「邦楽JAZZ」のレビュー一覧
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ジャズのことは考えず、“This Is 昭和”を楽しもう・・
- 掲載日:
- 2026年04月04日
- レビュアー:
- 小村せいよう
11PM〜ハモンド・オルガンの魅力/小曽根実トリオ / 小曽根実トリオ
昭和のオヤジには懐かしの深夜TV番組「11PM」のレギュラーバンドのアルバムだが、
知る人ぞ知るジャパニーズ・スキャットの重鎮、岡崎広志と伊集加代子の例のオープニングテーマ、
「シャバダバ・シャバダバ〜」はやっていないので、要注意(笑)。
むかし、息子の真さんがTV番組出演した際にお父さんの実さんの過去映像が放送されたのを見たときは、
ふつうのモダンジャズを演奏していたが、このアルバムはジャズスタンダード曲はまったく無しで、
歌謡曲、グループサウンズ、流行った洋楽の曲などが並ぶ・・
すでにその当時から一般向けにレコードを売ろうとした場合は、よく知られた大衆向けの流行りの演奏を選曲して、
アルバム作製したのだろうと考えると、手練れのジャズマン達に対して悲しい気持ちになってしまう・・
ジャズというより、“リードギターのいない哀愁のベンチャーズ”といったほうがわかりやすい。
これはこれで、“This Is 昭和”を楽しめばイイ・・
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邦人ジャズについて回る、「ナゼ」「どうして」・・
- 掲載日:
- 2026年02月06日
- レビュアー:
- 小村せいよう
日本人がジャズを演奏するとわかってしまう、「これ日本人でしょ」・・
最近の日本のジャズは不勉強ながら聴いていないが、どうなのだろうか?進化して更新されているのだろうか?
これは自分だけでなく、ジャズ評論家といわれる著述でも読んだが、やはりそう感じているようだ。
ピアノをはじめ鍵盤楽器、ホーン楽器の演奏では感じられないのだけれど、ドラマーが日本人だと、どうしてもついて回る違和感・・
中村八大はやっぱりパウエル派、松本英彦のテナーは今聴いてもイイ鳴りだし、客演の若き日のナベサダは
パーカーの音色に似ているし、平岡精二のブギを聴くと「学生時代」の作詞・作曲が見えてくるし、聴きどころは満載だ。
以前マイルス追悼の深夜TVで、ジョージ川口さんが「一番衝撃を受けたドラマーはジーン・クルーパーだ」と言っていたが、
やはりモダンというより、スウィングジャズドラマーだという感じがする。
ジャズではめずらしいツーバスドラムが売りだったジョージさんは、縦ノリのビートに聴こえるから時代が時代なら、
ロックドラマーになっていただろうと思うのは考えすぎ?
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大竹さん経由、山下さん行き。
- 掲載日:
- 2025年08月31日
- レビュアー:
- MIGHTY MOE AND JOE
数年前、久々にアナログで再発された、
大竹伸朗さんが率いたJUKE/19の諸作。
「高い再発レコードに今さら手を出すくらいなら、今思えばとても画期的だった
90年代に出たCDボックスを迷わず買っとけばよかった」と
つくづく後悔しながらも、幾つか聴いてみました。
内容は、東京ロッカーズ系とも吉祥寺マイナー系とも異なる、当時の日本の
インディーズ・シーンにおいて屹立したものでとても興味深かったのですが、
それとともに、ファースト・アルバムに付属した大竹さん自身による
ライナーノーツの記述が気になりました。大竹さんがJUKEを結成する
きっかけになった一つが「山下洋輔トリオの『モントルー・アフターグロウ』を聴いて
『ヤバい』と思った」ことなんだそうです。
アートにおいてもロックにおいても、日本の前衛や先端をひた走る大竹さんが
ヤバいと感じる音って、どんなんだろう……そう思い本作、借りてみました。
旧A面は、アイラーの「ゴースト」。
とにかく熱く、しかも硬質でスピード感のある演奏です。
同時期のシュリッペンバッハ・カルテット辺りとも比肩しうると思います。
これには、ヨーロッパの聴衆もさぞかし
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クラリネットの爽快感が伝わってくる。
- 掲載日:
- 2024年11月07日
- レビュアー:
- レンパチ
ワン・ノート・サンバ/谷口英治 meets トリアングロ / 谷口英治 ミーツ トリアングロ
とにかく、楽しい。クラリネットと他の楽器のからみがすばらしい。このCDは録音音質も良い。
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フランスと日韓の交感。
- 掲載日:
- 2024年08月18日
- レビュアー:
- MIGHTY MOE AND JOE
熱狂と歓喜の内に幕を閉じたパリ五輪。
怪しい判定とか性別の問題とか観客のマナーとか
色々と批判はあったにせよ、
自分は総じて良い五輪だったと思っています。
ところで本作、できれば五輪期間中に
聴いておきたかった一枚。
こういう特別なイベントでもないと、
なかなか聴くきっかけが無かったんですよね。
ここ十数年くらいの、フランスのフリージャズの
復刻・再発には目覚ましいものがあります。
90年代、大里俊晴さんや福島恵一さんが
「ジャズ批評」誌で音盤を紹介しておられた記事や、
マーキーの「フレンチ・ロック集成」に
福島さんが書いておられた記事を目にしては
「いいなあ。聴いてみたいなあ。
でも一生、無理だろうなあ」と思っていた、
フランソワ・テュスク、コレット・マニー、ARFI関連をはじめとする
作品群が、今やほぼほぼCDでも手軽に聴ける時代ですからねえ。
ありがたいものです。先日など、テュスクが主宰・実践した
(英語読みで)「インターコミュナル・フリー・ダンス・ミュージック・
オーケストラ」再発の報に触れ「ここまで来たか」と感嘆しました
(カーデ
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