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■DISCAS INTERVIEW■

眞鍋かをり
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ロボットにアレもコレもしてもらいたいな。
 
――

『アンドリューNDR114』はちょっと覚えにくいタイトルですが、ロボットの名前なんですよね。
 
眞鍋

ええ。ロボットの話なので、SFかなあと思って観ていたんですけど、意外にもヒューマンドラマだったので感動してしまいましたね。どこか『A.I.』みたいな話でもありますし。
 
――

もしもこの映画のように、自分の家にロボットがいるとしたら、どんなロボットがほしいですか?
 
眞鍋

映画の中では、見た目がどんどん人間に近くなっていくおじさんロボットなんですよね…。
うーん、私はもっとロボット・ロボットした、人間っぽくないモノがいいです。かといって動物型っていうのは、毛がフサフサ生えていないとあまりかわいくないと思うので。そうなるとやっぱ、機械的な顔をした人間型がいい。
 
――

性別は?(笑)
 
眞鍋

男の子かな?(笑)
 
――

家事用ロボットなので何でもしてくれますよ。
 
眞鍋

何でもしてくれる人が家にいるっていいですよね(笑)。
私は掃除とかも苦手なので、ロボットにお任せしちゃうでしょうね。料理もしてほしいですし。もう一切お任せです! 
けど私が家にいるときにされるとイライラするかもしれないので、できたら留守中にやっておいてほしいという、ワガママなご主人です(笑)。
 
――

変わって、レオナルド・ディカプリオ主演の『ザ・ビーチ』は、伝説の浜辺を目指して孤島を冒険する若者たちの話ですね。
 
眞鍋

これは「ショボイやろうなあ」と思って観始めたら、意外と面白くてハラハラした映画なんです。大学の卒業旅行の計画を友達と立てているときに観たので、リアルなストーリーでもあったし。だから、これを観ると"青春"を思い出しますね。つい最近のこととはいえ。
 
――

卒業旅行はどこに行かれたんですか?
 
眞鍋

この映画といっしょで、タイを考えてたんですよ。私は旅が好きだったし、特に東南アジアがいいなあと思ってたんです。
ところが、私だけ『高校教師』の撮影と重なってしまって行けなかったんですよー!
 
――

じゃあ、眞鍋さんは置いてけぼりで、みんなはタイに行っちゃったんですね(笑)。
 
眞鍋

いえ、なぜかスペインに行っちゃいました(笑)。 私だけが東南アジアを主張してたのかな?
 
――

それは複雑な思いですね(笑)。
これも仲間や友人との間に亀裂が入っていく、ちょっと恐い映画ですよね。
 
眞鍋

そんなこと言わないでくださいよ(笑)。
まあ、とても恐い映画ですけど、私はラストのインターネットカフェでHOTMAILを開くシーンがとても好きで印象的なんです。旅の思い出の写真が恋人から届いていて、いいなーって。それだけでもハッピーエンドだなあ。





自分のDVDは恥ずかしくて見られない。
 
――

今度はご出演作についてお聞きしたいと思います。
『高校教師』では、唯一、まともで明るい役の手島先生※7 を演じられていましたね。
 
眞鍋

キャラクター的には、『ウォーターボーイズ』の佐久間先生※8 とまではいきませんが、ひたすら明るい先生になるよう努めましたね。「普通の人を演じてください」って頼まれましたから(笑)。
 
――

眞鍋さんがお勧めするのは第何話?
 
眞鍋

10話かな。
私と婚約した藤村先生(京本政樹)が、食事中にキレ出すシーンがあるんですね。持ってたナイフを振りかざしたりして。その場面には名言があって、藤村先生が「僕は間違ってるかい?」と聞いて、「いいえ」と私が怯えながら答えると、「間違ってるんだよー!!」って叫ぶんですね(笑)。
それがスタッフ皆の印象に残っちゃって、打ち上げでも京本さんが「僕は間違ってるかーい!?」ってマイクで言って、「間違ってないよー!!」って返すのが流行ってました。
 
――

本番中とはいえ、京本さんの狂気の演技は怖かったでしょ?
 
