家臣に咎められれも気にする訳でもなく、縁側へ進み障子をそおっと開けます。満月が輝いている中、懐から水筒を取り出し、角盆に水を注ぎます。すると信長は笑みを浮かべます。何事かと盆を覗き込んだ秀吉が見たのは、角盆の上の水面に揺れる満月でした。
角盆に張られた水に映った満月が再現されるシーンに、利休の世界観が凝縮されていたように感じました。

海老蔵の魅力が満載で、 所作の美しさにため息が出ました。
故・市川団十郎との父子共演も見ものです。
劇中で使われる茶器は、利休が実際に使用したものを始めとして、本物の茶の名器が使われるなど、本物のこだわりが凄いですね。

とにかく長くつらく感じた映画。
腰が痛くなった。

原作は傑作といわれている山本兼一の「利休にたずねよ」私は未読です。
それにしてもこの映画、モントリオール世界映画祭　最優秀芸術貢献賞　受賞とのことですが。
利休の名前となんとなく日本のわびさびに対しての賞であって、映画への賞ではないような。

ときおりハッとするほど美しいシーンはあるのだが、それだけ。

「全く新しい利休がここに誕生する」というふれこみですが、大体において、こういう奇をてらった作品にロクなものはない。
海老蔵と 市川團十郎最後の親子共演は確かにみどころであり、二人が似ていることをしみじみと感じた。

時間軸が数年単位ですすんでいくのも、ぶつ切りのような印象をうける。

海老蔵は悪くはないけど、坊主頭のほうがいいね。
利休の若いころが髪が普通にあるんだけど、なんとも違和感がある。
しかも似合わない。
あのストーリーは本当のことなのかな。
韓国の女性と利休が命がけの逃避行をする。
そのはじまり方も唐突で、「え？ここで？」という切り口。
違和感ありあり。

中谷美紀はなかなか良かったと思う。
かなり地味。

利休に何を尋ねたらいいのか、さっぱりわからない映画。
「美の本質に迫る極上のミステリーにして究極のラブストーリー」
とチラシに書いてあるが、どこがミステリーだったのかも、まったくわからない。

苦痛なだけの時間だった。
利休のわびさびのファンの私にはまったくもってガッカリです。

日本アカデミー賞と「ボクらの時代」で出演者の人達のインタビューを見て興味がわき借りました。海老蔵さんのこういう役合ってると思います。良かったです。奥さん役の中谷美紀さんも良かったです。伊勢谷さんの信長役も良かったです。利休の美のこだわりを知れたきがします。
豊臣秀吉によって命を絶つのは知っていたけど詳しいことは知らなかったので色々な面を知れて良かったです。想い人の話は本当なのかなと思いました。実話なんでしょうか？海老蔵親子で出ているのも驚き良かったです。
日本の美、わびさびが私にはまだまだ分からないけど少しだけ勉強になりました。日本の茶道ってすごいなと思いました。茶道のことって全然知らないけど利休さんのことは日本人なら歴史で習うし名前だけはみなさん知ってると思うから茶道をある意味国民に知らせた人だと思うとすごいなと思いました。
秀吉さんに最後には疎まれたのがかわいそうでした。人は地位や名誉をつかむとどんな立派な人でも変わってしまうのかなと改めて思いました。茶器とか見ても全然分からないけど、引き込まれる美しさもありました。静かな映画で見終わって少し悲しいというか寂しい気持ちになりました。
日本の美に興味をもちました。お茶を久しぶりに飲みたくなりました。

利休にたずねよ

信長に支え、秀吉を支えるが、天下人になった秀吉に利休の考えは邪魔になり切腹を命じられる所から始まる。

切腹から遡り利休の生き方や考えを徐々に見せていく。

また斬新な茶の新しい精神に出生する利休に物申す者の妬みや陰謀が渦巻く。

77D点

★彡何故ここまで力をつけたのかよくわかりませんね～。利休が主役の映画だから少し大袈裟なのかとも思いました。

宗教的な真の強さのあるブレない男は人の癒しになるの事と、ねたみを買う事の両方なのですね～

結局要領良く生きようようと軽い私はただの一般人ですね(>_<)

器が小さい(T_T)…
★彡うまくまとめた（笑）

海老ちゃん主演「利休にたずねよ」を見ました

茶道をきわめた利休

しかしなぜか権力にちかずきすぎ処刑されます

この映画は利休独特の美意識が主流です

美しいお盆に写る月

手に持つことのできない美

「わたくしが伝説を作ります」

彼の独特の美意識に見入られる諸大名

それを恐れる秀吉

前半は彼独特の美意識で芸術的な仕上がりなんですが後半、いきなり俗っぽくなる

オイオイ、韓国人を売り飛ばすなんて史実あるのか？とここでガクッときました

この監督、秀吉嫌いなんだなと思わせる人物像の描き方(笑)

こんなに酷いやつだったのか(笑)

「清須会議」観た後だと違和感あります

まあ前半だけ楽しんでください。