眞鍋

そうですね、リアルに怖かったですね。普段の京本さんは楽しい人で、そんなことはまったくないんですけど。
小悪魔のような蒼井優ちゃんがとにかく可愛かったのも印象的な現場でした。自分が出ないシーンのときは、前室でモニターを見ていたりするんですが、蒼井ちゃんを見守っていたりしましたから。
 
――

前のシリーズから10年後という設定でしたが、また10年後に『高校教師』が復活することもあるかもしれませんね。
 
眞鍋

どうでしょう? 手島先生も主任になっていたりするのかな?(笑) 
 
――

眞鍋さんのイメージDVDである『カヲリズム』『Sweet Summer』の見所はどこですか?
 
眞鍋

私は自分の出演したイメージビデオは観たことがないんです。 ホント恥ずかしいんです。
え?昨日観たんですか?それはちょっとブルーだな(笑)。
 
――

家族の皆さんが観られたりとかは?
 
眞鍋

どうもデビューの頃のは観ていたらしいですけどね…。
「ホントはこんな子じゃないのに、格好つけちゃって」とか思われそうで、こればっかりは家族にも観られたくないものなんです。
 
――

『カヲリズム』はデビューの頃で、『Sweet Summer』は2002年の制作です。その間に"撮られる"ということに何か変化はありましたか?
 
眞鍋

何も変わってはいないと思います。確かに馴れてはきましたけど、いまだにどう撮られているのか分からずにやってますね、特にビデオの場合は。
 
――

『Sweet Summer』のDVD特典ではショッピングを楽しんでる姿が収められています。
 
眞鍋

結構、衝動買いしちゃいますよ。服とかはその場の勢いで「超カワイイ!」って買っちゃうんだけど、家で着てみると「どこのコンパニオンだよ!」みたいになっちゃって(笑)。そんな風に1回も着ないままになってる服ってたくさんありますよ。
このDVD特典ではどんな服を買ってたんだろう?(笑)


※7:『高校教師』の手島先生
古文の手島先生は職員室のアイドル的存在。他の登場人物が、余命が少なかったり、心に深い傷を追っていたり、なにかと病んでいるなか、唯一健全なキャラクター。授業シーンが1回しかなったので、残念だったとか。
※8:『ウォーターボーイズ』の佐久間先生
男子生徒たちにシンクロを教える新任教師役で出演。練習が始まってすぐに妊娠して休職してしまうが、ラストのシンクロ発表会では赤ん坊と共に現れ、大熱狂する姿が見られる。眞鍋さんの水着姿が見られるだけでも貴重な映画。

★ ★ ★
パソコンが趣味の眞鍋さんは、インターネットでレンタルできるDISCASに「いいですねえ!」と驚かれた様子。話が弾んでくると、時折、口からこぼれてくる四国のイントネーションがとても印象的でした。
眞鍋さんが一緒にDVDを観るというお仲間に、ぜひあなたも入りたいと思ったでしょ?眞鍋さんにいろいろ教えてあげたいと思ったでしょ? まずはこの10枚を観ながら、イメージトレーニングから始めましょう!

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PROFILE
まなべ・かをり
1981年生まれ。愛媛県出身。横浜国立大学卒業の才女。
00年、日テレジェニック2000に選ばれ、雑誌グラビア・CM・バラエティ番組等で爽やかな魅力をふりまいて活躍後、『ウォーターボーイズ』(監督/矢口史靖)での赤ん坊をブンブン振り回す佐久間先生役でスクリーンに初登場。続く『BOM!』(監督/鹿島勤)では一転、担任教師のイジメにあって殻に閉じこもる少女を印象的に好演するなど、女優として活躍の幅を広げつつある。 ボウリング・スポ根ムービー『キューティーガール』(今秋公開)には凄腕の賭けボウラー役で特別出演。18歳から22歳までのエッセイとフォトを集めた『眞鍋を学べ』が全国の書店で発売中。
アンドリューNDR114 ザ・ビーチ 高校教師 Sweet カヲリズム


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